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日本美術史演習b

  • 京都国立博物館の展覧会入り口
    京都国立博物館の展覧会入り口
    展覧会は、明治28年に建造された展示館(重要文化財)で開催されていた。「宸翰」とは天皇の書のこと。歴代の天皇が残した公私にわたるさまざまな魅力的な書は、美術史的に注目されるだけでなく、その時代の文化・社会の状況をも語っている。
  • 「石山寺縁起絵巻の全貌」展パンフレット
    「石山寺縁起絵巻の全貌」展パンフレット
    石山寺は奈良時代に創建されたと伝えられる古刹。石山寺縁起絵巻では、寺の創建の経緯と寺の優れた功徳が説かれている。全7巻の絵巻は、鎌倉時代から江戸時代にいたる長い年月をかけて制作された。
  • 大通寺山門
    大通寺山門
    名神高速で琵琶湖東岸を北上して、長浜市へと向かう。真宗大谷派長浜別院とも呼ばれる大通寺では、立派な山門をくぐり、本堂・大広間の襖絵などを拝見した後、客殿にて狩野山楽や山雪らの襖絵を鑑賞する。
  • 角屋(すみや)の座敷に座って
    角屋(すみや)の座敷に座って
    中川館長の説明を伺った。江戸時代初期、京都の遊郭が、市中から島原に転居したときに角屋は創建された。角屋は「揚屋(あげや)」と呼ばれた特別な社交空間で、洗練された、独特な建築意匠の数々が見られた。
  • 本願寺唐門前にて
    本願寺唐門前にて
    飛雲閣の見学を終え、唐門前で説明を伺う。国宝の唐門には数々の見事な彫刻が施さている。この後、書院の襖絵や最古の能舞台などを見学し、桃山時代から江戸初期のさまざまな文化財の中を歩いて見学し、みんな大感激であった。

2012年度日本美術史演習b 見学旅行・見学授業

日本美術史演習bの関西研修旅行では、その年に特別に公開されている作品を中心にスケジュールが組まれる。鎌倉時代から江戸時代の日本美術の名品を直に見ることによって、教室では味わえない実作品の存在感を体感することや、建築の内部で(使われている状態で)襖絵を体験することなどが目的である。

【日程】— 2012年10月25日(木)・26日(金)・27日(土)

一日目

集合:14時30分 京都国立博物館南門
京都国立博物館にて特別展「宸翰 天皇の書」の見学(キャンパスメンバーズにて無料)
西本願寺聞法会館に宿泊

二日目

希望者は、6時30分より西本願寺御影堂等で行われる朝の行事に参加
この日は、一日貸し切りバスにて琵琶湖畔の美術館や古刹を巡った。まず、石山寺にて、紫式部が『源氏物語絵巻』を執筆した部屋ほかを見学。次いで滋賀県立美術館にて、その石山寺の成立や霊験などを描いた鎌倉時代の絵巻の名品「石山寺縁起絵巻」を観覧。同館では全巻が公開する特別展が開催されていた。バスで滋賀県立安土城考古博物館に移動し、「織田信長と武田信玄」展と安土城の考古遺物などを見学。隣接する信長の館では、スペイン・セビリア万博に出展された「安土城天主閣」5、6階の原寸復元を見る。最後に、琵琶湖東岸の長浜に移動し、大通寺にて狩野山楽・山雪の襖絵などを見学した。

三日目

徒歩で、島原の東門などを通り「角屋もてなしの文化美術館」へ。江戸時代の揚屋建築の貴重な遺構を見学。昼食後、西本願寺の書院の襖絵や飛雲閣を特別観覧。