ふなにひとれんが
写刊・冊数:写1巻
備考:伝昌叱筆
ジャンル:連歌
紹巴・昌叱他(詠)
連歌。木筥入り。上蓋に「連歌懐紙 連歌師昌叱筆」と墨書。
巻子本(木軸)写一巻。表紙寸法17.9×19.7糎。茶色地に菊花模様入り金襴表紙。左肩に金泥書題箋貼付、題字「昌叱筆」。押竹あり、白緑平織紐(爪無し)。
本文料紙雲紙。端作「元亀三年七月十三日/賦何人連歌」。発句「秋かせの山くちしるし荻の声 紹巴」付句「松の木すゑの月すめる顔 宗作」。句上「紹巴十三/宗作九/昌叱十二/心前十一/善帖十/了玄九/宗仍十/但阿七/正繁九/正継八/宕千世一」(但し該書の出詠数とは異同がある)。
識語「昌叱老筆跡」。極札一枚添付、表書「連歌師昌叱 秋かせの/連歌百韻懐紙/一巻
琴山(印)」裏書「秋かせの百韻懐紙一巻 酉閏十 栄(印)」(古筆了栄、寛文九年の極めか)。旧蔵者印記無し。
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