学生のみなさんへ
実践女子短期大学学長 湯浅茂雄
「女性が社会を変える、世界を変える」本学園は、1899年(明治32年)、近代女子教育の先駆者であった下田歌子によって創立されました。 女性の社会的地位がほとんど問題とされなかった時代において、いち早く女性の地位向上を目指し、その基礎が女子教育にあることを見抜いたのが学祖下田歌子でした。
教育により、女性の品格を高め、さらに実践的な学業を授けることで自立の基礎とし、社会に貢献できる人材を育成しようとしたのです。
以来、本学は一貫して、「品格高雅」にして「自立自営」しうる女性の育成を建学の精神とし、また、この教育理念を持つことを誇りとして、社会で活躍する多くの人材を世に送り出してきました。
学祖の残した多くの言葉の一つに「女性の清らかな徳性と豊かな情操をもって社会の弊を正せ」というメッセージがあります。
この言葉は、いまも色あせていないばかりか、さらに重要な意味を持つメッセージとなっています。
より公正な社会を築くとともに、世界平和を実現するためには、これまで以上に、女性が社会で活躍し、発言力を高めて行く必要があると確信しています。
みなさんは、この気概をもって本学で学び、社会で活躍できる実力を養ってください。
「実践女子短期大学の第2世紀へ」
本学は創立112年という長い伝統により培ったすべての環境をかけて、女性を支援する大学であり、学生を大切にする大学です。私たちは、みなさんが有意義な学業生活、学生生活を送るためのあらゆる支援やそのための努力を惜しみません。在学生や卒業生を「わが子ら」と表した学祖下田歌子の学生一人ひとりを大切にする伝統は守りつつも、社会変化に対応した教育を展開しています。
実践女子短期大学の学生として身に付けるべきマナーや論文の書き方や情報検索の方法などのアカデミックスキルの修得を目的とした科目群「実践スタンダード」の創設や、全学必修のキャリア教育など、常に社会の要請に応え、教育内容の見直しを行なっています。
平成26年4月には日本語コミュニケーション学科、英語コミュニケーション学科は渋谷キャンパスでの教育展開を予定しています。食物栄養学科においては現在、大学教育を展開している大坂上キャンパスへ移転し、より充実した修学環境の整備を予定しています。
実践女子短期大学の「第2世紀」として積極的な改革を行い、社会に貢献し得る人材を輩出し続けます。
本学での学びを通して、みなさんが人間的に大きく成長されることを大いに期待しています。

