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男女共同参画推進研修

男女共同参画推進室では、職員が男女共同参画の理念を理解し、各々が仕事のあり方や働き方を考えていけるよう研修を主催しています。

2017年度「男女共同参画推進研修会」レポート

2017年9月15日(金)、2017年度の「男女共同参画推進研修会」を行いました。4回目となる今回の研修会には学園の教職員と役員、計75名に加えて、2月に共同で管理職の「イクボス宣言」を行った日野市から職員13名の参加がありました。

【基調講演】10:00~11:30
「いま求められる理想の人材と働き方 ~生産性向上とワークライフバランス実現に向けて~」
 サイボウズ株式会社 社長室 フェロー 野水 克也氏

まずは基調講演として、働き方改革・組織風土改革に関して多数の講演実績をお持ちのサイボウズ株式会社社長室フェローの野水克也氏に、社会環境の変化や「100人いれば100通りの働き方」を掲げるサイボウズの取り組みについてお話いただきました。「自立」と「多様性」をキーワードに、制度・ツール・風土を変革してきた同社の先進的なアクションやその社風が強く印象に残りました。 

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【他大学・企業訪問報告】11:30~12:00

野水氏の基調講演に続いて、男女共同参画推進室職員による他大学・企業訪問結果報告を行いました。今回は、東京ライフ・ワーク・バランス認定企業に選ばれた実績を持つセントワークス株式会社、また、同じ女子大学で女性研究者支援に積極的な武庫川女子大学の事例を紹介。他大学や企業の優れた制度・施策を知る良い機会となりました。

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【グループワーク】13:00~14:50

午後は「業務改善」と「生産性向上」をテーマにグループワーク。部署ごとに「業務改善策と内容」を決めて、現状の課題及び業務改善内容、期待される効果や実現方法・手順等を検討しました。最後は、所属長に向けたプレゼンテーションを全員で共有し、常務理事の講評を受けました。

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実践女子学園・日野市合同「イクボス管理職研修会」

2017年2月14日(火)、日野市と本学園の管理職職員を対象に、合同で「イクボス管理職研修会」開催。両トップに続き、管理職99名が「イクボス宣言」を行いました。

この「イクボス管理職研修会」は、昨年5月に両トップが共同で行った「イクボス宣言」を受け、宣言に共通して謳われている“組織内にイクボスを増やす”ことを推し進めるために、実践女子大学日野キャンパスで開催されたもの。基調講演の講師に、イクボス宣言立会人・安藤哲也氏が代表を務めるNPO法人ファザーリング・ジャパンから、同理事・林田香織氏を招き、日野市75名と本学園24名の管理職が研修を受講しました。

講演「イクボスはなぜ必要か」16:05~17:25
ファザーリング・ジャパン理事 林田 香織氏

林田氏は「イクボスはなぜ必要なのか」をテーマに、子育て世代である自身の経験も踏まえて講演され、誰でもがワーク・ライフ・バランスを大切にすることの重要性、イクボスに必要な覚悟やコミュニケーションについて紹介。受講した管理職は、多様なライフスタイルを尊重するイクボス式マネジメントを学びました。

研修後、全ての参加者が、名刺サイズで作られた「イクボス宣言カード」を記入。長時間労働の削減、休暇取得の促進、職場内コミュニケーションの向上などを目指したそれぞれの行動宣言を行いました。今後、日野市と本学園の管理職は、このカードを携帯してイクボスを常に意識するとともに、自らが男女共同参画社会実現に貢献していくことを再確認しました。

画像イメージ林田氏の講演でイクボス式マネジメントを学びます

画像イメージ参加した両管理職99人がイクボス宣言

 

2016年度「男女共同参画推進研修会」レポート

2016年9月12日(月)、2016年度の「男女共同参画推進研修会」を行いました。3回目となる今回の研修会には学園の教職員73名に加え、5月に共同で「イクボス宣言」を行った日野市から職員10名の参加がありました。

【講演】10:10~11:40
株式会社東レ経営研究所 ダイバーシティ&ワークライフバランス推進部長
宮原 淳二氏

午前の部は、女性活躍推進、ダイバーシティ、ワーク・ライフ・バランスについて多くの講演実績をお持ちである株式会社東レ経営研究所の宮原淳二氏にご講演いただきました。宮原氏は、現在、内閣官房全て女性が輝く社会づくり推進本部「暮らしの質」向上検討会の座長を務められ、また、国立市の男女平等推進委員でもあります。

講演では、ワーク・ライフ・バランスの必要性、イクボスのススメ、⼥性職員の育成・キャリア形成支援について、DVDを視聴してのケーススタディや行政機関・民間企業の事例紹介などを交えて、分かりやすくお話しいただきました。

画像イメージWLB実現に向け行動を起こすことが重要と語る宮原氏

画像イメージミニワークやケーススタディで理解を深めました

【グループワーク】13:00~16:00

午前の講演を受け、ワーク・ライフ・バランス実現に向けた行動宣言(アクションプラン)を作成するグループワークを行いました。年齢・性別・部署・職位の異なるメンバーで編成した5~6名のグループに別れ、各々の行動宣言を共有。活発にディスカッションしながら、グループの宣言にまとめていきました。他のグループの発表や宮原氏の解説を聞き、ワーク・ライフ・バランス実現のため、実際に行動に移そうという思いが一層強くなりました。

画像イメージ様々な視点からアイディアが出されました

画像イメージグループ毎に発表を行い行動宣言を共有

各グループから出された行動計画(アクションプラン)の例
  • 日中2時間程度、電話・メール等を控えて集中する「サイレントタイム」の導入
  • 17:00以降の会議やミーティング開催、業務依頼等を禁止
  • その日15:00までにやったこと、17:00までにやること話す「15:00ザンゲ」の実施
  • 帰宅時間を宣言し、PCモニタの上に貼る「カエルカード」の作成
  • 有給休暇の年間取得計画の作成、アニバーサリー休暇の取得
  • プライベートな情報を共有する「ランチ交流会」や「社内レクリエーション」の開催
主な感想
  • 誰もが時間制約のある働き方をせざるを得ない状況になりうるということを理解し、自分事として捉えていくべきだと思いました。
  • 介護、育児だけでなく、自分の生活の充実と業務改善に向けた取組みを、日頃から注意、意識しなければならないと感じました。
  • 他グループのアクションプランからも学ぶことが多くありました。残業が当たり前の風土改革、コミュニケーション活性化への取り組みの重要性をあらためて感じました。
  • 様々な価値観を持つ集合体(職場)でワーク・ライフ・バランスを推進していくには、家庭のこと、趣味のことといった仕事以外の話でもコミュニケーションをとることが不可欠だとあらためて感じました。

 

2015年度男女共同参画推進職員研修会(2015年9月14日)レポート

ワークライフバランスを実現する職場環境の構築に向けて

 2015年9月14日(月)、実践女子大学男女共同参画推進室による職員研修会「ワークライフバランスを実現する職場環境の構築に向けて」を、日野キャンパスにて行いました。男女共同参画に関する職員研修会は、昨年に続き2回目です。参加者は75名。多くの職員が研修会に参加しました。

【講演1】10:00~11:30
「日本の男女共同参画を取りまく現状、課題、そして、今後について」
男女共同参画会議議員・一般財団法人女性労働協会会長兼専務理事 鹿嶋 敬氏

 午前中、昨年度まで本学の教員であった鹿嶋敬氏より、男女共同参画推進に関する講演をしていただきました。鹿嶋氏は長らく男女共同参画会議議員を務められ、現在は、内閣府の計画策定専門調査会会長として、新たな「第4次男女共同参画基本計画」の策定に取り組まれています。
 鹿嶋氏は、そうした内閣府での経験や企業などとの豊富なかかわりをもとに、男女共同参画に関する現状や今後の課題について詳しくお話されました。また、本学が男女共同参画を推進するために取り組むべき課題や方向性についても助言をしてくださいました。

—鹿嶋氏の言葉より—
 政府も女性の活躍を最重要課題としている。しかし、そのためには高度経済成長期に形成された男性中心型労働慣行の変革が必要となる。長時間労働の削減、ポジティブアクションによる男女格差の是正など、男女ともに働き方・暮らし方・意識の変革が必要である。その際の具体的取り組みについて、政策・法律などに基づいて事業主行動計画の策定が必要となる。それは大学も例外ではない。

画像イメージ具体的な目標設定が大事であると語る鹿嶋氏

画像イメージ「第4次男女共同参画基本計画」について説明を受けました

【講演2】13:00~14:30
「ワークライフバランスを実現する職場環境の構築に向けて—少子化・女性活躍時代におけるイクボスのすすめ—」
ファザーリング・ジャパン代表 安藤 哲也氏

 午後は、NPO法人ファザーリング・ジャパン代表の安藤哲也氏より、ワークライフバランスをどう進めるかについてお話いただきました。安藤氏は9回の転職を経て、2006年に「NPO法人ファザーリング・ジャパン」を設立。「父親であることを楽もう」をモットーに、ワークライフバランスや男女共同参画の推進めざして、様々な取り組みをなさっています。
 安藤氏は、実践的に現場にかかわっているご経験から、男性の育児参加やワークライフバランスの重要性、上司のあり方などについて、ユーモアを交え、楽しく話してくださいました。

—安藤氏の言葉より—
 「子供が生まれます」と部下が報告したとき、「それは、バリバリ働かなきゃな!」と応じるのは残念なダメボス。「これからは子どもとママのために時間を使うんだよ」と言えるのがイクボス。
 イクボスは、ファッションセンスが良く、人生を楽しんでいて、もちろん仕事もでき、部下の家族構成についても知っている。ダメボスは、皆勤賞ホルダーのナルシストで、家族に嫌われ、家がホームではなく、アウェーになっている。
 経済が右肩上がりで、男が外で長時間労働、女は家を守るという時代はとっくに終わっている。少子高齢化はこの先止まらない。そうした中、父親が育児にかかわるメリットは多い。男女共同参画は男性の意識改革が決め手。いわばOSのバージョンアップである。それをなしえたものが、生き残る。
 企業は、モーレツ社員を求めるより、ワークライフバランスで従業員の満足度、健康度、ロイヤリティをあげることにより、生産性向上、利益拡大ができる。モーレツ社員の頑張りは「合成の誤謬」を生むばかり。女性活躍・イクメン・イクボスが、これから時代の3点セットである。

画像イメージ仕事も育児も楽しむパパになろうと語る安藤氏

画像イメージ意識を変えてイクボスを目指そう!

【グループワーク】14:30~17:00
  テーマ1:なぜワークライフバランスを実現できないか
  テーマ2:ワークライフバランスを実現するためにはどうしたらいいか

 鹿嶋氏と安藤氏の講演の後、75名の職員が7つのグループに分かれ、上記のテーマ1と2について個人ワークとグループワークをおこないました。お二人の講演を聞いたことによって、たくさんの新たな知識を得て、活発に意見交換をすることができました。この研修会を通じて、ワークライフバランスの実現に一歩近づいた気がします。

【主な感想】
  • 男性にとって、大きな意識改革の機会となった。
  • 自分自身も男女共同参画、ワークライフバランスを意識しながら仕事をしていきたい。
  • 自分の趣味などに時間をかけ、自分自身を大切にしたい。
  • 働きやすく、生産性を上げるためにはどうしたらよいかを考えた。
  • 「休暇は悪、長時間労働は善」という意識の撤廃が必要だ。
  • イクボス、イクメンを目指していきたい。
  • ワークライフバランスが仕事の能率につながると思う。
  • 女性が働くということは、社会にどの様な影響を与えているのか改めて考える機会となった。
  • 自身の業務改善や、タイムマネジメントをアクションにつなげたい。

(レポート 男女共同参画推進室 鈴木)