卒業研究要旨(2007年度)

東京たわわ

2007年度卒業研究 空間デザイン研究室 寺園綾・坂内友美

東京たわわ

人生の中で何度、
東京タワーが自分たちの記憶に残る事だろう

これはあなたと東京タワーの新しい物語
2008年 ここは東京タワー周辺
大きな地球の小さな国、
日本の中心にあるシンボル 東京タワー
その周りには、365日、1日24時間という
決まった時間を人が行き来し交差していく
だけど毎日毎日、何か物足りなさを感じているのは
東京タワーが見えるその周りが空っぽだからだ

人は多いのに
タワーは輝くのに

そこで出現した東京たわわ。

東京たわわは、東京タワー周辺が人が行き来するだけではなく、
その中でなにか繋がっていく人間模様や人との繋がりを感じてもらうために作られた

空っぽの周りがいつもと違って見えてくる
誰もが一年に一つ歳を重ね、
一日一日が誰かから誰かに繋がっていく
そんな素敵な12ヶ月の宝石が
東京タワーの周りを覆っていった
たまにはゆっくり歩いてみたら、
見えないものが見えてくる

自分の誕生月に行ってみたら、
なんとなく嬉しくなった
大切な人と一周ぐるっと巡っていたら、
楽しくて思いっきり笑った
嫌なことがあったら行く場所にしたり、
自分をみつめる場所にしてもいい
一人一人楽しみ方は十人十色

巡ってみよう
あなたから大切な誰かに繋がる時間と共に

東京たわわが贈るプレゼント

(図)東京たわわ構想



2003-2008, Space Design Laboratory, JISSEN Univ.
Status: 2008-01-30更新