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実践Webマガジン

桜むすび

新学長・新校長よりメッセージ

2017年4月より新たに、大学・短期大学部学長、中学校高等学校校長が就任いたします。
実践女子学園の現状をどのように見つめ、どのような未来展望を描いているのかを聞きました。

「自ら学ぶ」経験を通じて、挑戦心と自信を身につけてほしい

画像イメージ城島 栄一郎
実践女子大学・実践女子大学短期大学部 学長
Profile
1979年より実践女子大学家政学部専任講師。1993年より同生活科学部教授。生活環境学科主任、生活科学部長などを歴任。

 私は1979年に本学に着任し、渋谷から日野への移転も経験しながら、社会と学生の変化を見つめてきました。グローバル化時代を迎え、企業の即戦力人材を求める機運が高まる中、「社会に貢献できる」学びへの学生のニーズも高まっていると感じます。
 そうしたことを背景に、本学でも3年前から本格的にアクティブラーニングの導入を進めてきました。今号でご紹介した取り組みもその一例です。正解のない課題に向き合い、知識を習得して進むべき方向性を見出し、困難を乗り越えながらゴールへと歩む。能動的にこうした経験をすることで、失敗を恐れず挑戦する勇気や確固たる自信を育むことができるでしょう。また、こうして成長した学生は企業にとっても魅力的な人材となるでしょう。本学はアクティブラーニングを推進し、学生の「未来を切り拓く力」を育みます。さらに、共通教育科目の見直しや全学副専攻制度のスタートにより、学生がバランスの良い基礎学力と高度で豊かな専門性を体得するよう、体制を整えていきます。
 これからの本学が目指すのは、「活発で積極性があり、専門的な知識やスキルを発揮しながら周囲をリードする」女性の育成です。卒業生の皆さまは社会や家庭で力を揮っていらっしゃることと思います。ぜひその経験を、学生たちに伝えてください。学生の皆さんにはより意義ある学びの場を提供していきますので、「どんな未来を手にしたいのか」を常に考えながらアグレッシブに学んでいただきたいですね。創立120周年を目前に控え、新たな局面を迎えた本学の今後に、どうぞご期待ください。

新たな実践女子教育を目指して

画像イメージ高橋 基之
実践女子学園中学校高等学校 校長
Profile
2015年3月都立目黒高等学校校長定年退職後、秀明大学教育研究所所長等を経て2017年4月より本校校長に就任。

 本校では従来、「生徒一人ひとりの夢と個性に向き合い、自立を促す教育」を実践してきました。現在、急激なグローバル化と高度情報化社会が進展する中で、中学校・高等学校教育に対しても質の改善や充実が求められています。
 そもそも人は、なぜ学ぶのでしょうか。その根源には、知らないことについて「知りたい」という欲求と、「自らの人生をより良く生きたい」という願いがあるからだと考えます。情報が氾濫し、知的好奇心が薄れている今、生徒には「なぜ」を多く引き出していくことが重要です。そして生きた知恵や教養を育むためには、学習で得た知識や技能を積極的に活用する場を確保ることが大切です。「習得→活用→探究」から、さらに新たな習得につなげるという、深い学びのプロセスを実現するため、教科間をつなぐ授業や総合的な学習の時間、行事や部活動などをこれまで以上にその在り方を考え連携させ実践していきます。
 校祖・下田歌子先生の理念と創立l20周年を目前にした伝統を大切にしながら、「自分と世界の未来を切り拓き、輝いて生きていける女性」を育成する教育を進めていく所存です。具体的には、①探究女子教育②ICT女子教育③グローバル女子教育④感性女子教育を柱に、実践女子教育を進めていきます。
 これからも本校の教育活動にご理解・ご支援を賜りますよう、お願い申しあげます。