実践『ペルソナ』通信(No.004)
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実践『ペルソナ』通信 (No.4)
「女子大生のダイエット事情」に関する調査結果
~体型に不満を持つ人は 82%、ダイエットの光と影~
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実践女子大学人間社会学部・実践「ペルソナ」研究会は、実践女子大学生を対象に、「ダイエット事情」についてアンケート調査を実施しました。有効回答者数は 50 サンプルでした。
※実践「ペルソナ」研究会は、実践女子大学人間社会学部における「統計科学(担当:竹内光悦)」、「経営学(担当:篠崎香織)」、「マーケティング(担当:斎藤明)」の 3 つの分野のゼミ生を中心に組織され、実践女子大生が「自分たち自身」の消費活動、ライフスタイル等を科学する研究会です。
【総括】
今回の調査を通して、女子大生のほとんどが自分の体型に不満を持っていることがわかった。しかし、実際の BMI の数値が肥満の人はわずか 6% であった。いかに、「痩せている」というハードルが高いことが予測できた。また、実際にダイエットをしたことのある人は 6 割にとどまり、その中の半数が食事制限によってダイエットをしている人が多かった。ダイエットを辞めた理由は「あきらめた」と回答した人は 5 割、目標を達成した人は 1 割程度だった。ダイエットをしたことがない人も、自分が「つづかない」ということを見越してしなかった人が 8 割以上いた。
性格や日常の行動をみても、早寝早起きが苦手な人が多く、運動をすることをあまりせず、インドア派な人が多いことから、ダイエットも手間や労力を使わない方法を好みながらも、人目を気にするためダイエットには意欲的な側面も見られた。