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学科教員ブログ

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生活文化学科教員から、講義や研究などについて情報を発信します。

研究領域についてご紹介します~運動生理学・環境共生学〜(担当:島﨑あかね)

9月7日

小学校・中学校・高等学校には「体育」の授業があります。
身体の構造や発育・発達に合わせた運動など定められたカリキュラムに従って、健康的な生活を送るための知識(保健)や技能(体育実技)を学ぶ学問です。
では学校教育を終えた人には、「体育」は必要ないのでしょうか?決してそうではありません。
むしろ、定められたカリキュラムを終えた社会人や中高齢者の方が、意識しなければ健康的な生活や身体を保持できないのではないでしょうか。
このような社会人や中高齢者を対象に、地域や職場、家庭における身体活動の助成・育成を担うのが「社会体育」という領域です(一般的には、学校で行われる「学校体育」に対して「社会体育」と位置付けられています)。

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私自身、子どもの頃から身体を動かすのが好きでしたが、それと同時にどうしたら健康的な生活を継続的に送ることができるのだろうか、と考えるようになりました。
そんな高校1年生の冬、地元の体育館で行われたトレーニングの講習会で「社会体育」という領域を知り、「身体活動を継続していくことは健康的な生活に繋げることはできないか」「身体運動を通じて、病気の予防や症状の改善を促すことはできないか」と考え、身体活動(運動)と健康の関係を学びたい、そして学んだ知識は学校体育を受ける児童・生徒ではなく、社会体育の対象である成人に還元したい、と思ったことが、研究活動のスタートとなりました。

大学の社会体育学科を経て、大学院では運動生理学・環境共生学を専門領域として学び、主に生活習慣病と運動実施の関係、自然環境下での身体活動が自律神経活動に与える影響などをテーマとして研究を進めてきました。
ここ数年は熱中症に関する内容も加え、身体活動を行う環境と身体や健康との関係についても研究しています。

さらに、社会体育は「0歳から100歳まで、つまり人の一生涯に亘る健康のための『体育』を考える領域」であることを踏まえると、学校体育を享受する前の乳幼児期における身体活動についても考えるようになりました。
遊び場や遊び道具の変化により、現代の子どもは身体を使った遊びを行う機会が少なくなっており、体力の低下が心配されています。
そこで小学校入学前の子どもたちを対象とした調査や保護者、保育者への調査も少しずつ行っています。

このような研究領域を基盤として、生活文化学科の「体育」「初等教科教育法『体育』」、共通科目の健康スポーツ科目を通じて、学生の皆さんが生涯に亘って健康的な生活を送るための知識や技能を身につけるとともに、幼児教育者を目指す幼児保育専攻の学生が、子どもたちの身体活動と健康の関係を考えられるような授業を展開しています。

施設実習に向けての準備が進んでいます【授業名:保育実習指導1】(担当:大澤朋子)

8月7日

幼児保育専攻幼保コースでは、6月に3年生は保育所実習、4年生は幼稚園実習が終わりました。
このあと夏から年末にかけて、3年生ははじめての施設実習が始まります。

6月の保育所実習が終わってから前期終了までの約2ヶ月、学生たちは保育所実習の振り返りと、施設実習の準備を短い時間に同時並行で行ないます。
その上、施設実習は児童養護施設、母子生活支援施設、福祉型児童発達支援センター、医療型障害児入所施設など多様な種別の施設に分かれて行なうため、みんなで一緒に準備学習することができません。
各自の実習先に合わせた学習を進める必要があります。
保育所実習で子どもとの接し方には少し自信を深めた学生たちも、施設実習となると勝手が違います。
施設で生活する子どもたちは過去の辛い体験から、子どもらしい素直な甘え方ができず、暴言や暴力で気持ちを表現することがあります。
重症心身障害のある子どもや大人は、言葉によるコミュニケーションが難しく、慣れないうちは感情も汲み取れません。
学習すればするほど、「子どもからきついことを言われらどうしよう」「コミュニケーションが取れなかったらどうしよう」と不安になっていく学生たち。

そこで、7月下旬の授業では、昨年施設実習を終えた4年生との個別相談会を行いました。
同じ施設で実習した先輩から、昨年の記録をもとに実習の概要や利用者のこと、うまくいったことやいかなかったことなどの説明を受けました。
心配事一つひとつにも丁寧に応えてもらい、3年生も不安はだいぶ薄れ、やってみるしかない!と前向きな気持ちになれたようです。

一人ひとりの実習期間は2週間ですが、全員が終わるまで約4ヶ月の長丁場。一人も欠けることなく無事に実習を終え、貴重な学びを経験してくることを願っています。

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音楽教育の研究について—幼児の鑑賞活動—(担当:長谷川恭子)

3月13日

「音楽」の専門分野と聞くと、おそらくみなさんは〈演奏〉が真っ先に思い浮かぶと思いますが、研究分野には演奏だけでなく、「音楽教育」や「音楽学」などという分野があります。
私は、教員として講義をする他には、音楽教育の研究もしていますし、演奏活動もしています。

私は、幼児期の音楽経験には、音楽をツールとしたあそびや歌により音楽を体験する「能動的な活動」だけでなく、音楽を受け取る「受動的な活動」も体験する〈バランスの良い音楽経験〉が、音楽的な感覚を高め、将来的に「豊かな情操を養う」(小学校学習指導要領音楽科の目標)と考えています。
今回は、私が最近行なっている音楽教育の研究のひとつをご紹介したいと思います。

今年度は科学研究費助成事業による研究(「音楽の協同性に着目した幼小接続の音楽活動プログラムの実証的研究」研究代表:尾見敦子先生)に参加しました。
この研究の一部として、川村学園女子大学附属保育園の協力のもと、月に1回のペースで約1年間、わらべうたあそびとピアノの鑑賞活動をセットで行い、幼児がバランスの良い音楽経験をするためのプロセスについて実践研究を行いました。

今回のピアノの鑑賞活動は、私の生演奏で行ないました。
生演奏で行なうということと、幼児が普段親しんでいるディズニーやジブリ、アニメ、テレビの曲はプログラムとして一切使わないということが、この活動のコンセプトでした。
このようなコンセプトによる鑑賞活動から、幼児が音楽を受け取って能動的な発言を引き出すためのプロセスを探ったわけです。
「幼児がピアノの鑑賞なんてできるの?」「静かに聴いていられる?」とみなさんは思うのではないでしょうか。
ですが、 (1)鑑賞活動を幼児の身近なものにする、(2)演奏者と幼児の間での音楽の受け渡し(鑑賞)のコミュニケーションが必要、という2つの条件が揃い、プロセスとして成立すれば、鑑賞活動をした幼児から能動的な発言が挙がるのです。
(2)の条件では、受け渡す「音楽」は演奏者にとって精神的にも技術的にも慣れ親しんでいるものの提供でなくてはなりません(この概念は、音楽教育研究家の小川昌文先生が「マイ・ミュージック」という言葉で提唱しています)。
私にとってのマイ・ミュージックはピアノの演奏なので、今回の鑑賞活動もピアノの演奏で行なったのです。

画像イメージ3歳児クラスの鑑賞活動

画像イメージ4歳児・5歳児クラス合同の鑑賞活動

このピアノの鑑賞活動で、幼児からは「楽しかった」という声だけでなく、「涙が出そうだった」「感動した」など、大人かしら?と思うような発言も出てきました。
回を重ねるごとに、集中して聴けるようにもなってきたと思います。
終わりの挨拶をしたあと、毎回私のところへ幼児たちが寄ってきてくれたり、「今日の曲、好きだった」と言ってくれることも度々ありました。
実践の最後の日には、「ピアノ楽しかったよ」と声をかけてくれた幼児もいて、研究ではありましたが、純粋に演奏者として嬉しい気持ちになりました。
私も、マイ・ミュージックであるピアノの演奏をとおして、幼児と素敵なコミュニケーションを持つことができて、忘れられない時間でした。

学生のみなさんにも、自分のマイ・ミュージックを持ち、それにより子どもたちとのコミュニケーションをとおして、素敵な気持ちを味わってほしいと思います。

「『カルピス』づくりによるコミュニケーション発達支援セミナー」を開催(担当:長崎勤)

3月6日

実践女子大学・長崎研究室企画・アサヒグループホールディングス(株)後援のセミナーが、2016年12月26日(月)浅草の隅田川沿いのアサヒグループホールディングス株式会社・本社ビルで開催されました。

長崎ゼミでは、2015・2016年度にカルピス(株)、アサヒグループホールディングス(株)との共同研究によって、障害を持ったお子さん・保護者の方々を対象に、「カルピス」づくりを通したコミュニケーション発達支援の研究を行ってきました。
生活の中での心の動きと支援について、3,4年生合同のゼミとして取り組んだものでした。
その成果を学会等で報告したところ、関心を持つ方々が増え、様々な教育・療育の発達支援の現場で「カルピス」づくりを通したコミュニケーション発達支援の実践が行われはじめました。
そこで、その現場の方々と、大学・企業の研究者、約30名が一同に集まり、「『カルピス』づくりによるコミュニケーション発達支援」の理論的背景や支援スキルを共有し、また実践現場の情報交換と交流の時を持ちました(詳細は「セミナーの概要(PDFファイル)」)。

セミナーの概要(PDFファイル)PDFファイル(PDF 393KB)

プログラムは
1.「カルピス」づくりの意義を考える:「『カルピス』づくりによるコミュニケーション発達支援」の理論的背景
2.「『カルピス』づくりによるコミュニケーション発達支援」プログラムの紹介
3.ワークショップ(ロール・プレー)による「カルピス」づくりでのコミュニケーション・スキルの習得でした。

画像イメージロール・プレーの様子

日本の文化の中で約100年かけて醸成されてきた「カルピス」を共にづくりつくることには、乳幼児から中学・高校生徒、あるいは、高齢者にいたるまでのコミュニケーションの要素(好みの濃さや量の選択、他者の意図理解、情動調整活動など)が多様に含まれており、そのため豊かな支援の可能性も含まれています。
なによりも、一杯の「カルピス」を一緒に作って飲んで、ほっとし、「おいしいね」と微笑み合うことは、インターネットなどを介するコミュニケーションと対極的な、時間と空間、身体性を共有したコミュニケーションでしょう。
今後とも、ゼミ生と協力し、現場の先生方、保護者の皆さん、地域や企業の皆さんと連携した研究を行っていきたいと思います。

水野ゼミの日々〜社会心理学研究室〜(担当:水野いずみ)

2月20日

ゼミ生は、春休みの真っ最中です。

現在、3年生は、就職活動に取り組みながら、来春から本格的に始まる卒業論文の執筆に向けて、文献収集やテーマの絞り込みなどを行っています。
4年生は、先月無事に卒業論文を提出し、最後の学生生活を満喫しています。
今年度の卒業論文のタイトルは、以下のとおりです。ゼミ生一人一人が自身の関心を追求した、個性豊かな卒業論文です。

・「女子大学生を対象とした不思議現象信奉度の種類別の検討
    ~『見える』不思議現象・『見えない』不思議現象~」
・「早起き・朝時間の充実と自己肯定感の関連性
    ~女子大学生を対象とした検討~」
・「心的余裕と購買行動にみる物事への興味のもちやすさ」

水野ゼミでは、夏休みに学園の実習所でゼミ合宿を行っています。実習所は箱根にあります。
4年生は、合宿で卒業論文について発表します。
3・4年生合同で合宿を行うので、3年生は、4年生から、就職活動や卒業論文の様子などを教えてもらったり、アドバイスをもらったりしています。
今年度のゼミ合宿のしおりは、3年生が、LINEのカメラで3・4年ゼミ生の写真を撮影して、表紙を作成しました。
昨年度は、あいにく富士山の火山活動のため、実習所に出かけることができなかったのですが、今年度は、いつものように箱根を満喫することができました。よく遊び、よく学ぶゼミ生たちです。

ゼミ合宿のしおり

生活科の学び(担当:渡辺敏)

1月24日

幼児保育専攻、幼稚園・小学校コースの学生は3年生で初等教科教育法(生活科)を履修します。
生活科の目標の一つに「身近な人々、社会及び自然とのかかわりに関心を持つこと」が挙げられています。
小学校1年生では学校の探検をし、2年生では地域の探検をして自分の身近な社会との結びつきを強くしていきます。
また、生活科では子どもたちの主体的な学びが展開できることも大きな特色の一つです。
実践の学生も、大学、日野についてあまり詳しくはありません。
そこで、実際に学校探検、地域探検をして、子どもたちの生活科を体験してもらいました。

まず、はじめに行ったのは学校探検です。
生活文化学科についてはよく知っていますが、他学科である食生活学科や生活環境学科には詳しくありません。
そこでこの2学科がある本館に向かいます。
生活環境学科の高田先生の研究室から探検を始めました。
ここにある学生さんの作品をみて、まずびっくりします。
「私も作ってみたい!」といった数分後には「私にはきっと作れないだろうな…。」とため息が聞こえます。

次に塚原先生の研究室で木工の道具からレーザープリンター等道具の豊富さにもびっくりします。
卒業制作で作られた美しい衣装の数々にまたため息が聞こえます。
お隣の食生活学科ではきれいに磨き上げられた調理室を見学、「私たちも使ってみたい!」という声には「片付けがが大変ですよ。」と、アドバイス。
2階の学生さんが運営する食堂はぜひ使ってみたいという声もきかれました。

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続いて図書館へ探検は続きます。
雑誌のコーナーに案内し、教員採用試験問題のある場所を教えました。
学生みな無言…。
そのあと、地下の論文貯蔵室に案内しました。
「卒業論文を書くときにはここにたくさん参考文献があるから読むんだよ。」という教員の声に再び無言。
教員の前から、さ~っといなくなりました。
続いて2階の学習室に案内します。
「ここなら勉強できるかも!」と前向きに話す学生がいる一方、「こんなに静かだと私寝ちゃうかも…。」という学生も、課題は山積みです。

見学を終え、学生は各自、4つ切り画用紙に見学内容をまとめました。
そして次の時間にポスター発表を行いました。
ポスター発表は生活科でよく使われる発表の形です。
フェイス・ツー・フェイスで何度も発表ができるので発表者は発表がうまくなります。
また、発表側と聞く側が近いので気軽に質問や返答ができることも魅力です。
発表者は教室の外に向かって発表できるように体形を整えると声が外向きになるので、発表者が多くてもそれほどうるさくはなりません。

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次に行ったのが日野探検です。
学生には日野マップを配って、行きたい場所を決めさせました。
私からは日野本陣をはじめの見学場所に指定しました。
学生が選んだのは石田寺と高幡不動です。
歴史女子のIさんが土方歳三が眠る石田寺を選び、御朱印女子のNさんは、高幡不動でマイ御朱印帳に御朱印をゲットしたいと考えていました。

まずは本陣で日野と新撰組との関連を学びます。
佐藤彦五郎の住まいである日野本陣は都内で唯一残る本陣建築です。
大黒柱の太さや、欄間の美しさ、釘隠しの豪華さから、新撰組を陰ながらバックアップしてきた佐藤家の豊かさが伝わってきます。
写真は生活科担当渡辺が新撰組の衣装を着たものです。
(顔が見えると新撰組のイメージが悪くなる恐れがあるのであえて後ろ姿で失礼いたします。)
日野本陣を後にして、バスで石田寺に移動しました。
お寺につくとお墓にあるお名前は土方ばかり。歳三さんのお墓を見つけるのに一苦労しました。
お寺を出ると周りのお宅の表札も土方ばかり…。意外な発見でした。
日野高校の横を通り、モノレールの下をてくてく歩き、浅川にかかる橋を渡り、20分ほどで高幡不動に到着しました。
11月ということもあり、七五三をお祝いする親子と菊を見に来た参拝客でかなり込み合っていました。
Nさんは早速、御朱印を書いてもらっていました。

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一行はゆっくり参拝することもなく出口へ。かなりお腹が減っていたのだと思います。
テレビで紹介されていたという団子屋へ直行。まさに花より団子です。
「美味しかった!」と、とても喜んでいました。(最後の美味しい団子で、見学内容がすべて上書きされないといいのですが…。)

見学した内容は新聞の形にまとめさせました。
そしてお互いの新聞を見合い、良い点をコメントに書いて手渡す学習を行いました。
このように生活科では学んだことを様々な表現方法で記録し、残していきます。
体験の多い生活科で、自分の学びを意識し、実感するには「書く」という活動が欠かせません。
書くということを通して自分の学びを見つめ直すのです。まさにメタ認知ですね。

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海外との交流事業についてご紹介致します(担当:細江容子)

12月21日

5月、テキサス大学サンアントニオ校(UTSA)の成績優秀者(Honor Student)クラスによる実践女子大学の渋谷キャンパスと日野メインキャンパスへの訪問、交流事業が企画されました。
今回UTSAのフィールドベース日本研修プログラム(スタディツアー)は、大学での講義を通じて日本社会のビジネス、政治、宗教、哲学を理解すると同時に、 実際のフィールドトリップにより、その実態を自身の肌で感じ取ることでした。
本学の学生は、UTSAの学生とともにフランス人Sarah Goretta氏による「Women in the Global Workplace」というタイトルでの講義を受講し、ディスカッション等を行いました。
さらに、茶道等のレッスンを通して日本文化を実際に理解することを目的として、本学無我荘での茶道体験も実施されました。
また、東京のホスト校である実践女子学園高等学校生徒との英語の交流授業も実施されました。

画像イメージUTSAの校舎

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実践女子学園高等学校生徒との英語での交流授業風景

画像イメージ細江のクラスでのUTSA学生との交流授業

◇大学での交流授業
イギリスで学位を取得したフランス人Sarah Goretta氏による「Women in the Global Workplace」というタイトルでの講義は、社会が抱える今日的テーマとして大変興味深いものであり、活発な質疑応答がなされました。
講義概要は、グローバルな社会とはどのようなものであるか、グローバル企業で仕事をするとはどのようなことであり、どのような問題を抱えることになるのか、文化、コミュニケーションのグローバルな環境とはどのようなことか、グローバル企業における女性のリーダーシップとは何か、といった内容でした。

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Mimi先生スタディツアー事前視察時、細江の授業でのグローバル化に関するMimi先生の講義

UTSAとの研究・教育交流は細江が国からの科学研究費をいただき、細江の研究交流からスタートしたものです。本年3月の研究交流では、東アジア研究所で日本の高齢者問題に関して細江が講義を行いました。

Japan's Senior Life Design in the Positive Welfare EraPDFファイル

1日5分でできる基礎代謝を高める運動(担当:島﨑あかね)

11月23日

生活文化学科では、社会で即戦力として役立つ専門的な知識を学ぶ『学科専門科目』が用意されていますが、私は保育者・小学校教諭の免許取得に関わる体育系の科目を担当しています。
加えて、大学にはいろいろな学科の学生が集って、幅広い教養と総合的な判断力を身に付ける『共通教育科目』もあり、そのうちの健康・運動関連の科目も担当しています。
ここでは、日常生活で簡単に行うことができる運動をご紹介します。


~1日5分でできる基礎代謝を高める運動~

基礎代謝とは、人間が生きていくのに最低限必要なエネルギーで、1日の総消費エネルギー量の約70%に相当します。
基礎代謝は、生後成長するにつれて高くなり、18歳前後をピークに、その後は徐々に低下していきます。
一般には40歳を過ぎると急激な下降線をたどるといわれています。これは加齢によって筋肉が衰えて減少してしまうからです。
特に女性はもともと男性に比べて体脂肪を備えているため筋肉が少なく、基礎代謝が低い傾向にあります。
基礎代謝を高めるためには、体内で最もエネルギーを使ってくれる筋肉量を増やすことが大切です。基礎代謝を意識したダイエットはリバウンドも少なく、健康的です!

さあ、寝る30分前に、①~④を1セット(いずれも、100%の力で、7秒間キープ)として、+3セット実施して基礎代謝を高めましょう!

① 大胸筋(胸の筋肉)
胸の前で手のひらを合わせ、息を吐きながら100%の力で7秒間押し合う。

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② 広背筋(背中の筋肉)
うつぶせに寝て、右手と左足というように対角の手と足を上げる。100%の力で7秒間キープしたら、逆の対角も行う。

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③ 腹直筋(お腹の筋肉)
椅子に座り、両手を重ねて膝の上に置く。膝は上へ、両手は下へと100%の力で7秒間押し合うように力を入れる。

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④ 大腿四頭筋(太ももの前の筋肉)
椅子の背などにつかまり、かかとを上げる。
太ももと床が平行になるまで膝を曲げて7秒間キープする。
上体が傾かないように気をつけながら膝を伸ばし、ゆっくりかかとを下げる。

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学生さんのキャリア形成に挑戦しています(担当:高橋桂子)

8月14日

今年度より、本学「女性キャリア形成研究所」で副所長として企画・運営にあたっています。
前期は助手さんたちに仕事内容や卒業以降のキャリア形成に関する「ランチトーク」、就職で内定を得た学生に協力いただき、新たに「内定者トーク」(6時限!)を開催しました。

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後期も盛りだくさんです。継続して「内定者トーク」を開催するとともに、常磐祭では大野由喜子先生(本学卒業生、全国高等学校家庭クラブ連盟、家庭クラブ事務局長)を招聘して、女性キャリアとしての教職について語って頂きます。また、本学の教育理念である「自立自営」しうる女性育成を目指して、小商い・起業に関するレクチャーも開催します。乞う、ご期待ください。

ゼミではどのようなことをしているのかご紹介します(担当:本間洋子)

8月6日

ゼミで行ったプロダクトを紹介します。

私のゼミには幼児保育・生活心理の両専攻の学生が所属していますが、健康や子どもの発達に興味のある学生が集うゼミです。3年生になりゼミが始まると、毎年、アメリカのNational Institute of health (NIH)あるいはNational Institute of Child Health and Development (NICHD)が一般向けに出版している小冊子を英語で読んでいます。一般向けなのですが、専門的な用語が多く出てきますし、英語特有の言い回しなど、慣れない英文に四苦八苦することも多いのですが、皆で分担して和訳し、教員から補足やその背景などの説明を受け、その内容の理解に努めています。一般向けと言っても、参考文献や、URLなどが書かれており論拠のある冊子であり、卒論を書くときの参考になると思っています。

前の学年ですが、「Adventure in Parenting」(表題の和訳に苦労しました。子育てという冒険としてみました。) を原文に沿った形でPDF化しましたので、学生の労作をお読みいただければと思います。

画像をクリックしてください。PDFファイルが開きます。

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国際学会に参加してきました!(担当:作田由衣子)

7月30日

2016年7月17日から22日まで、ハンガリーの首都ブダペストで記憶の国際学会(The 6th International Conference on Memory)が開催されました。5年に一度、世界中から「記憶」の研究者が集まる大きな学会です。

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なかなか生で見ることのできない有名な先生方をはじめ、たくさんの記憶研究者たちの発表を聞いて、とても刺激になりました。
私は顔から感じられる「信頼できそう」という印象が、記憶の中でどう保存されるかというテーマについて発表しました。英語での発表はなかなか難しいものですが、いろいろな国の人に興味を持ってもらえると嬉しいですね。

ところで、ハンガリーはルービックキューブ発祥の地だそうです。市街地の壁にこんな絵が描かれていました。

画像イメージ近くで見た時のイメージ

画像イメージ離れて見た時のイメージ

近くで見ると小さな丸が並んでいるようにしか見えないのですが、離れて見るとルービックキューブに見える不思議な絵でした。
どうして近づいたり離れたりすると別の絵に見えるのでしょうか。そこにはいろいろな知覚現象がかかわっていると考えられます。こういった現象を解明するのも、心理学の一つのテーマになります。

海外に行くと、いろいろな発見があって面白いです。
皆さんも、機会があればぜひ外国に行ってみることをおすすめします。(もちろん安全には十分に気を付けてくださいね。)
それでは、楽しい夏休みをお過ごしください。

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幼児保育専攻 幼小コース 近況報告(担当:南雲成二)

7月25日

7月10日(日)一都三県一政令都市の「小学校教員採用試験第一次試験」が実施されました。

実践女子大学生活科学部 生活文化学科 幼児保育・児童教育専攻の第Ⅲ期生(平成29年3月卒業見込の4年生)のみなさんの「小学校教員採用試験第一次試験」受験状況は次のとおりです。

  • 東京都4名(内1名は大学推薦枠にて一次合格、二次試験対策に取り組んでいます。他3名は一次試験に果敢に挑戦しています。)
  • 埼玉県1名(大学推薦枠にて一次合格、二次試験対策に取り組んでいます。)
  • 千葉県1名(千葉県は大学推薦枠そのものがありません。昨年より一生懸命一次試験対策に取り組んでいます。)
  • 茨城県1名(茨城県も大学推薦枠そのものがありません。昨年より一生懸命一次試験対策に取り組んでいます。)
  • 横浜市1名(大学推薦枠にて一次合格、7月10日は二次試験の一部として、小論文にチャレンジしました。)

今後、一次試験の合格発表を待ちつつ、二次試験(主に小論文、個人面接、集団面接~含む模擬授業~)準備に積極的に取り組みます。同時進行で「卒業論文制作」を真剣に進めます。一次試験の最終発表が7月下旬~8月上旬。二次試験は8月~9月にかけて行われます。最終合格判定は10月初旬になります。

第Ⅰ期生(平成27年3月卒業)や第Ⅱ期生(平成28年3月卒業)の先輩方の動向は以下のとおりです。

  • Ⅰ期生:東京都小学校教員合格1名(今年2年目勤務)、埼玉県小学校教員合格1名(今年2年目勤務)、静岡県小学校臨時任用採用2年目1名(本年再チャレンジ)、埼玉県小学校臨時任用2年目1名(本年再チャレンジ) 病院医療事務勤務者2名
  • Ⅱ期生:東京都小学校教員合格1名、埼玉県小学校教員合格1名、横浜市小学校教員合格1名、 医療事務勤務1名、海外留学1名、民間企業勤務2名

本年再チャレンジをしたⅠ期生の先輩方(埼玉県や静岡県)からも、確かな手応えがあった特別受験枠の丁寧な報告が届けられました。臨時任用教員の仕事(正規勤務者とまったく変わらない内容)の大変さと、学び手とともに日々取り組むことの喜びややりがいがひしひしと伝わってきます。同時にお二人ともその人柄や人間性の素敵さが勤務先の保護者の方々や先輩方に愛されていることも強く伝わってきました。

正規教員のスタートをきられることも立派ですが、臨時任用職員の体験を自分自身の職能成長のエネルギーにしていっている姿(態度)もとても立派です。その経験がより豊かなで確かな教師力に必ず結実していきます。(このことは、公立小学校の副校長・校長体験からもはっきりとお伝えできることです…。)また、採用試験に関連してお伝えできることは、臨時任用職員の体験は翌年の採用試験の段階で考慮されるということです。

さて、後半の写真は、4年生の演習内容や学習風景と、3年生の教科教育法(家庭科調理実習「お米を炊く」)の
授業風景です。

大学3年次に小学校教育実習4週間を実践(9月初旬~10月中旬)し、学年末の1月下旬~2月初旬にかけて幼稚園で2週間の教育実習を実践します。小学校教諭一種免許状と幼稚園教諭一種免許状取得の為にもとても大切な両実習です。幼保小連携による「保育&療育&教育の充実」に関連してお伝えしておきたいことがあります。それは、幼児教育に関して体験的な知見をしっかりと持った小学校教員は決して多くないこと、また、小学校教育に関して体験的な知識・実践知を持った幼稚園教諭・保育士も決して多くないという現実です。このような状況の中で、実践女子大学生活文化学科の幼児保育専攻幼小コースは、その両方を丁寧に、実践的に学習・探究することのできるとても貴重な専攻コースだということです。

今後、是非とも「志」のある人達が、本学部本学科を志望し、後に続いてくれることを期待しています。

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保育園・幼稚園での実習が無事終わりました(担当:井口眞美)

7月10日

6月には、幼児保育専攻 幼保コースの3年生が2週間の保育実習(保育所)を、4年生が4週間の教育実習(幼稚園)を行いました。

実習に出発する前の学生たちは、「実習日誌を毎日ちゃんと書けるかな」「ピアノ、上手にできるかしら」と不安気な様子も見せるのですが、実習を終えると、保育者としての自信をつけ、精神的にぐんと成長して大学に戻ってきます。
とりわけ、4年生は4週間という長い期間、幼稚園において子どもの観察記録をとったり、保育補助を行ったりしながら保育の在り様を現場から学びます。また、絵本の読み聞かせやお弁当の時間の指導など、保育者としての実践的なスキルも身に着けていきます。そして、実習最終日が近づくと、責任実習といって、保育の計画書である「指導案」を作成した上で、朝から帰りの会まで担任として一日中保育を行い、実習の総まとめをします。

実習期間中には、生活文化学科の全教員が分担し合い、3,4年生全員の実習先(保育所や幼稚園)を一度訪問します。私が訪問した幼稚園では、4年生が、責任実習として、グループで協力し折り紙でアジサイを作る、カラーセロファンを使ってステンドグラスを作るといった活動の指導をしていました。アジサイの折り方がわからない子がいたり、はさみで紙をくり抜くのに苦戦する子がいたりしましたが、作品が出来上がると、子どもたちは「わあ、きれい!」「ねえ、ぼくのこれだよ。見て、見て」と歓声をあげており、楽しんで活動に取り組めた様子が伝わってきました。

最終日には感極まって「子どもたちも私も泣いてしまった」との声をたくさん聞きました。実習を通して学生たちに多くの学びがあることはもちろんですが、実習先の子どもたちにとっても、学生との出会いが思い出深い貴重な経験となってほしいと願っています。

画像イメージ折り紙でアジサイを作る

画像イメージカラーセロファンでステンドグラスを作る

     

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昨春卒業した学生から近況を伝える手紙が届きました(担当:田中正浩)

6月11日

「卒業してから早くも1年が過ぎます。今、2歳児クラスの担任をし、毎日あわただしい日々ですが、子どもの笑顔に癒され、パワーをもらいながら何にも替え難い充実した日々を過ごしています。・・・」

保育園での充実した日々、子どもとのかかわりや保育士としての仕事について、その様子や思いが飾らぬ言葉でいきいきと綴られています。実は彼女、この一年の途中で転職を経験しています。ゼミの学生でしたので、周囲が保育者を選択肢として自然に選ぶなか、多少の不安と悩みを抱きながら自身で企業を選択し、決心する姿を近くで見てきました。入社後は、能力を発揮し、早くから活躍していたことは聞いていました。

ここにきての方向転換は彼女にとってかなりの決断であったことでしょう。手紙には、企業に勤めた経験は決して無駄ではなく、むしろ保育という仕事に生きているとあります。この前向きさは、今ある彼女の原動力とも思えます。研修の際、彼女が保育の在り方、考え方について自分の考えを述べたところ、目に留めてもらい、さいたま市社会福祉協議会発行の「ぽけっと」に掲載されたのでと同封してくれたのが以下の記事です。

社会福祉法人さいたま市社会福祉協議会、勤務先の大宮日進さくらんぼ保育園のご厚意でブログに掲載させてもらいました。もちろん本人にも許可を得ています。

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掲載されているのは自身の考え、思いのほんの一部でまだまだ尽きないと、そして保育園での勤務で大学時代とは異なる考えをもつこともできたと記してあります。

子どもとかかわれること、今、保育園で多くの先輩保育士に教えを受けながら働けていること、多くのことに感謝しながら日々を過ごしているのがうかがえます。

私は、彼女の尽きることのない保育への思いをもっと聞いてみたいし、何よりもその姿勢と成長を見守っていきたいと思います。そして、すべてのことは無駄ではないし、むしろ無駄に終わらせることなく、という前向きな彼女が彼女なりのサクセスストーリーを紡いでいってほしいと願っています。

さいたま市社会福祉協議会別ウィンドウ

フレッシュマンキャンプ(担当:塚原拓馬)

5月12日

4月23日~24日に八王子セミナーハウスで1年生の「フレッシュマンキャンプ」が開催されました!入学して間もない時期に、同じ学年の友達を作り、交流しましょう♪という目的で、教員とキャンプリーダー(先輩)の皆さんと一緒に合宿をしました。

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思い思いに「期待と不安」を持ちつつ、大学生活へ。
キャンプリーダー(先輩)の話に聞き入ってますね!身近な先輩たちの話は、新入生にとって心強く感じられたことと思います。

大学生活の4年間は「成人」という人生の大きな節目の一つを跨ぐ時期にあります。4年間、本当に十人十色な日々を送って、楽しいことも辛いことも経験して、4年後の今頃は立派な社会人となって巣立っていくことでしょう。

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「一年一年、一日一日」を大事に過ごして欲しいなと、毎年このキャンプで思うのです。
4年後の今頃、生活心理専攻44名、幼児保育専攻52名の96名全員が、社会へ歩み出していくことを思い描いています。

平成28年度新入生のみなさん、入学おめでとうございます!(担当:学科主任 松田純子)

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2016年4月15日

4/4(月)入学式。雨のち曇りのあいにくの天気でしたが、日野キャンパス満開の桜の下、生活科学部の入学式が行われました。生活心理専攻44名と幼児保育専攻52名、計96名の新入生のみなさんが、私たち生活文化学科の一員となりました。心から歓迎いたします。

さて、ここでは、新入生のみなさんを迎えて、私が主任として述べた入学式当日の歓迎の言葉から、少し抜粋して書いてみます。

新入生のみなさんは、これからこの実践女子大学・生活科学部・生活文化学科で、学生生活を始めるわけですが、今、みなさんの頭の中は、いろいろな期待と不安でいっぱいかと思います。これから4年間、どのような生活が待っているのだろう、友だちはできるだろうか、勉強は大変なのだろうか、サークルや部活動は?…等々。
大丈夫です。きっと充実した学生生活が送れるはずです。私も含めて、生活文化学科の教職員一同、精一杯みなさんの自立と夢の実現のためのお手伝いをしようと思っています。但し、条件が一つあります。それは、みなさん一人一人が充実した楽しい学生生活を送ろうと決心することです。
みなさんには「自由」があります。おそらく高校までよりずっと自由があると思います。例えば、大学には制服はありません。毎日、どのような服を着て大学に行くかは、みなさんの自由です。この入学式では、ほとんどの人が黒いスーツですが、明日からは、それぞれみなさんが自由に選んだ服を着て、大学に通います。それぞれの人が自分の好きな服を着て、自分らしさを表現します。みなさんには、好きな服を選ぶ自由があります。
それでは、改めて「自由」とはどういうことでしょうか。心理学者で精神科医でもあったヴィクトール・フランクルという人が、こう言っています。

「人間の自由は、諸条件からの自由ではなくて、それら諸条件に対して、
自分のあり方を決める自由である」 (V.E.フランクル著『死と愛-実存分析入門』)

フランクルは、ナチスのアウシュビッツ収容所の体験を持つ人です。みなさんもご存じのとおり、強制収容所に送られた人たちは、財産も家族もすべて奪われ、毎日をいつ死ぬか分からない極限状態の恐怖と苦悩の中で生きなければなりませんでした。そのような過酷な環境の中で、ある時、病人が出たそうです。ところが、翌朝、その病人の枕元にいくつかのパンとスープが置いてあったというのです。その病人のために、自分に与えられたわずかな食べ物を置いて、空腹のまま強制労働へと出かけて行った人たちがいたのです。自分も生きるのがやっとという時に、病気の仲間に、自分の大切な食糧を与えるという自由を行使した人たちがいたということです。
そのようなことが自分にできるだろうか。みなさんはどうでしょう。極限状態では、そのようなふるまいはできないかもしれません。しかし、少しでもそのような選択ができる、自由を行使できる人間になりたいと思います。自分のためだけでなく、周囲の人たちのために自分のできることをする。よい生き方とは、自分の幸福だけではなく、周りの人たちの幸福を考えて生きていく生き方ではないか。「理性で考えて、❝よりよい方❞を選ぶこと、これこそが人間のあるべき姿、『自由人』。教養のある人の取るべき行動なのです」と渡辺和子先生(ノートルダム清心学園理事長)はおっしゃっています(渡辺和子著『面倒だから、しよう』)。
その教養を身につける場が、大学だと思います。自分が置かれた条件の中で、よりよい選択ができる。自分の幸せだけではなく、周りの人にとってもよい選択ができるような力を、みなさん一人一人がこの実践女子大学で、この生活文化学科の学びを通して身につけてほしいと思います。
もしかしたら、みなさんの中には、実践女子大学・生活文化学科は第一志望ではなかった、そんな人もいるかもしれません。しかし、明日からの学生生活をよりよくしていく自由は、みなさんたちにあります。要は、自分自身です。生活文化学科での学生生活が、みなさん一人一人にとって意義のあるものとなりますように願っています。そして、意義あるものにするという決意をもって、ぜひ今日のスタート地点に立ってほしいと思います。

新入生を迎え、いよいよ新年度が始まります。新たな気持ちで、一歩を踏み出したいと思います。

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資格と進路(速報):「認定心理士」・「社会調査士」の書類を確認(担当:水野いずみ)

2016年3月21日

3/17(木)に、この春卒業する生活文化学科4年生を対象とした、資格の書類を確認する会を行いました。学科の先生方が、学生と一緒に、資格取得に必要な書類の内容を確認してくださいました。

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今回、確認を行ったのは、「認定心理士」と「社会調査士」の資格の書類です。生活文化学科卒業生94名のうち、24名が「認定心理士」を、12名が「社会調査士」を申請します。2016年3月に生活文化学科を卒業する学生たちは、「認定心理士」については26%くらい、「社会調査士」については13%くらいが、4年間、資格取得に向けて頑張ってきたことになります。書類の内容を一緒に確認していると、一人一人の4年間が思い出され、「いろんなことがあったね」「こんなことがあったね」と話しました。書類の確認が終わった時に、「やったー!!!」と歓声を上げる学生もいました。

4月から、卒業生はそれぞれの進路に進みます。生活文化学科では、この春の卒業生の進路(現時点)について、速報をまとめています。

認定心理士資格を取得するなど、心理学を勉強したい学生が多くみられる生活文化専攻では、「製造・販売」(22%)、「金融・証券・保険」(22%)、「運輸・サービス」(17%)、「保育・教育・医療・福祉」(17%)、「情報・通信」(14%)、「建設・不動産」(5%)、「進学」(3%)などの進路がみられます。2016年度生活文化専攻卒業生は、「認定心理士」については33%くらい、「社会調査士」については13%くらいが、それぞれの資格を申請します。

これまで多くの卒業生が「認定心理士」などの資格を取得しています。卒業生と話すと、大変なことがあっても、地道にこつこつと取り組んだ学生生活を思い出し、がんばろうと思えるようです。
 心理学を学んだ生活文化学科の卒業生は、高校の先生や、東日本大震災のボランティアを実践する音楽療法士など、活躍しています。『心理学ワールド』(日本心理学会)の記事[ここでも活(い)きてる心理学]にて、活躍の様子をご紹介いただきました。

『生徒の夢を叶えるために ─ 一人ひとりを理解し,信頼関係を築く』~『心理学ワールド』71号PDFファイル
『様々な視点をもって ─ 音楽療法士として』~『心理学ワールド』72号PDFファイル

生活文化学科での心理学の学びの特徴は、『心理学ワールド』(日本心理学会)の記事[心理学キャンパスデイズ] にて知ることができます。本学の心理学の学びについて、日野キャンパスと渋谷キャンパスの違いが分かりやすくなっています。

生活文化学科での心理学の学びの特徴は、『心理学ワールド』(日本心理学会)の記事[心理学キャンパスデイズ] PDFファイル

今日は、日野キャンパスにて、いよいよ卒業式です。

ピアノと合唱の発表会:「保育表現技術a」「初等教科教育法」(担当:長谷川恭子)

2016年3月12日

みなさん、こんにちは!
3月も半ばになり、新しい年度が目前に迫ってきました。将来に向けて、夢が広がる時期かもしれませんね。

さて、後期授業終了間際の1月下旬に1年生と2年生合同で、ピアノと合唱の発表会を行いました。1年生は「保育表現技術a(音楽表現)」、2年生は「初等教科教育法(音楽)」の成果発表です。

1年生「保育表現技術a(音楽表現)」では、クラスごとにピアノ曲と童謡の合唱の発表を行いました。3クラス合同で、「世界中のこどもたちが」を手話をしながら合唱をしたり、音楽を全身で楽しみながらの発表でした。
2年生「初等教科教育法(音楽)」では、受講学生全員が好きな「Believe」を合唱し、途中でリコーダーも演奏しました。思いを込めて、丁寧に表現できました。

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「保育表現技術a(音楽表現)」は、保育者に必要な音楽の基礎技術を身につけるため、表現の活動をしたりピアノの技術を学んだりしています。また、「初等教科教育法(音楽)」では、小学校においてどのように子どもたちに音楽教育を提供していくのか、さまざまな観点から考え、教員としての心構えにつなげていくことを目指しています。
将来は保育者や小学校教員になるみなさん。今回の経験を生かし、美しくて楽しい音楽を子どもに伝えていってほしいと思います。

幼稚園・小学校コースの学び2(担当:渡辺 敏)

2016年2月22日(2月19日「幼稚園・小学校コースの学び1」のつづき)

【 3年生 「生活」 】
この授業では幼稚園教諭・保育士コースの学生と幼稚園・小学校教諭コースの学生が一緒に学びます。特に生活の中での子どもの学びを考えることを大事にしています。右の写真は授業で多摩動物公園に行った時の写真です。各自、先生になった時に、多摩動物公園に遠足に行くとしたら、どのような計画を立てるか、また、遠足後体験を生かしどのような保育、教育を計画するか話し合います。その後、グループごとに動物園遠足を生かしたお店を作成し、近くの保育園児を招いて1時間ほど遊びました。下の写真は動物をパズルにしたお店の様子です。

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【 3年生 「教育実習指導」 】
4週間の小学校での教育実習は3年生の秋に行っています。日野の小学校やそれぞれの母校での実習を終えた学生は児童理解や、教材開発、指導法などを身に付け、ぐんと成長して大学に戻ってきます。この授業では、再度、指導案を立てて学生相手に模擬授業を行い、その授業について話し合いを行います。「実習を終えると、こんなに真剣に学べるのだな。」と、教員がびっくりするくらい、学生は教師を自分の将来の仕事として真剣に考えるようになります。

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【 3、4年生 「ゼミナール」・4年生「卒業論文」 】
3年生からゼミナールが始まります。私のゼミでは子どもたちの学習意欲や、メタ認知、知識の構成など、教育についての専門的な学びを深めます。4年生ではその学びを生かして卒業論文を書きます。これまでの卒業生は実習校に再度ボランティアに加わり、算数の文章題が苦手な児童の指導法や、教師の板書技術など自分が一番考えたいことを卒業論文のテーマに掲げ、実際の観察やアンケートなどを通して卒業論文をまとめました。今年の4年生も1月末に卒業論文発表会を終え無事卒業予定です。今年の卒業生たちは東京、埼玉、横浜の小学校に就職予定です。写真はゼミの3年生で鎌倉遠足に出かけた写真です。

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ここまで、ざっと4年間の幼稚園・小学校教諭コースの主に小学校の専門科目についてご紹介しました。国語を担当する南雲先生と算数を担当する渡辺のほかに幼児保育の先生方や心理の先生方から学ぶ機会があります。幼児保育を学ぶことで子どもの幼児から小学校へと続く発達段階を学べます。心理系の授業では子どもの心理や支援の必要な児童についても学ぶ機会があります。幼稚園・小学校教諭コースは10名前後と人数は少ないのですが、その小回りの良さを生かして様々な場所へ出かけ、学びを深めています。今回ご紹介した場所の他にも横浜市立白幡小学校(アクティブ・ラーニング)、東京杉並区立高井戸第三小学校(算数)横浜市立上菅田小学校(道徳)品川ユニセフハウス(国際理解)、日野市発達・教育支援センター(特別支援教育)などに出かけました。

幼稚園・小学校コースの学び1(担当:渡辺 敏)

2016年2月19日

実践女子大学の生活科学部、生活文化学科、幼児保育専攻には2つのコースがあります。一つは幼稚園教諭・保育士コース(1学年40名前後)、もう一つが幼稚園・小学校教諭コース(1学年10名前後)です。今回は私が担当することの多い、幼稚園・小学校教諭コースの学びをご紹介します。このコースでは卒業時に幼稚園教諭と小学校教諭の一種免許が取得できます。実際どのような教科での学びがあるのかご紹介します。

【 1年生 「保育・教育指導の基礎」 】
幼稚園・小学校教諭コースの学生は、この授業で幼稚園教諭のほかに、小学校教諭の仕事についても学ぶ時間を持ちました。「小学校の先生たちは何時に寝ているの?」とか「朝は何時起きなのだろう…」といった生活に密着した疑問から、「教材はいつ準備しているのだろうか。」といった実際の仕事に関わる疑問まで、自分たちで考え予想します。私自身、小学校の教諭を25年ほど続けてきたので、その話と、実際に教育実習で学生がお世話になった先生方の話を紹介しました。学生たちは実際の小学校の先生の話から今まで知らなかった小学校の先生という仕事をイメージしていきます。
その後、東京学芸大学附属小金井小学校で6年生の授業を朝から半日参観しました。そして大学のすぐそばにある日野第七小学校の1年生の授業も参観し、子どもたちの1年生から6年生までの発達の違いについても話し合い理解を深めました。写真は最後の時間に行った焼き芋の風景です。キャンプや野外炊事で火を扱うのも小学校の先生の大事な仕事です。どのように落ち葉をくべると火が付きやすいのか実際に体験を通して学びました。

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【 2年生 「保育・教育指導の実際」 】
2年生はこの授業で、日野第七小学校に3回ボランティアに行きました。朝早くの集合は大変だったようですが、給食を子どもたちと食べることができてとても充実したボランティアになったようです。私からは「先生がどのような指導をしているかを見てくること。」という参観の視点を学生に与えました。3回のボランティア終了後、学生はそれぞれが参観した内容をパワーポイントでまとめ、発表し話し合いました。最後に、小学校の先生の大事な仕事である遠足の計画を立川にある昭和記念公園で企画する課題を出しました。その後、実際に昭和記念公園にでかけ、自分たちの計画が実施可能かどうかを確かめました。ちょうどこの日、公園内の古民家でうどん打ち体験会をしていたので参加させていただきました。打ち立てのうどんはとてもおいしかったです。

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(つづく)

もちつき大会 大成功!(担当:井口眞美)

2016年2月6日

12月20日(日)、秋山ゼミ3年生の6名が、大坂上都営住宅の自治会主催「もちつき大会」に遊びボランティアとして参加しました。

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大坂上団地では、高齢化が進み、住民同士の交流の場も少なくなっているため、昨年度から、団地住民の親睦と伝統的な日本文化の継承を目的としてもちつき大会を行っています。今年は、自治会会長より「子どもたちが参加する遊びの場を盛り上げてほしい」との依頼を受け、社会福祉学の秋山ゼミ3年生が遊びボランティアを行うことになりました。

当日、もちつき大会に参加した子どもたちは、学生たちと一緒に、けん玉、投げゴマ、お手玉、カルタ等の昔遊びを楽しみました。簡単に遊べる手作りコマや紙コップけん玉も準備しておいたため、小さい子も無理なく遊ぶことができました。

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自治会の方々からはお誉めの言葉をたくさんいただき、学生たちもやり甲斐を感じたことと思います。美味しいつきたてのお餅も頂戴し、温かく楽しい雰囲気の中、もちつき大会の一日が過ぎていきました。

長崎ゼミ:臨床発達心理学研究室(担当:長崎勤)

2015年12月24日

みなさん、こんにちは。
長崎ゼミでは、「生活の中での心の支援」をテーマに、地域にお住まいの3歳のダウン症のお子さん(Aちゃん)に大学のプレールームに来て頂き、月2回、「発達支援プログラム」を行っています。
「発達支援プログラム」は、①音楽活動、②運動サーキット・ゲーム、③認知・言語、④おやつ、⑤家族支援(母親面接)から構成されており、1回約2時間です。
では、その一部を簡単にご紹介しましょう。

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①音楽活動プログラム
Aちゃんのドラムと大人(音楽療法士)のピアノとの即興演奏を通して、コミュニケーション能力を促しました。即興演奏では、まず、大人が子どもの演奏を模倣します。そうすると、不思議なことが起こります。子どもは、だんだんと、大人を良く見るようになり、大人の模倣をするようになりました。このような積み重ねから、徐々に、相手を意識した合奏のような演奏(セッション)になっていきました。
通常の赤ちゃんとお母さんとの間で起こる表情や体の動きによるコミュニケーション(情動調律・情動調整)を、わかりやすい音楽で促すものです。

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④おやつプログラム
おやつや食事といった活動は、栄養摂取だけでなく豊かなコミュニケーションの場であり、またたくさんの学習課題が埋め込まれている場でもあります。
Aちゃんは「おせんべいとクッキーどっちがいい?」と聞かれると、最初は欲しい方を指さしして「アー」と言っていましたが、大人が、「せんべいね」と子どもの気持ちになって代弁してあげると、だんだんと、「(せん)べー」とことばで、自分の気持ちを表すことができるようになってきました。
また、大人と一緒にカルピスをつくる(co-cooking)、「調理入門」も行います。「カルピスのキャップを開けて→カルピスを適量入れて→水のキャップを開けて→水を適量入れて→マドラーでかき混ぜて」と簡単なようでも様々な認知課題が含まれています。
これらをただ「人にしてもらう」のではなく、自発的に行ったり、調整するちからを育てることは、障害があるお子さんでは特に大切だと言われています。お母さんにも作ってあげられるようになって、ちょっぴり自慢げでした。
このプログラムは(株)カルピスとの共同研究によって行っています。
◎チームプレイと保育園訪問も
学生は、4,5人のチームに分かれ、各プログラムの指導案の作成と、指導、振り返りを行います。学期に1回程度、Aくんの保育園も訪問し、園での様子も観察させて頂き、連携をしていきます。

これらのプログラムを通して、障害のあるお子さんとの関わり方を学ぶだけでなく、子どもの豊かな発達をビデオのスロー再生をみるようにゆっくり丁寧に見ることができ、「人間の発達とは?障害とは?」といった基本的なことを学ぶことができました。
ある学生の感想です。「臨床に参加する前、障害児って、かわいそう、って思っていたけど、Aちゃんはちっともかわいそうじゃない。Aちゃんはただの子どもだ。楽しそう!」

*プログラムの紹介、Aちゃんの写真掲載については、Aちゃんの保護者の了承を頂いています。

2015年度の授業を振り返って 「心理学演習1・2」(2年前期・後期)(担当:作田由衣子)

2015年12月10日

こんにちは。
このブログでは、生活文化学科の教員が交替で、それぞれの担当する
授業やゼミの様子をお伝えします。
初回なので緊張していますが、よろしくお願いします。

私の担当する心理学演習の授業では、2年生を対象として、
少人数のグループを作り、その中で担当を決めて、毎週1本ずつ、
日本語の論文を読んで発表してもらっています。
論文の題材は、twitterを使った調査や香りの効果を調べる実験など、
学生の皆さんにも興味を持ってもらえるかな?と思ったものを
選んでいます。

ほとんどの学生は論文を読んだこともなく、論文に出てくる
実験方法や分析方法なども全く分からない状態で最初は
とても苦労したようですが、回を重ねるうち、コツをつかんできたようです。

この授業を通して、論文の読み方・書き方、心理学の研究方法、
プレゼンテーションのやり方などを少しでも身に付けて
もらえたらと思います。また、日常的なテーマでもこんな研究に
なるんだと思ってもらえればうれしいです。

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