実践女子大学 生活環境学科 環境デザイン研究室 卒業研究

2008年度卒業研究一覧

1)色・素材の組み合わせによる街並みの印象評価

隣接する建物の色や素材が似ていれば、違和感を感じないが逆に異素材、異なる色など使っているとまとまりがなく、美しくないと感じる。街並みの中に新しい建物を建てたときに、どのような建物であれば周辺との関係が好ましくなるかと考え、今回は3つの項目に着目して研究を行った。

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2)看板マークのアイデンティティと景観へのなじみの評価

ロゴマークの配色はどのように印象に影響するのか、色の変化にロゴマークらしさはどの程度まで変化するのか、また雰囲気の違う街ごとにどのような看板が適するのか調べ、街並みと調和しながらイメージを損なわずに効果的なアピールができる看板を調査した。

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3)色覚異常者の色の感じ方について

 健常者と色覚異常者の色の見え方が違うということは明らかになっているが、実際にどのように感じているのかは正確には分からないのが現状である。彼らは私たちと何が違うのだろうか。また色の差をどのように感じ取り、識別しているのか、彼らの感じ方を探ることが今回の目的である。

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4)子どもにとってのアフォーダンス

子どもは大人の取らないような行動を取るが、子どもならではの行動にはどのようなものがあり、どんな場所で起きるのだろう。そして子どもがそのような行動をついとってしまうのは何故なのだろう。
子どもの行動観察と保護者へのアンケート調査を行い、実態を探った。

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5)照明光色と家具・壁床面色の交互作用について

照明光色と部屋の色彩について、暖色系配色の部屋に低色温度の照明が合い、寒色系配色の部屋には高色温度の照明が合うという記述はあるが、科学的な検討がなされているわけではない。
そこで実際に模型を作成し、壁床面やインテリアの配色、光色などを変化させ印象評価を行ってもらうという実験を行った。

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6)インテリアを印象評価する視点

人それぞれ個性があるように、同じインテリアを見ても感じ方が異なるのではないか。そこでインテリア模型を作成し、感じた印象を回答してもらうインタビューを実施することとした。

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7)建築写真における対象物と良い構図の関係性について

人は写真を撮る際に構図を頭の中で考えるが、一体写真はどのように撮ったら対象物を美しく魅せることができるのか。またより美しく撮るにはどのような方法があるのかを検証することを目的としている。
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