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実践Webマガジン

桜むすび

<特集>変わりゆく 学びの場-新しい日野の輝き

創立120周年記念整備事業 「第3館新築・既存校舎改修」完成

 2016年3月、日野キャンパスに新しい第3館が完成しました。今回の整備計画は、第3館の新築と既存校舎改修により、新たな役割を持つ空間を創造することかテーマでした。新入生の入学と共に、新たなステージの幕開けが期待されています。

画像イメージ日野キャンパス第3館(2016年3月完成)

①プレゼンテーションピット

画像イメージ大階段下の空間も有効利用。天井高を確保するため半地下に。少人数授業やゼミが可能です。

②大階段

画像イメージ光あふれる広々とした開放的な空間。多様な使い方を期待しています。

③広場(プロムナード)

画像イメージ桜ホールや4館1階学生ラウンジとつながり、青空の下でのランチも楽しめます。

第3館のコンセプト

キャンパス計画室長生活科学部 生活環境学科
高田 典夫教授

 新しい日野キャンパスが目指したのは、「居心地のいい空間」。これまでの歴史を築いてきた建物・広場を活かしつつ、新たな要素を入れ込むことで空間の質を変容させること、それが今回求められた計画でした。中でも、今回の整備計画で唯一の新築校舎である「第3館」は、元々は、解体する旧校舎の大教室を補填するための計画でした。しかし、従来あまり活かされていなかった南門からのイチョウ並木の軸線に着目。新たなオープンスペースを創り出すことで、新築棟と既存棟を巻き込む新たな回遊動線を見出しました。
 この新たなオープンスペースを活かしたプロムナード(広場)は、全棟の中心としてつながりを持たせる役割も担っています。第3館1階の大階段はガラス張りの光あふれるアトリウム。広場や桜ホールからも眺められ、様々なアクティビティがキャンパス内で感じられます。また、大階段を使ったプレゼンテーションや、建物全体でのアクティブラーニングの展開も期待されています。
 広さ、開放、つながり、回遊…いくつもの新たな要素による変化こそ、今回の整備計画が目指した、未来へ踏み出す大きな一歩なのです。

日野キャンパスの変化

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ブリッジ

本館、4館、3館をつなぐブリッジにより、各棟を行き来しやすくなります。 キャンパスを使 いこなす工夫です。

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講義室(3館2~4F)

ガラス張りで明るく、新しい家具とAV機器で学びの空間はより快適に。

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自動ドア

本館の正面と西側のドアは、自動ドアに。

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キャンパススクエア・ホワイエ(本館1階〈旧情報ラウンジ〉)

新しくできた小ホールの前は、気軽に座り、語り合うことを想定した寛ぎの空間。

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学生掲示板
(本館1階エントランス)

デザイン性の高いゴム製の掲示板。貼り出しもしやすくなりました。

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グループ学習室(図書館2階)

図書館の資料を使って授業やゼミ、サークルなどでグループ学習ができます。

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個人閲覧室(図書館2階)

個人で集中したいときに適した、パーテーションが付いた閲覧席です。

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ルームサイン

研究室(ピンク)と講義室(グリーン)で塗り分けました。マグネットがつく特殊な塗装を施し、機能性とデザイン性を兼ね備えています。

環境に配慮した第3館

 次世代のキャンパスとして、環境配慮にも取り組んでいます。自然の力を利用した先進的エコシステムにより、快適さと環境配慮を両立しました。

ソーラーチムニー

温まった空気が自然に上昇することを利用した重力換気システムです。大階段と各階の講義室・廊下の換気を自然の力で行います。

画像イメージ各階の廊下温度を表示。 館内は程良い温度に保たれます

床放射空調

1Fエントランスは全体空調によるエネルギーロスを防ぐため、人の接する床下からじんわり空調を行うシステムを採用しました。

地中熱利用

サーマルチューブにより、地中熱を採熱。安定した地中の温度を活かします。プレゼンテーションピットの空調補助も担います。

画像イメージ環境デザインによるエコシステム。 夏涼しく冬暖かい地中熱を採熱。