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黒川文庫

文庫構成

黒川文庫は、黒川春村、黒川真頼、黒川真道の黒川家三代の旧蔵書である。
 
黒川春村の学問を継承した黒川真頼は、1891年頃に浅草小島町の家に土蔵を建て、八万余りの蔵書を収め、これらの図書を、「天」、「地」、「人」の蔵ごとに類別しました。現在の主な分野別所蔵先は、「歌学」ノートルダム清心女子大学、「物語・随筆」実践女子大学図書館、「日記・紀行」宮内省書陵部、「神道」国学院大学図書館、「仏書」日本大学総合図書館、「国語」東京大学国語研究室に所蔵されています。
 
本学は、上記した「物語・随筆」を中心に、『源氏物語 古活字本』など329点の資料を所蔵しています。
・『実践女子大学図書館所蔵 黒川文庫目録【新版】』文芸資料研究所編2011年3月刊

本学所蔵の経緯

1923年9月の関東大震災により「天」、「地」の2つの蔵が崩壊、焼失しました。残る「人」の蔵書は、古書店に流れたものと、家族の手元に残ったものとに二分されましたが、第2次世界大戦後、家族に残された図書も手放さざるを得なくなり、1950年頃、筒井氏のもとにあった図書が書陵部、ノートルダム清心女子大学、本学の三者に分売されました。

集書者

・黒川春村(1799-1866)寛政11年に江戸浅草田原町に生まれ、通称治郎左衛門、後に主水と改めました。狂歌を浅草庵守舎に狂歌を学び、浅草庵(三世)を継ぎ、弘化3年に笠亭仙果に、その号を譲り、自身は和歌を修め、狩谷棭斎に古学を学び、清水濱臣、岸本由豆流、伴信友等と交わり、考証学に専念しました。

・黒川真頼(1829-1906)は、群馬県桐生に生まれ、父は機業家の金子吉右衛門治則。その長子でしたが、13歳の時、黒川春村に、国文・国語・音韻学を学び、春村没後、黒川の姓を名乗り、家を継いだ。1869年に大学に出仕し、文部省に移り、1879年東京大学法学部、文学部講師、1887年『古事類苑』編纂委員、1902年東京大学名誉教授となり、文学、芸術、教育の各方面にわたり活躍しました。

・黒川真道(1866-1925)は、黒川真頼の四男、長子直吉は金子家を継いだが、嘉市、伍市が早世したため、黒川家を継ぐ、明治21年『古事類苑』編纂の嘱託となり、帝国博物館に勤務し、豊富な資料に恵まれ、『日本教育文庫』『日本歴史文庫』『日本風俗図会』等の編纂にあたりました。
*上記の解説は、永田清一著「黒川文庫」(『実践女子大学文学部紀要』第23集1981年刊)によります。

所蔵場所

日野キャンパス図書館

     公開目録はこちら. 

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