実践『ペルソナ』通信(No.053 および No.B-053)
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実践「ペルソナ」通信(No.53)
「実践女子大生のスマホケース」に関する調査結果
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実践女子大学人間社会学部・実践「ペルソナ」研究会は、実践女子大学生を対象に「女子大生のスマホケース」について、写真観察を実施しました。
また実践女子大学人間社会学部・実践「ペルソナ」研究会は、実践女子大生と他大学生を対象に、「大学生が持ち歩いているスマートフォンカバーの実態」についてのアンケート調査を実施しました。有効回答者数は、100 サンプルでした。
※実践「ペルソナ」研究会は、実践女子大学人間社会学部における「統計科学(担当:竹内光悦)」、「経営学(担当:篠崎香織)」、「マーケティング(担当:斎藤明)」の3つの分野のゼミ生を中心に組織され、実践女子大生が「自分たち自身」の消費活動、ライフスタイル等を科学する研究会です。
【総括】
写真観察では現在、ほぼ 100% の女子大生がスマートフォンを利用していますが、女子大生がどのようなケースを利用し、何に重点を置いて選び購入しているのか、またどこで購入しているのか、女子大生は Android と iPhone どちらの利用率の方が高いのかに焦点をあて調査・分析を行いました。その結果、実践女子大生は、スマートフォンのケースを自分の好みに合わせて使っていることがわかりました。ケース自体のデザイン性の良さを追求する場合だけでなく、シールやストラップなどを用いて好きなようにアレンジして使っている場合も見られました。また、手帳型のケースは全体の 3 割ほどで、ほとんどが非手帳型でありました。その中でも、「iFace」シリーズはとても人気がありました。また、かわいさやおしゃれさだけでなく、利便性も考え、定期券やコンサートのチケットなどをケースに挟んでいる人もいました。
さらに調査票調査を通して、女子大生の iPhone 利用率が非常に高いことが分かりました。カバーを選ぶ際はデザインを最も重要視しており、カバー交換のきっかけは、古くなったら変えるという人が多くいました。購入場所においては、実践女子大生はインターネットでの購入が最も多く、他の女子大生は雑貨屋での購入が多い結果となりました。価格は、 100 円から 4,000 円までと幅広く回答があり、100 円ショップの商品を使う人から、デザインにこだわり価格の高いものを使う人もいることがわかりました。しかし 4,000 円以上のものを購入する人はあまり見られませんでした。
調査の詳細については調査報告書をご参照ください。
■■■ 実践女子大学人間社会学部「じんしゃ」■■■