実践『ペルソナ』通信(No.072 および No.B-072)
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実践「ペルソナ」通信(No.72)
「実践女子大生のロック画面」に関する調査結果
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実践女子大学人間社会学部 実践「ペルソナ」研究会は、実践女子大学生を対象に、「携帯のロック画面」についてアンケート調査を実施しました。また「携帯のロック画面」について写真観察を実施しました。
※実践「ペルソナ」研究会は、実践女子大学人間社会学部における「統計科学(担当:竹内光悦)」、「経営学(担当:篠崎香織)」、「マーケティング(担当:斎藤明)」の3つの分野のゼミ生を中心に組織され、実践女子大生が「自分たち自身」の消費活動、ライフスタイル等を科学する研究会です。
【総括】
今回の調査を通して、ほとんどの学生がロック画面を初期設定から画像を変えていることが分かった。ロック画面にしている画像は様々であり、設定の際は自分の好みや趣味によりロック画面を設定していることが明らかになった。またロック画面は時間や通知を確認するためだけに見ることが多く、それに伴い約 9 割の人がロック画面のみを開くということが分かった。
観察の結果、女子大生は毎日何回も目にすることになるロック画面を、あらゆる目的を持って設定していることが分かった。「癒し」「憧れ」「思い出」「面白さ」「便利さ」など個々の求めているもの、見たいものがロック画面に反映されている。「好きだから」という理由でロック画面にした人も写真観察法を通してどのような方向性の「好き」なのかを細かく分析することができた。
調査の詳細については調査報告書をご参照ください。
■■■ 実践女子大学人間社会学部「じんしゃ」■■■