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実践Webマガジン

桜むすび

<特集>新しい日野と渋谷、未来へむけて 2

120周年1期整備計画完成記念行事

人や社会とのつながりを大切に

 2010年から2014年にかけて行われた創立120周年記念整備事業1期渋谷校地整備計画は、大学・短期大学部の新校舎建設と、中学校高等学校体育館の再配置という大規模な事業でした。また、その完成記念行事は120周年を目前に控えた大きな一歩を踏み出すものとなりました。

完成記念行事

画像イメージ香雪記念資料館オープニングセレモニー

画像イメージ♪音楽祭「Jissen 120th」

画像イメージ1期渋谷校地整備計画完成記念式典1

画像イメージ1期渋谷校地整備計画完成記念式典2

画像イメージ1期渋谷校地整備計画完成記念祝賀会

画像イメージ人間社会学部開設10周年記念式典

渋谷キャンパスの竣工披露に始まり、
約1年間、盛りだくさんの行事が行われました。
都心型キャンパスとして、
文化的財産を広く発信する役割も持ち始めています。

2月

「創立120周年記念館竣工披露」

4月

「香雪記念資料館オープニングセレモニー」
創立120周年記念館の完成とともに、香雪記念資料館も渋谷に移転。井原徹理事長と田島眞学長、
仲町啓子館長によるテープカットが行われました。

5月

「記憶 写真展2014」
本学園の歴史の記憶ともいえる写真を、創立120周年記念館にて3期にわたり展示しました。

♪音楽祭「Jissen 120th」
本学卒業生による箏曲、シンフォニック・キイボードのコンサートを中学校高等学校桃夭館桜講堂にて行いました。

「1期渋谷校地整備計画完成記念式典・祝賀会」

6月

「宮廷の華 源氏物語」
展覧会/宮廷の華
シンポジウム/源氏物語と古筆切
講演/王朝の薫と装束
源氏物語にちなんだ源氏香の香遊びと、十二単をイメージした「お服上げ」「お服下げ」の実演を来場の皆様に鑑賞いただきました。

10月

「人間社会学部開設10周年記念式典」
「オール実践ホームカミングデー」

11月

「向田邦子文庫一般公開スタート」

12月

「実践女子学園理事長賞 表彰式」
「未来に生きる私」と題した短歌とエッセイコンクールを行い、12月13日に表彰式が行われました。

画像イメージ

オール実践 ホームカミングデー

 2014年は「オール実践ホームカミングデー」と題し、大学・短期大学部、中学校高等学校合同で開催されました。新しく完成した創立120周年記念館のアトリウムにて、卒業生有志にご寄贈いただいたピアノのお披露目と、卒業生による記念コンサートが華やかに繰り広げられました。

向田邦子文庫オープニングセレモニー

画像イメージ

画像イメージ

 実践女子専門学校卒業生(1950年卒)であり、第83回直木賞(1980年)を受賞した向田邦子氏(1929〜1981年)の蔵書や遺品などを収蔵した「向田邦子文庫」。1987年に実践女子大学図書館(日野市大坂上)に開設され、このたび創立120周年記念事業として、向田邦子氏が学んだ渋谷の地に移設されました。

<向田邦子文庫展示室>一般公開中
■渋谷キャンパス/120周年記念館1階プラザ
■開室時間/月~土(9:00~17:00)
■休室日/日曜・祝日、本学休校日等
主な展示物
旧蔵書・・・・・ ご家族より寄贈いただいた、南青山の自宅に残された図書・雑誌
著作文献・・・ 雑誌「映画ストーリー」の編集者時代からの記事掲載誌全著作の
初版本等
参考文献・・・ 向田氏について書かれた雑誌・新聞記事、図書等(収集中)
シナリオ・・・ ラジオ・テレビドラマの台本(収集中)
遺品・・・・・・・ テーブル・椅子、留守番電話等

人間社会学部10周年記念式典

実践女子大学人間社会学部は、創立10周年記念式典・
祝賀会を渋谷キャンパスで開催しました。

新学部開設をふり返って

画像イメージ人間社会学部初代学部長
長尾演雄先生

 日本の大学を取り巻く今日の状況を考えますと、開設10周年ということだけでも祝福されるべきことですが、人間社会学部は開設10年の間に、新しい学科を増設し、大学院の創設を成し遂げ、念願の学部の渋谷移転を達成させてきたのですから、大いに祝福されるべきことだと思います。学部の開設に関わることができた私としては、このうえない喜びであります。

 私は、人間社会学部開設に関わる以前に、30数年間、他大学で教員生活を送っており、その時の体験から、大学のあり方について、いろいろ考えてきました。不登校に陥る学生、あるいは、研究意欲が萎えてしまう研究仲間など、大学が抱える問題を見過ごせませんでした。そこで、希望のある新しい学部づくりに取り組んでみたいという強い思いを抱き、構想づくりや申請書作成に勤しみました。大学と呼ばれる社会的場は〝学び合い教え合う共同体〞であるべきだという思いを行間ににじませた申請書を書き上げ、文部科学省の認可を頂き、大急ぎで新学部開設の準備をしたことも懐かしい思い出です。

 あれから10年、この歩みを振り返ることが、次の10年、20年に向けた新たな一歩になればと思います。学部開設当初の念願を一つひとつ実現してこられた人間社会学部です。きっと、〝学び合い教え合う共同体〞づくりの念願も一つひとつ実現していってくれるだろうことを確信しております。

卒業生(1期生)インタビュー

【Nさん】
 当時は将来のことなんて考えられず、いろいろなことが学べた方が良いかと思い、人間社会学部を選びました。今思えば、1年生のときからゼミがあったことも良かったですね。人間コミュニケーションや社会について広く学べたことが自信になり、今では、学校職員として務めています。
【Kさん】
 私は、元々編集者になりたいと思っていて、人間社会学部では特に心理やコミュニケーションが学べると思い、選びました。その後、インターンシップをさせてもらい、初志貫徹で今、編集の仕事に就いています。人間社会学部で学んだビジネスやコミュニケーションなどは、本当に毎日に活かされています。
【Wさん】
 私の場合は中高も実践女子だったので、先生に人間社会学部を紹介してもらいました。先生が自由にさせてくださり、そのことがアメリカ留学という自立につながったと思います。留学の経験を活かし、今は海運の営業事務に就いていますが、コミュニケーションやビジネスを学べたことは、仕事の基礎になっています。