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研究業績・活動

紀要

実践女子大学文学部美学美術史学科の研究紀要として、毎年、「実践女子大学美學美術史學」を発行しております。「実践女子大学美學美術史學」の内容は、国立情報学研究所が運営する学術情報データベース「CiNii」よりご確認いただけます。

大学院生・修了生の研究

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美術史学専攻博士後期課程 
大平有希野

入学当時、美美にはなかった博士課程が新設され、実践で美術史を学べる環境が充実したことは、研究者を志す学生として嬉しく思います。私の研究者としての基盤は、作品を見ること、読み解くことを学んだ学部での四年間です。展覧会にも足を運び、できるだけたくさんの作品を見ました。大学院に進学してからは、資料や文献を探すため、蔵書に恵まれた図書館に通う日々でした。全国各地へ直接調査に出向くことも増えました。研究の傍ら、香雪記念資料館にて博物館実習やアルバイトも行いました。多岐にわたる学芸業務に携わることで、研究とは異なる美術の現場を知る機会ともなりました。

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研究者を意識するようになったのは、日本美術史の演習で学科所蔵の《源氏物語図草稿》を調査した時のことです。未研究の作品だったため、基礎データの作成にはじまり、作者や制作年代の推定、文字の読み下し、他の源氏作品との比較まで、手探りの作業でした。作品研究の難しさを実感した半面、突き詰めて作品と向き合う姿勢を学びました。現在の研究対象である清原雪信も研究途上の絵師であるため、この時の経験が役立っています。博士課程では、研究課題をまとめ、学会発表や論文を通じて研究成果が美術史の中で理解を得られるよう努めていきたいです。