2017.12.27
忘年会と出張で連日ばたばたしている中、風邪気味状態からいったん回復、なんとか乗り切ったかと思っていた矢先、先週金曜の授業の終わりから再び喉が痛い。咳が出始めました。夕方ちょっと寒気もするなあと思ったりしていましたが、土曜日の朝から体中がぐったり。大学に来て研究室を開けたものの、昼前にちょっと退散することに。治りかけた風邪がぶり返したのか、またべつの風邪にやられたのか、なんだかんだ無理が祟ったのか。ともあれ、帰りにお粥だのヨーグルトだのアクエリアスだの風邪薬だのを買い込み、土日はひたすら寝て暮らすことに。寒気もしてちょっと熱も出ていたかな。ちょうど家族は旅行に行ってしまっていたので、とにかく一人で寝ていようと。風邪のせいか寝過ぎのせいか、途中から腰が痛くなってきて、寝ているのもつらくなったりして。月曜にはだいたい熱も下がったので、研究室を開けに行きますが、咳は止まらず。水曜の今日になっても咳き込んでいて、まだ治りきっていません。何となく背中がばりばりぞわぞわして、なかなか作業に集中できず。いったんバランスを崩すと元に戻すのにずいぶんと時間がかかるようになりました。やれやれ。- そんな状況の昨日、いちおう年末恒例、4年生の卒業研究進捗状況発表会を行いました。とにかくあと1ヶ月ちょっと、今の時点でどこまで進んでいるのかを報告してもらいます。いやあ、なかなか大変です。データ整理が終わっていないどころか、まだこれからデータを集めないと、という状況。制作はまだ本分以上が、影も形も見えない状態。年明けしたらあと2週間、要旨作成に邁進しないといけないのに、これは本当に危機的な状況なのですが、あまりに危機的過ぎて、危機的であるという意識すら希薄になってきている今日この頃。研究室はいちおう28日までオープンの予定。新年は5日から。初日にいきなり1限から授業です。
2017.12.18
週末に名古屋で見学会。大久手工房の手がけた高齢者施設等を見に行ってきました。大久手の最近のテーマはどうやら、施設のイニシャルコストを下げること。多くの施設のイニシャルコストは高すぎて、入居者からの居住費は高くなり、また人件費に回す費用が減ってしまう。その結果よいスタッフも集まらず、よいケアも出来なくなってしまう。現状のRC造やS造の施設は無駄が多く、そのためのイニシャルコストもランニングコストもかかり過ぎ。4〜5人で2500万円の住宅に住んでると、一人あたり500万円の住環境。でも多くの施設では、一人あたり1200万円くらいふつうにかかっている。木造でつくることで、住宅規模のコストに下げることができる。耐火も準耐火も木造に耐火被覆を施すことで可能となった。施設の余計な空間を省き、分棟化するなどして規模を小さくすることで、十分に木造で建築が可能となる。それだけでかなり建設費が縮小する。ゼネコンではなく木造住宅をつくる工務店で建設ができる。規模を小さくすると、設備も住宅のものがそのまま使用できる。自動ドアも電子ロックもナースコール設備も不要。分厚い耐火被覆によって断熱性も高くなり、小規模空間のために光熱費も低く抑えられる。別に高い木を使わなくても、室内に木造住宅の雰囲気がつくれるようになる。そんな話しを聞きながら、施設見学。ただし、単にイニシャルコストを下げようとすると、おそらくぺらぺらの粗末なだけの施設になりかねないでしょう。生活の場としての環境をきちんと作り出せる力量があった上で、不必要な部分をそぎ落とし、必要なところには必要なお金を使うことができているので、落ち着いた住みやすい環境になっていたように思います。- ここのところしばらく風邪気味。火曜くらいから身体がだるいし喉も痛くなってきた。水曜は環境行動研究小委員会があって、夕方から学会へ。社会学の先生をお招きしての研究会。その後懇親会へ。木曜は午後から渋谷で会議があり、引き続いてセンター試験の監督説明会、そして全学忘年会。だんだんとだるさも蓄積されつつも、忘年会の後の二次会にまで参加。金曜は1・3限授業のあと、名古屋の見学会の前入り。前々助手が結婚して名古屋にいるので、顔を見に行ってささやかに名古屋場所。そして土曜は朝から夕方までびっしりと見学会。このあたりがだるさと咳のピークだったかも。マスクを極力外さないように気をつけてました。4日連続の懇親会。でもちょっと早めに終わったので、ちょっと早めに睡眠をとったら、翌日はちょっと復活の兆し。せっかく名古屋まで来たので、岐阜まで足を伸ばして、メディアコスモスを見て岐阜城に上ってきました。メディアコスモスみんなの森は、伊東豊雄設計の図書館。午前中はさほどの人でもありませんでしたが、お昼にさしかかるとどんどん人が増えてきて、1階のコンビニは長蛇の列で、1階のロビー空間はどこも人がいっぱい座って、ご飯食べてました。週末だったことも影響したかもしれませんが、地元の人の気軽で楽しい居場所になっている印象。その一方で、雨漏り等で補修が大変だ！という噂も聞きましたが、どうなのでしょうか。とりあえず、お昼くらいまでだらだらと図書館で過ごして、岐阜の町を上から見下ろしておこう、と思って、バスで岐阜城へ。信長何とか記念とやらで、通常550円の一日乗車券が450円で販売中。ロープウェーで上まで昇って、そこから徒歩5分かそこらで岐阜城（コンクリートのレプリカですが）。天守閣から周囲が360°見渡せます。なるほど。天下を見下ろす気分が味わえるでしょう。
- この週末、名古屋のホテルが妙に高騰していると思ってましたが、どうやらちょうどこの3日間（金･土･日）、嵐がナゴヤドームでコンサートだったとのこと。ドームツアーだと万の単位で人が来るだろうから、ううむ、そのせいか！帰りの名古屋駅も、お土産屋が異常に混み混みで、何だかな。
2017.12.11
今週は、出かける用事がいろいろと入ってきています。水曜は、環境行動研究小委員会が夕方から学会で。木曜は午後から渋谷で教授会とセンター試験の説明会、その後全学忘年会があります。金曜は授業終了後に名古屋へ移動、土曜の福祉施設小委員会の見学会に備えて前入りします。研究室にいる時間がいつになく少ないですね。年末に来て少しだけ忙しくなってきます。それにしても、卒研生が一向にエンジンがかからないので、なるべく頑張って研究室を開けてやるかという気になりにくい今日この頃です。あと2週間で設計が完了しなかったら、卒制の継続を認めない、とまで言ってあるんですが。。。- 年末の時期だからということでしょうか、名古屋で宿泊先を予約しようとしたら、ふだん1泊5000円くらいのホテルも軒並み高くなっています。何てことないビジネスホテルに2泊して25000円とか30000円とか言われると、なかなかちょっと二の足を踏むといいますか。いろいろ探して結局、金山の駅近くのホテルを予約。それでも1泊11000円。全国的にこの時期はこんな感じなんでしょうか。
- 今日は一日、何をしているうちに時間が経ってしまったのだろう。午前中授業があって、午後から流しの排水口の掃除をして、卒論の調査シートをちょっと考えて、メールを2本書いて、卒論の相談を何人か受けて、授業の配布プリントと提示資料を作って、ゼミ活動の内容を考えたら、あっという間に夜になってしまいました。やらなきゃいけないこと、あれとあれとあれがまだできてない。そのうちあれとあれは結構時間がかかるのに。明日忘れないようにしないと。
2017.12.02
12月に突入しました。いよいよ今年もあと1ヶ月！ぜんぜんそんな実感はありませんが。でもカレンダーが残り一枚になって、新しいカレンダーを仕入れなきゃ、年明けの予定が書き込めない。。。今朝の新聞で流行語大賞が発表されたり、どうやら年末が近づいているらしい。今年の流行語大賞は、「インスタ映え」と「忖度」がダブル受賞とのこと。「忖度」と聞くと、どうしても語感がソンタック風邪薬みたいに聞こえてしまい、そんなこと考えている人いっぱいいるだろうなと思って検索してみると、「ソンタック 口止め せき・にん・逃れに 役人によく効く」というパロディ画像。なかなかよくできてます。受賞者は「忖度まんじゅう」を売り出した社長が出たらしいけど、あの国税庁長官を受賞者にしろ〜！と思うよね。でも本当は忖度なんてものではなく、もっと分かりやすい「意向」「指令」があったのではないかと思いますけども。- 今朝のトップニュースは、皇室会議が現在の天皇の退位日を2019年4月30日に決定した、とのこと。5月1日から新しい年号となるらしい。今回ばかりは日程を自由に決められるわけで、もうちょっと今の天皇に頑張ってもらい、2021年1月1日からにすれば、新しい年号も覚えやすいのに。皇室会議って何かと思ったら、総理大臣が議長となって、皇族2名、宮内庁長官、衆議院･参議院の正副議長、最高裁長官・判事で構成されるものらしい。嘘つきで国を平気で私物化し、天皇に対してこれっぽっちも敬意をもっていない議長が進める会議で決められた方針に、いったいどれほどの正当性があるのか分かりません。法的には、6月に成立したばかりの天皇退位のための特例法で、皇室会議を意見を聞くことを義務づけていることによるらしい。けどこの特例法も、天皇の意向をことごとく無視して決められたものではなかったか。とりあえず、いろんな日付は西暦に統一するのが、余計な混乱しないで済みそう。