第16号(1996.7) 目次に戻る
短期大学図書館の機械化に際し、機械操作のにがてな私は、複雑な操作を必要とするのではと敬遠していたが、先般機会があり、検索端末の操作をご指導いただき、こんな簡単な操作でよかったのか、といわゆる食わず嫌いを反省している。
機械化される前の図書検索は、目録カードを一枚一枚チェックすることで必要な図書を探し出していた。最初の方にめあての図書があればよいが、終りの方ではそれなりに時間を要するために、つい面倒となり書架の間を歩き直接めあての図書を探すか、職員の方に聞くなどし職員の方の仕事を中断させてしまったことは、私以外の方も経験されているのではないだろうか。
蔵書目録・カード目録で検索していた時は、あくまでも標題での検索であったが、機械化により、たとえば「ファッションの歴史」と言う図書の検索は、標題での検索以外に、サブタイトルやシリーズ名等の途中に“歴史”が入っていれば機械は拾ってくれるため、おもわぬ図書に巡り会えるチャンスがある便利さもあるが、検索者の入力によってはやたら多くの図書が表示されることもあった。
たとえば、「製造物責任」に関する図書の検索はさほど冊数が多くないため数秒で検索終了、一覧表へとなるが(ちなみに源氏物語の様に500冊ちかいものも同様であった)、製造物責任は(Prouduct Liability)で通常PLと略し使用されるので、PLと入力すると自分が必要とする図書の何倍も検索される。これは英文略がPLとなるもの(プラトン全集等)を機械が拾っているからであり、入力者は、PL法と法をつけて入力するか(Prouduct Liability)と全部を入力する方が早く目的とする資料にめぐりあえる。
いま一つは、「風と共に去りぬ」等は検索の方法によっては、原書,脚本,訳,AVが総合的に画面に表示されるので、ついでにAVが見たいと思った場合でも画面さえながめていれば必要なデータをもらう事ができる便利さもあった。
図書館フロアーの案内図が入力されていた。
短大では現在稼動していないが、どのジャンルがどこの書架にあるかが表示されるシステムであり、狭い短大は歩いてもすぐ目的図書の所へいけるが、大学の様に広い場所では重宝がられると思われた。
図書貸出しも従来はそのつど貸出しカードに自らが記入していたが、機械化後は、図書と図書館利用証をカウンターへ提出すればよいだけであった。
機械化は検索、貸出し手続き等の簡素化と便利さを生んだことにより、教職員、学生とも今後も機械化の整備に正比例するように利用者が増加していくと思う。現に短大も大学も検索端末機の前には常に学生が座っていることはこれらをものがたっているし、私自身いままで以上に図書館を利用させていただこうと思っている。
最後に検索端末操作のご指導や多くの説明を時間外にもかからわずして下さった職員の方々に感謝申し上げます。