2021.02.23
ここまでずっと慌ただしく、卒業研究発表会も、卒業制作講評会も終了し、それから卒業論文のとりまとめ（制作の人はポートフォリオづくり）作業で、連日ばたばたと過ぎていきました。その間に2期入試で入構禁止期間もありました。昨日時点で全員なんとか提出に漕ぎ着け、ほっと一息というところ。学科には、23日は祝日だけど主任は出勤予定、とアナウンスしてしまったので、静かな研究室で時折卒論提出を受け付けています。研究室が静かになって、いろいろ作業が捗るかと思いきや、ここ数日の暖かさで本日はかなり花粉症の症状が酷く、鼻グズグズしながら、体温調整もうまくできず、なんだかよろよろと作業しているようなしていないような感じです。ともかく、これからしばらくは、静かな研究室ライフになります。- 27日の土曜には、中高の家庭科教員向けのセミナーで、1時間ばかり話をすることになっています。テーマは何でも良いですよ、と言われて、ひとしきり考えていましたが、「まちの居場所」というテーマで話ことにしていました。そろそろそのための準備作業をしなければ、と思いつつ、なんとなく気持ちがだらだらして、何も進む気配がありません。聴衆イメージがつかないので、どのように話を始めて、どう最後着地すればよいのか、見当がついてないんですね。発表資料だけは事前提出なので、何とか仕上げないと。
2021.02.11
いよいよ明日が卒業研究発表会。明後日が卒業制作講評会となります。いちおう準備は整ったようです。内容はともかく、発表会の前日に卒業制作の展示まで終えられた、というのは画期的というのか、要領が良いというのか。発表の練習もだいたい終えて、リハーサルでもとくに大きな問題なくできそうです。が、本番では何が起きるかわかりません。そして明日は一日パソコンの前に貼り付いてzoom三昧。これはこれでけっこう疲れそうな気がします。朝9時から18時まで、意識を保っていられるかどうか。なかなかの長丁場です。例年であれば、終わったあと打ち上げ！というところですが、今年はそうもいかないので、「じゃ、また明日」という終わり方でしょうか。節目節目が感じられず、何となくいろんなことが過ぎていくようです。- そういえば今日は祝日だったんですね。卒研のリハーサルと制作のパネル作成と、ばたばたしているうちに終わってしまいました。でも事務が閉まっていたりして、実は大学は休日モードで、認識がすっかりずれている感じがします。明日明後日が終わると、学生たちは大きな山を越えたことになります。でもここでほっと一段落してしまうと、今年は論文提出が1週間近く早まっているので、ちょっとまずいかも。でも大学は入試（一般2期）に備えて、14〜17日まで学生入構禁止になるので、ここで気が抜けて、最後慌てふためくことになるかもしれません。教員側としては、明日の発表会で4担の大きな仕事が一段落するので、やれやれというところ。慣れないZOOM発表会がさてどうなるやら。
2021.02.07
さて、後期の授業もすべて終わり、manabaを使った期末テストも終わり、課題もすべて提出され、膨大な採点業務の傍ら、卒業研究もいよいよ大詰めを迎え、一般入試も1期が終わりました。入試の業務と入試判定の業務と卒業研究発表会の業務と、いろいろ一辺に押し寄せてきて、ちょっと何が何だか。今年は一般入試前3日間は、学内での感染防止のため、基本的に入構禁止。でも申請を出して3日の内2日は出校して、黙々と業務をこなしていきました。ようやく採点は目途がつき、提出課題もぜんぶ撮影を終え、1期の入試判定も終わって、ふうとため息。- あと数日後に迫った卒業研究発表会。今年は新型コロナの緊急事態宣言下にあることを受け、ZOOMでのオンライン開催を試みることとなりました。そう決めたはいいけど、いつもとはまったく異なる準備とオペレーションが必要。いろいろ考えると、いろんなトラブルも想定され、オンラインに慣れない学生、慣れない先生も含めて、発表、質疑などうまく進めていくための方策を検討しないといけません。発表者本人がその場にいないので、何かあったときはどうするか。研究室から発表する学生はどうするか。学内で学生が視聴する場合、どうするか。座長はどこでどうするか。2人組、3人組の発表はどうするか。けっこう面倒なのが音問題。ひとりでPCで完結してるときはいいけど、その場に複数台のPCからzoomアクセスすると、誰かの発言が他のPCから音がでて、それが発言者のマイクで拾われるとハウリングしてしまうので、さてどうするか。いろいろ考えると、いろいろ面倒なことが多く、やっぱりいつも通り対面での発表会にしておけばよかった。。。（そういうときに限って4年担当だったりする…）
- 今年から始まった「デザイン基礎演習d」という演習授業。今まで2年前期で製図基礎を行い、2年後期が空いて、3年から設計製図が始まったら、いきなり自分でデザインして模型と図面でプレゼンテーションが求められる。ということで、2年の後期に、模型づくりの基礎と、空間作り（デザイン）の基礎を学ぶための授業を立ち上げ、今年がその初年度となりました。受講生は30人ちょっとで、前期製図基礎の半分くらい。とりあえず試行錯誤しながらの授業開始となりました。使う材料はスチボのみ（基本3mm、一部1mm）。まずは箱の作り方、屋根の作り方、階段の作り方、窓の作り方、などをやった後、簡単なデザイン課題をいくつか。機能はどうでもいいので、とにかくいろんな形態操作を加えてみて、試行錯誤を繰り返し、立体的に面白い空間を組み立ててみる。そしてそれを、図面でも表現するのが狙い。最後、けっこうユニークな作品がいくつも出てきたので、3年生からの設計製図に生きるとよいなと思います。ただ、設計製図のほうは、自分で担当するのは今年が最後で、来年度は非常勤の先生にお願いすることになります。高田先生も交代となるので、そういえば来年から設計教育が大きく変わることになりそうです。