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小学校教員養成課程(幼児保育専攻)

小学校教員養成課程

本学における小学校教員養成課程の意義

幼児保育専攻では、2011年4月から、小学校教諭(一種)免許状を取得できるようになりました。学園創立から110年以上の歴史ある学び舎ですが、学園始まって以来、初めて小学校教員養成課程が設置されました。小学校の教諭は、女性にとってやりがいのある生涯にわたって働くことのできる職業です。小学校教員養成課程の設置は、自立、自営の女子教育に取り組んでいる本学にとって待ち望んできたことでもありました。保育・教育は、学祖下田歌子先生が大切にされた領域の一つであり、これまでも、保育士・幼稚園教諭を輩出してきました。

学祖下田歌子先生の小学校教育に対する情熱

学祖下田歌子先生は、全国統一の教科書がまだ模索段階であった時期に、小学校の国語の教科書として明治20年に「國文小學讀本 一之巻上・下~八之巻」を執筆されるなど、小学校教育に高い関心をお持ちでした。この「國文小學讀本」では、日本語の単語に加えて英語の単語も併記するなど、当時としては大変画期的でした(写真参照)。

今でこそ外国語としての英語が注目され、2011年度より完全実施された新学習指導要領では「生きる力」を志向し、幅広い考えのもとでの人間形成をめざして、小学校高学年については「外国語活動」が導入されました。しかしながら、120年以上前に下田歌子先生によってこのような教科書が執筆されていたということは、下田歌子先生の先見の明を表すとともに、先生が世に先駆けて日本語の将来を真剣に捉え、広い視点から教育についてお考えになっていたということを示しています。その意を汲んで本学科としても特色ある小学校教員養成課程を展開したいと考えております。

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幼児保育専攻の保育者養成はまだ歴史が浅いですが、既に1期生・2期生の約2割が、公立保育園・幼稚園に正規採用されたという実績があります。同様に卒業後、小学校教員として現場でその指導力を発揮できるような卒業生を送り出すことが大いに期待されます。そのため、本専攻では、将来現場に立ったときに、それぞれの場面に柔軟に対応できる力量を形成することを重視して指導しています。

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さらに、本専攻の特徴として、小児科医の教員と一緒に「子ども病院」での見学実習を行ったり、心理学(発達・学習・社会)の3領域に専任教員を配置されていたりなど、医療・心理の知識を身につけた専門性の高い小学校教員を養成するという点が挙げられます。そして、様々な場面で子どもたちの状況をしっかりとふまえ、適切に対応できるプロフェッショナルを世に送り出すことをめざしています。

目指している教員像は

  • 1時間の中で、子どもたち一人一人が必ず活躍できる授業づくりのできる小学校教員
  • 学級集団を通して、個を育てられる小学校教員
  • 学校・保護者・地域の三者連携ができる小学校教員
  • 学級活動・児童会活動・クラブ活動・学校行事の各領域で、特に望ましい人間関係を築ける教員
  • 子どもと保護者の関係を捉えることができ、適切に対応できる小学校教員

幼児保育専攻で小学校教員をめざす

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小学校教員養成課程の開始初年度より小学校教員をめざす学生による勉強会が既に行われており、その内容をふまえて、1年生から模擬授業に挑戦しています。