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難波 雅紀

難波 雅紀

文学研究科 英文学専攻 教授、副学長、常務理事

難波 雅紀(なんば まさのり)

NAMBA Masanori

研究室
渋谷キャンパス 1414
専門分野・専攻
アメリカ文学・文化
教育研究情報
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最近の研究テーマ等

17世紀植民地時代から19世紀アメリカン・ルネッサンス期にかけての文学を研究対象としています。例えば、クーパーやブラウン、ホーソン、メルヴィル、ディキンソンなどの作品を取り上げ、当時の社会思想や文芸思潮という脈絡において個々の意義を考えています。そのためには、従来の研究とは違って、宗教、歴史といった広い思想的枠組みの中で個々の作家や作品を捉える必要があります。中でも前提となるのは17世紀ピューリタニズムの研究です。そこで、現在は、ピューリタンの書き残した歴史や日記、日誌、伝記、説教などに特に焦点を当て、植民地時代ニューイングランドに特有の精神性や文化性を考察しています。今後は、ニューイングランド・ピューリタンの文学が18世紀、19世紀アメリカ文学にどのように受容され、継承されていったのか、そのテーマを論じていこうと考えています。

主な担当授業と概要

アメリカ文学・文化講義c

17世紀植民地時代のニューイングランドにおける思想を、現代のアメリカ文化、アメリカ政治との関連を踏まえて概観する。ピューリタニズムを始めとするキリスト教思想がアメリカン・ナラティヴおよびアメリカン・アイデンティティの形成に果たした役割には、とりわけ注目していく。

アメリカ文学・文化講義d

モダン・ジャズをとおしてアメリカの文化や社会の有り様を考察する。音楽ジャンルとしての歴史や特徴を踏まえつつ、特にビバップからハードバップの時代に多く産み出された、いわゆるスタンダード・ナンバーに焦点を絞り、映像と音源によって視覚的、聴覚的な理解を得るとともに、歌詞に注目しながら、モダン・ジャズのもつ物語性を明らかにしていく。

研究室・ゼミ紹介

大別して、ゼミには、17世紀植民地時代から19世紀アメリカン・ルネッサンス期あたりまでの文学、思想を卒論の主な題材にしている学生と、映画や音楽などの現代アメリカ大衆文化を題材に取り上げている学生がいる。最近は、後者の学生の割合が多くなってきたが、どちらにせよ、題材を取り巻く時代背景や社会状況のリサーチと、その結果を踏まえてのテーマ分析と考察に、各自が時間をかけ、最終形である卒論に仕上げていくのに変わりはない。その進捗状況の報告と指導、助言のために、学生は週に1回、ゼミの授業とは別に、個別面談を受けている。

卒業論文題目

「リンカーンが創りたかったアメリカとは」、「マイルス・デイヴィスの『自叙伝』を通して見る黒人差別」、「ゴスペル研究—ゴスペルにおける黒人の情動」、「ディズニーアニメーションにおける差別意識」

趣味・特技

学問的な専攻分野とは別に、高校時代から、演奏を含めた様々な形でモダン・ジャズに係わってきた。

受験生へのメッセージ

日常のどんな場面でも、自分の語彙とスタイルで、自分のことを他者に伝えられること。そういう表現方法をいくつももっていて、うまく使い分けられること。それがとても大事だと思う。