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高橋意智郎先生

1 人 1 人が力をつけることが大切

高橋意智郎先生

高橋 意智郎(TAKAHASHI Ichiro)/現代社会学科・准教授

略歴:1994 年に早稲田大学商学部を卒業後、早稲田大学大学院商学研究科修士課程へと進みその後同研究科博士後期課程の単位修得。現在は人間社会学部現代社会学科准教授として、国際ビジネスの研究を行っている。執筆に携わった著書としては『グローバル企業の市場創造』『きっちり学ぶ経済学入門』などがある。

Q.先生の研究分野を具体的に教えてください。

国際ビジネスの研究を行っています。具体的に言うと、企業が国境を超えることに伴う様々な問題を解明していく分野です。現在は、日本企業の海外事業展開や外資系企業の日本市場展開といったテーマを中心に、研究をしています。

Q.高橋ゼミでは毎年どのようなことをしていますか?

基本的には、二人一組でのテキストやビジネス記事の担当箇所の発表と全体でのディスカッション、卒業論文の書き方の勉強を行います。これらに加えて課外活動として他大学と合同ゼミを開き、企業との連携も行っています。

前期の合同ゼミは日本大学と行っています。内容はある共通テーマが与えられ、それについて各グループで研究発表をし、評価を競うものです。今年度は「業績不振に陥った企業がなぜそうなったのか。その企業が業績回復を図るにはどうすればいいか」というテーマで行いました。後期の合同ゼミは、規模がさらに大きくなり、約 10 校 100 人以上が参加します。

Q.現在のゼミの状況はどのような感じでしょうか?

学生の旅行プランを原案に作成したご当地じゃらん図.学生の旅行プランを原案に作成したご当地じゃらん

高橋ゼミの傾向は、例年、似たような雰囲気というよりもタイプの異なる学生たちが集まるのですが、今年もそのような学生が集まり個性豊かなゼミとなっています。また今年のゼミ生は、2 月に岩手県大槌町で観光プランを作り上げるというインターンシップに参加しました。地元の方々にアポイントメントをとって、自分たちのプランへの参加を交渉したり、プランの価格設定をするなど様々な経験をしました。その経験から、現在のゼミでも一人ひとり自分ができること、目標のために何をすべきか、どうすれば改善できるのかを考え、行動に移すことができるとようになったと思います。

Q.学生におすすめしたい本を教えてください。

高橋先生おすすめ本

ひとつめは「大学生の学び・入門-大学での勉強は役に立つ!」渕上慎一(著) 有斐閣アルマ、です。大学の勉強はどういうものなのか、また学ぶ上で何をすればいいのかということが書かれています。2、3 年生が読んでも遅くないです。何かを取り組むことに遅いことはありません。今からでもできます。

二つ目は「成功術 時間の戦略」鎌田浩毅(著) 文春新書です。この本は、時間の考え方について教えてくれます。

人間は 1 日に活動できる時間が限られています。その中での時間の有効な使い方、そして、限られた時間の中でどのようにして勉強に取り組めばいいか、この本を読んで参考にしてみてください。

Q.最後に、学生へのメッセージをお願いします。

学生のうちに外国に行っていろいろな国の社会や経済、文化を知ってください。

私は大学時代よく海外に行きました。時には友人と一緒に、時には一人でそれまでとは違う環境で日々を過ごし、外国を知るとともに日本を外から見ることができました。人間が持つ時間はとても短く、限られています。学生のうちに外国を訪ねることをお勧めします。

(聞き手:池田あゆみ・水戸紗花/調査日:2015 年 7 月 29 日)