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生活環境ギャラリー

生活空間設計製図 2 2008

課題1「二世帯住宅の設計」

親世帯・子世帯がともに同一敷地に暮らす二世帯住宅を設計する。二世帯住宅には、高齢期にさしかかっている親世帯、働き盛りの子世帯夫婦、まだ小さい(あるいは成長期にある)子どもなど、さまざまな属性の居住者が存在する。多様なライフスタイル・住様式に対応しながらも、家族としてのつながり・コミュニケーションを保っていくことが重要な課題となる。また、高齢者は次第に身体的に弱化する一方、子どもたちはだんだんと成長するので、10年単位で考えると家族の暮らしに大きな変化が起こることになる。それらの課題に応えながら、同時に構造や環境(採光、通風等)にも十分配慮しながら設計する。
家族は、祖父(72)祖母(68)、父親(38)母親(33)、女の子(7)男の子(3)の6人家族。およそ250m2の敷地に、およそ150〜300m2程度の住宅を建てる。
・高齢夫婦の将来のことを考えたバリアフリーに配慮する。また、家に居ながらにしてどのように高齢期を過ごしていくか、その生活設計にも配慮する。

課題2「小規模な集合住宅の設計」

8〜10世帯の集合住宅を設計する。住戸は原則として核家族世帯向けのものとするが、部分的にそれとは異なる世帯を対象とする住戸が入っても良い。単なるアパート・マンションではなく、居住者同士の豊かなコミュニケーションが促進されたり、新しい居住者像へ対応するような、特色のある集合住宅とする。住戸以外に、地域に開かれた機能を有する空間を内包するものとする。周囲の環境に配慮した集合住宅とする。