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第15回 学祖・下田歌子展 下田歌子の旅

画像イメージ詳細チラシPDFファイル(PDF 15.80MB)

 実践女子学園の創立者である下田歌子は、安政元年(1854)、美濃国岩村藩(現在の岐阜県恵那市岩村町)に生まれました。幼い時から和歌や俳句、漢詩に秀でた才能を発揮し、明治4年(1871)に父のあとを追って上京、翌年に和歌の師であった八田知紀、高崎正風らの推挙により、宮中に出仕しました。
 宮中では、和歌の才能を皇后(後の昭憲皇太后)に愛でられ、「歌子」という名を賜ります。その後、宮中を辞して旧丸亀藩士の下田猛雄と結婚しますが、猛雄の早世によって短い結婚生活の幕を閉じると、教育者として華族女学校の創設に参画し、明治18年(1885)の開校の翌年、学監に就任しました。
 その傍ら内親王教育の教育掛を命ぜられたため、欧米先進国の教育状況の視察として渡欧します。イギリスを中心とした各国の教育をつぶさに見学した結果、今後の国力の礎は一般子女教育にありという考えを持ち、帝国婦人協会を設立、その活動の一つとして明治32年(1899)に実践女学校と女子工芸学校が設立されました。

 今回は「旅」を大きなテーマとして、下田歌子の生涯で節目となる「上京の旅」、「欧米教育視察の旅」、「学校設立の旅」、「愛国婦人協会活動の旅」、「故郷に錦を飾る旅」とともに、旅行中に詠んだ和歌などの資料をご紹介いたします。



会期:2015年11月9日(月)~12月18日(金)
休館日:土・日曜日
開館時間:11時~17時
入館料:無料
会場:実践女子学園香雪記念資料館 企画展示室1・2
主催:実践女子学園香雪記念資料館

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