実践『ペルソナ』通信(No.034)
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実践「ペルソナ」通信(No.34)
「実践女子大生の占いに対する意識」に関する調査結果
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実践女子大学人間社会学部 実践「ペルソナ」研究会は、実践女子大学生を対象に、「占いに対する意識」についてアンケート調査を実施しました。有効回答者数は 40 サンプルでした。
※実践「ペルソナ」研究会は、実践女子大学人間社会学部における「統計科学(担当:竹内光悦)」、「経営学(担当:篠崎香織)」、「マーケティング(担当:斎藤明)」の3つの分野のゼミ生を中心に組織され、実践女子大生が「自分たち自身」の消費活動、ライフスタイル等を科学する研究会です。
【総括】
渋谷キャンパスに所属する実践女子大生は、占いに対しどういう意識を持っているのか、その実態について、40 サンプルの実践女子大生から回答を得ました。
「あなたは占いを信じますか」という質問に対し、65% の人が「信じる」(はい)と答えた。しかしながら、日常的に占いをチェックしている人は 30% であった。占いを朝のテレビ番組でチェックする人が 49% と大半を占めている。しかしながら、朝占いをチェックするからと言って、その占いでその日の一日のモチベーションを保っているわけではないようだ。占いの結果が良い結果だった場合は、「信じる」人が 82%、「信じない」人が 18%。またその結果を受け、モチベーションは変わるかという質問では、「上がる」と答えた人は 43%、「変わらない」と答えた人は 57% であった。逆に、占いの結果が悪い場合、その占い結果を信じるかという質問に対して、「信じない」人は 69%、「信じる」人は 31% であった。同じようにこの結果を受け、モチベーションは変わるかという質問に対し、「さがる」と答えた人は36%、「変わらない」と答えた人は 61% であった。
また、「パワースポットに行ったことがあるか」という質問では、49% の人が行ったことがあると答え、パワースポットの力を信じる人は、54% もいた。また、神社でおみくじを引くことは、87% の人がお正月だけではなく神社に行くたびにひいたり、有名な神社では引いたりト神社でおみくじを引くことから、定番のこととなっているようだ。
このように、占いは女子大生の日常的なものとなっており、中には、占いを信じそれによってモチベーションを変えたりしている人もいるようだ。