鴫羽掻外歌仙等 元文四年 幸隆筆

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しぎのはねがきかせんとう

写刊・冊数:写1冊

備考:元文4年幸隆筆

ジャンル:和歌

例歌集。誂帙入り。写本一冊。後綴袋綴。表紙寸法14.9×23.03糎(横本)。栗皮表紙。無外題。


本文料紙楮。巻頭に目録(題「鴫羽掻外歌仙等目録」)収載。六歌仙・三十六歌仙・八景歌など38項目の数題和歌を掲げる。不定行×不定字。序跋無し。


うち「明石の巻の内詞」の終わりに「右一巻者幼女頼子依懇望/無他遂以書之与之訖時享保/六年春正月下浣余寒未解/氷硯乖手甚失法則後来/看者敢勿嘲弄云爾/万寿亜相二十四世入木道相承源(花押)」の本奥書、「右一巻去方に山本源右衛門殿之跡/とて有之をかり候て書置候/もの也/元文四巳未十二月二十四日」の書写奥書、また該書の最終丁に「元文四年神無月写之 幸隆」の書写奥書あり。名数和歌二種の合綴本か。印記無し。

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