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2016年11月

臨床栄養学実習(健康栄養専攻3年生)

食生活科学科助手 Y.K.

今回は健康栄養専攻3年生の必修科目である臨床栄養学実習bの様子をご紹介します。

この実習では、講義で学んだ知識をもとに、実際に治療食を調整して理解を深めます。
治療食は治療の一環として、食事療法を適切に実施されることにより、病状の維持・安定、合併症の発症・進展の阻止など重要な役割を担っており、献立は医師の指示に基づいて栄養士が作成します。

前回までの実習で、糖尿病等の生活習慣病と診断されたある患者さんの栄養ケアプランについて学び、栄養指導のデモンストレーションを行ってきました。
今回はその患者さんを想定して、個人ごとに1600kcal・食塩6g未満のエネルギーナトリウムコントロール食の献立を作成し、そのうちの一食分(昼食または夕食)を調理しました。

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学生が調理した料理の一部がこちらです。

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個性豊かな料理が出来上がりました。

調理後は、先生が一人ひとりの料理を試食し、チェックします。

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対象者に適した献立であるかということはもちろんのこと、味のバランスや彩り、季節感も評価のポイントとなります。

実習を通じて限られた条件の中で食品を組み合わせ、調理していく難しさを感じることができたようです。
病気にかかった時の身体の状態を理解し、患者さんの心理を考慮した食事支援ができる栄養士になってほしいと思います。

ライフステージ栄養学実習(管理栄養士専攻3年)

食生活科学科助手 Y.K.

今回は、管理栄養士専攻3年生の「ライフステージ栄養学実習」の様子をご紹介します。

この実習では、妊娠期や乳児期などのライフステージ別の身体状況・栄養状態に応じた栄養管理について学びます。時には調理実習などを交えて、実際に対象者へ提供される食事を調理・試食することもあります。
健康増進・疾病予防に関わる栄養素や食事摂取基準の理論・活用を学び、実習を通して各ライフステージにおける食生活や栄養素等摂取の特徴を理解し、それに基づく栄養管理の技術の習得を目標としています。

実習では講義から始まり、その後個人課題やグループ課題に取り組みます。
今回は更年期の栄養ケアプランの作成を行いました。
課題として設定された対象者のプロフィールを元に、目標とする栄養素の摂取量を設定し、穀類、動物性たんぱく質食品などの食品構成を作成していきます。そして、自身で作成した食品構成を元に1日分の献立を作成することが今回の課題です。

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今回は、先生が作成した献立例の夕食(豆腐ハンバーグトマト煮込み、切干大根のサラダ)を実際に調理しました。

この献立では、豆腐ハンバーグのトマト煮込みは、課題の対象者の家族構成が6人家族と設定されているため、どの年代でも食べやすく、家族の夕食をまとめて作りやすいようにハンバーグにしています。また、大豆タンパク質を摂りやすくするために豆腐を加えられています。
切干大根のサラダは、対象者が食材の買い物に行けないような時でも台所にあるような常備菜から乾物を利用したおかずを取り入れ、野菜を少しでも多く摂取できるように工夫されています。

調理は班で協力して手際よく進めていきます。

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ハンバーグは確実に中心まで火を通すために小さめに成形して2個付けにし、美味しそうに見えるよう盛り付けていました。また、生肉を扱うため手袋をつけて作業をするなど衛生管理にも気をつけています。

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調理後は実際に試食をして、味付けや分量など気づいたことをまとめます。
学生からは「ハンバーグがふっくらしていて美味しい。」、「意外とボリュームがあるが、トマトの酸味でさっぱりと食べられる。」、「切干大根は煮物に使用されているイメージが強いけれど、工夫次第でサラダに用いることができることを知った。」などの感想が聞こえてきました。

ライフステージ毎に栄養管理もポイントとなるところが異なります。
しっかりと学んで理解を深めてほしいと思います。

第60回日野キャンパス常磐祭(11/12,13)

食生活科学科助手 E.K.

さわやかな秋空の下、11/12(土)、13(日)に第60回日野キャンパス常磐祭が開催されました。
日頃の練習成果を発表される部活動や、ゼミ活動での展示が行われ大盛況の2日間となりました。

多くの模擬店が出店されていましたが、今回は食生活科学科から出された模擬店をご紹介します。

画像イメージ「調理学第一研究室」のパン

なんと生地からすべて手作りで、販売開始とともに長蛇の列ができあっという間に完売してしまいました。

画像イメージ「調理学第二研究室」の具沢山みそミルクスープ

スープの販売の他、江戸時代の汁物の展示も行われました。

画像イメージ「栄養生化学研究室」の葉酸バーガー

画像イメージ「食品栄養学研究室」のカステラと柚子ジュレ

実践女子大学の学祖下田歌子先生の出生地である岐阜県恵那市ゆかりのカステラと特産品の柚子と寒天を使用したジュレです。恵那市で行った食育活動の展示も行われました。

この他にも、生活基礎化学研究室は米粉を使用したパウンドケーキや、給食経営管理研究室からはさくらスコーンが販売されていました。
さくらスコーンは食生活科学科の学生がレシピ開発し、日野キャンパス近隣の洋菓子店パティスリールパンにて商品化もされています。

学内では他にも野外ステージでのイベントや、小さなお子様に大人気の燦広場での汽車ぽっぽっぽ、ミス実践コンテストなど様々な企画が行われていました。

2日間にわたり、多くの方にご来場いただきありがとうございました。

公開市民講座「スパイス・ハーブを使って食生活を豊かに」

食生活科学科助手 Y.H.

秋の味覚が美味しい季節となりました。

今回は、10月22日(土)に行われた公開市民講座の様子をご紹介します。

今回は、「スパイス・ハーブを使って食生活を豊かに」をテーマに、昨年度に引き続き調理実習形式での公開市民講座を開催しました。
メニューは、キーマカレー&ナン、ベビーリーフサラダ、スパイシーケーキ、ラッシーです。

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キーマカレーのカレー用スパイスは、自分たちで調合したものを使用しました。
普段作りなれているカレーですが、スパイスから調合するという経験は中々ないと思います。
参加者の方々も、「どういうスパイスが使われているのだろう」と興味津々な様子でした。

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カレー以外にも、サラダのドレッシングに使用するお酢の代わりにグレープフルーツ果汁を使用するなどのひと工夫が随所に加えられており、参加者の方々の驚きの声が上がる場面が多々ありました。

また、講座の中ではスパイス・ハーブについての講義もあり、終了後には、「普通の料理教室とは違い、スパイス・ハーブについての専門的な知識を得ることができた」とご好評をいただきました。

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今回は32名の定員を超えるお申し込みをいただき、講師をしていただいた本学科 佐藤幸子准教授とともに市民の皆様と交流を深めることが出来ました。
今回の市民講座をきっかけに、スパイス・ハーブをより身近なものとして活用していただければと思います。

これからの寒さに負けないように、スパイス・ハーブを使って体を内側から温めて、旬の食べ物を楽しみましょう!