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【JOIN! no.1】食生活科学科澤山茂研究室×TOTO株式会社「男の料理教室」

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パートナー:TOTO株式会社
担当教員:澤山茂教授・松葉悠助手
参加学生:羽根田秋世・佐藤真優子・松嶋綾子・松本彩実(生活科学部 食生活科学科)
実施期間:2016年3月~2016年11月(料理教室実施日:2016年11月4日・25日)

 TOTO株式会社が、同社の男性社員向けに企画した『男の料理教室』を、食生活科学科の澤山茂教授と同研究室の助手1名、ゼミ生4名(3年生3名・4年生1名)が担当しました。ゼミ生は卒業研究の一環として、レシピやスケジュールの考案、配布資料の作成、下ごしらえといった準備から、当日のアシスタントや片付けまで、料理教室の運営全般を担当しました。

連携の経緯 ~男女共同参画の推進~

 実践女子大学は、2015年に「男女共同参画推進宣言」を制定し、ワーク・ライフ・バランスの推進や、男女共同参画に関する教育の充実などを進めています。
 一方、TOTO株式会社では、全社を挙げてダイバーシティとワーク・ライフ・バランスを推進しています。『男の料理教室』は、普段あまり料理をしない男性社員に家事の大変さを体験してもらい、家事・育児参画と、働く女性への理解促進を目的とした取組みです。
 実践女子大学とTOTO株式会社、それぞれの理念のもとに今回の連携が実現しました。

研究室の紹介

 澤山茂研究室(調理学第3研究室)では、小麦アレルギーの方も食べられる米粉を使った餃子の皮作りや、ニョッキの物性と官能評価・嗜好性調査、金針菜の成分分析など、様々な研究を行っています。今回、学生は「男性が作りやすい料理」をテーマとした卒業研究の一環として、『男の料理教室』に取り組みました。男女共同参画の講演会にも参加して、男性の家事参画についての理解を深めるとともに、今後はアンケート調査等を行い、さらに研究を続けていくそうです。

サービス・ラーニング

 澤山教授は、今回の連携事業をサービス・ラーニングの機会と捉え、その教育効果に着目しています。サービス・ラーニングとは「社会的な活動に実際に参加することにより、体験的な学習を通じて、社会に対する責任感や実践的能力を養う教育方法」であり、大学教育と社会貢献活動との融合を目指すものです。今回参加した学生は、相手のために考え、行動し、工夫する中で、社会的役割を認識するとともに、実践的な能力を身につけることができたのではないでしょうか。

連携先の声

 『男の料理教室』には、2日間で18名の男性社員が参加しました。参加者からは、「先生やゼミ生の皆さんの人柄で、楽しく取り組めた。」「美味しく作るだけでなく、材料を無駄にしないという考え方が勉強になった。子供にもちゃんと伝えたい。」「思ったより料理が楽しく、頭の運動に良い事に気がついた。」といった感想が寄せられました。

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<参加学生インタビュー>

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<メニュー>
豚肉の生姜焼き
小松菜と油揚げの煮浸し
白米
大根とわかめの味噌汁

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●事前準備や、当日、実施後等、どんなところで関わりましたか。

 約1か月前から、まずはメニューを考えました。
 男性が作ってみて、実際に家でも作ってみようと思えることをポイントにしました。
 メニューが決まってからは、1食分を作るのに必要な分量・栄養価の計算をして試作したり、作成手順のフローチャートやお買い物リスト(図右下。とってもわかりやすいと評判だったそうです!)を作成しました。

●大変だったこと、気付いたこと、学んだことは何ですか。

 私達が気にしないことを、
「なんでこの時にこれを入れるんですか」
「なんでこれはこの順番なんですか」
など聞いてくれて、そこから会話が弾み、学校で勉強したことも役立ちました。
 普段料理をしない男性も、やり方がわかればできるんだと思いました。どうしたらいいかわからない、作ったけど美味しくないことが、やる気を無くしてしまうんだと思いました。
 自信をもって作れる料理が何個かあれば、どんどんやりたくなってくるんじゃないか、レシピを検索しちゃうようになるんじゃないか、と思いました。

●お友達や後輩に一言お願いします!

 ぜひみんなにも参加してほしいです。
 自分たちがメニュー考案から実際に行うところまで全部考えて、こんな機会がないとできないし、将来役立つなと思いました。

<本件に関する問い合わせ先>
実践女子大学研究推進機構研究推進室
TEL:042-585-8821