実践『ペルソナ』通信(No.012)
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実践『ペルソナ』通信 (No.12)
「実践女子大生における本学図書館利用」に関する調査結果
~図書館ではパソコンを利用する人が半数~
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実践女子大学人間社会学部 「ペルソナ」研究会は、実践女子大学生を対象に、「本学図書館利用」についてアンケート調査を実施しました。有効回答者数は 62 サンプルでした。
※実践「ペルソナ」研究会は、実践女子大学人間社会学部における「統計科学(担当:竹内光悦)」、「経営学(担当:篠崎香織)」、「マーケティング(担当:斎藤明)」の 3 つの分野のゼミ生を中心に組織され、自分たちの消費活動、ライフスタイルをはじめ「実践女子大生が自分たち自身」を科学する研究会です。
【総括】
渋谷キャンパスに通う実践女子大学の学生は図書館をどのように利用しているのかを調査し、62 サンプルからの回答を得た。図書館の利用率については、90% 以上が最低 1 回は利用しており、テスト期間前や期間中は利用頻度が高いことが分かった。また、図書館を利用する時間帯は空き時間を有効に活用している人が多く、全体の約 80% 人が 1 冊以上は図書館で本を借りたと答えたが、図書館の利用目的の半数が「レポート作成」であることが分かった。学校と家でのパソコンにおける作業効率は「学校」と回答した人は 43% で多いように思えたが、「変わらない」という回答が 31% となったため、「学校での作業効率が良い」という割合はそれほど高いとは言えず、特に意識していないことが伺える。パソコンの所有に関しては、「自分用がある」と答えた人が約 60%、「家族の兼用がある」と答えた人が約 40% で、「所有していない」と答えた人はいなかった。図書館の利用目的の 50% が「レポートの作成」であることから考えると、本学のパソコンを使用する頻度は、パソコンを所有する有無に関わらないということが言える。