画像イメージ

ここからページの本文です

NHK「カルチャーラジオ」

本学美学美術史学科の六人部昭典教授が、NHKラジオ第2放送「カルチャーラジオ 芸術その魅力」を担当します。テーマは「絵画の変革と音楽の関わり」、放送日は7月5日から9月27日の毎週水曜日(全13回)です。本ページに資料を掲載しますので、放送の聴取と併せてご覧ください。

なお、この放送は、NHK文化センター青山教室で行われる「カルチャーラジオ講座」を収録するもので、本講座は6月8日(木)から開始されます。また、本学では、この「絵画の変革と音楽の関わり」の内容を発展させた授業を「美学美術史特講d」として、本年度後期に開講する予定です。

番組概要

【番組名】 NHKラジオ第2放送「カルチャーラジオ 芸術その魅力」
【放送日時】2017年7月5日~9月27日 毎週水曜 20:30~21:00
【出演者】 実践女子大学教授教授 六人部昭典

テーマ「絵画の変革と音楽の関わり」

 絵画と音楽をテーマに、西洋近代絵画の展開に音楽がどのように関わったかを考える。音楽は絵画と異なり、対象を再現することはできないが、対象から喚起される感情など、目に見えないものを表現する。また、「コンポジション」という語が、絵画では「構図」を指し、音楽では「作曲」を意味するように、両者では、構成の考え方が異なる。さらに、音楽が時間を伴う芸術であるのに対して、絵画は形式(フォルム)の中に時間をもたない。
 近代の画家たちは、音楽のこのような特質をヒントに、絵画の変革を生み出してゆく。目に見えないものの表現を目指し、あるいは色彩の自律性を探求するのである。 近代絵画の変革と音楽の関わりについて、絵に関連する音楽を紹介し、画家の言葉やエピソードをまじえながら考えてゆく。

放送予定

放送日

放送内容

2017/7/5

二人のクロード:近代絵画と音楽 モネ「睡蓮」/ドビュッシー「水に映る影」

2017/7/12

切断された肖像画 ドラクロワ「ショパンの肖像」/ショパン「子猫のワルツ」

2017/7/19

ピアノと家族 ルノワール「ピアノを弾く娘たち」/モーツァルト「キラキラ星の主題による変奏曲」

2017/7/26

アダージョ(緩やかに) シニヤック「アダージョ」/ベートーベン「ピアノ・ソナタ第26番 変ホ長調 告別」

2017/8/2

野性の響きを聴く ゴーガン「プルターニュの踊る少女たち/エンヤ「Any Where Is」

2017/8/9

アラベスクと世紀末美術 ドニ「天井装飾のための詩的なアラベスク」/ドビュッシー「二つのアラベスク」

2017/8/16

絵画の構成と音楽 マティス「音楽のレッスン」/ハイドン「ピアノ三重奏曲第4番 ホ長調」

2017/8/23

音楽家へのオマージュ デュフィ「ヴァイオリンのある静物:バッハへのオマージュ」/バッハ「ヴァイオリン・ソナタ第1番」

2017/8/30

「楽器」という静物 ブラック「マンドリン」/ヴィヴァルディ「マンドリン協奏曲 ハ長調」

2017/9/6

「青の時代」とギター ピカソ「老いた盲目のギター弾き」/ファリャ「漁夫の歌」

2017/9/13

唯美主義とノクターン ホイッスラー「青と金色のノクターン」/ジョン・フィールド「ノクターン第5番」

2017/9/20

抽象絵画と音楽 クプカ「ノクターン」/サティ「三つのノクターンより」

2017/9/27

画家が音楽から学んだもの ルドン「シューマンの肖像」/シューマン「子供の情景第1 見知らぬ国々と人々」

※エンヤ:アイルランドの歌手、作曲家、音楽家。
※アラベスク:イスラム美術の一様式。
※ファリャ:スペインの作曲家。フランコ政権を避けてアルゼンチンに亡命。
※ジョン・フィールド:アイルランドの作曲家、ピアノ奏者。最初にノクターン(夜想曲)を書いた。
※クプカ:抽象絵画のパイオニア。