生活科学部 食生活科学科 教授
山﨑 壮(やまざき たけし)
YAMAZAKI Takeshi
研究室 | 日野キャンパス 5館527 |
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専門分野・専攻 | 食品成分のリスクと有効性の評価、天然物化学、食品分析学 |
教育研究情報 | 研究者情報データベースへのリンク |
最近の研究テーマ等
・食品中の機能性成分と味覚成分の分析
・香料化合物のリスク評価手法に関する調査研究(食品安全委員会受託研究)
・酸化防止剤の抗酸化活性測定法の確立研究
主な担当授業と概要
基礎化学(管理栄養士専攻、食物科学専攻、健康栄養専攻)
栄養学、食品学、調理学などの専門科目を理解するための基礎化学と有機化学の基礎知識を学びます。化学反応の量的関係、化学計算、化学構造式の読み方、生体成分の化学構造と生体内機能との関連性を取り上げます。
食のリスク管理(健康栄養専攻)
食品の有効性や危険性に関して、正しい情報も不適切な情報も大量に社会に発信されています。そこで、実例を取りあげながら、食品の機能性とリスクを科学的根拠に基づいて判断する態度を養うことをめざします。
研究室・ゼミ紹介
研究は自分が興味あることをやりたいと思う気持ちが原動力なので、この研究室では4年生の卒業論文テーマは、各学生の希望を基にして決めています。近年の人気テーマ分野は、(1) 食品中の機能性成分や味覚成分に関する研究、(2) 食物アレルギー患者対応レシピの開発に関する研究、(3) 美容・健康食品の機能性、流通実態、本学学生の意識に関する調査 です。
この研究室での卒業論文の履修(ゼミ)がめざすことは、よく遊んでよく学ぶこと、そして研究室が学生の大学での居場所であってほしいことです。実験や調査を行う以外に、週1回、ゼミ生全員で研究の進捗状況報告会を行います。折々の懇親会やゼミ合宿も行います。
卒業論文題目
・野菜中の機能性成分・抗酸化成分の加熱調理による含量変化
・緑茶・紅茶の茶種と入れ方の違いによる味覚・成分の比較
・コーヒーの酸味成分と苦味成分の原産地別および販売店別比較
・食物アレルギー患者のための、小麦、乳、卵を除去したお菓子・デザートのレシピ開発
・ダイエットや美容効果を謳った健康食品の機能性、流通実態、利用者の意識調査
趣味・特技
家庭園芸(プランター)
受験生へのメッセージ
大学では広い学問範囲の授業が用意されています。高校までの勉強と比べて、興味を持てる広さ、学びの自由度が格段に広いです。自分が興味を感じる分野や得意な分野を見つけ出してさらに伸ばす勉強ができます。一緒に自分探しの勉強をしませんか。