2023.09.28
もう9月も末、来週からは10月です。授業も始まって1週間、明日から2週目に突入します。久しぶりなので、manabaだのresponだの、分かっていると思いつつ、いろいろ設定が違っていたり、公開するのを忘れていたり、授業が終わってから気がつくミスがあったりと、ばたばたです。授業の事前の準備だけでなく、授業が終わったあとも、授業の振り返りシートをチェックして採点したり、質問に回答するなどフィードバックしたりと、何だかんだと時間がとられるので、新学期に入るとあっという間に時間が飛ぶように過ぎていく感じです。- 高校時代、ふとラジオから流れていた曲が気になって、途中からカセットテープに録音した。男女でデュエットしている曲で、誰の曲かもタイトルも分からない。今はもちろんそのカセットテープは無くなって、その曲を耳にすることもなかったけれど、歌詞の一部が妙に耳に残っていたりする。ふと思い立って（というほどでもないけれど）、そのうろ覚えの歌詞を検索してみた。すると、質問箱か何かで、その同じ歌詞の部分について「誰か知りませんか」という質問が出てることを発見して驚く。まったく同じ疑問をもっている人がいたのか。回答には、曲のタイトル、歌手名と、その歌詞すべてまで上げている人がいた。甲斐よしひろのラジオで流れた曲で、一般には発売されていない自主製作版ということらしい。かなりレアな曲ということで、接点はそのラジオのみ。そして、当時のラジオからエアチェックしたという、その曲の音源が何とYouTubeにも上げられている！ということで、すっかり忘れかけていたけど、何十年ぶりに聞くことができた。因みに、下田逸郎という人の「ちょっとHot」という曲。長年の謎（？）が解明したというか、図らずも記憶の片隅に光が当てられた感じ。いやあインターネット凄いな。
2023.09.23
あれよあれよという間に夏休みも終わり、後期に突入してしまいました。何年ぶりかの合宿から帰ってきたと思ったら、翌日には会議があり、高校での出張授業があり、オープンキャンパスがあり、卒業式があり、ということで、残り少ない休みは瞬間的に過ぎてしまいました。夏休みだけど、あまり休んだ気がしないです。この夏休みはどうも新学部の受容性調査にほとんど費やしたような感じです。7月末のオープンキャンパスに向けて、とりあえず説明用のリーフレットを作成し、学部の特色、内容を説明するキーノートを作り、オープンキャンパスで話をしては反応見ながら作り替え、その間に各種資料を整えたり、となんだかずっとばたばたしているうちに夏が終わりました。今年のオープンキャンパスは、不思議と高1・2年の参加率が高く、受容性調査はそこそこの数がとれたと思います。いっぽうで高3の受験生の数が例年よりも少なくなって、総合型選抜などがちょっと苦しいかも。さて、後期はいきなり初日の金曜から授業が始まって、2コマ教壇に立って授業をしました。話してるときはそうでもないけど、終わってみると久しぶりでけっこう疲労してしまいました。めっきり体力が落ちた気がしますが、この先はたして大丈夫かな。- 来年度から学科のカリキュラムが大きく変わっていきます。新しいカリキュラムでは、もう少しデザインに関わる演習を増やして、クリエイティブなマインドセットを醸成していくことを目指しています。今年までの旧カリも当面続くので、すぐに新しい科目がじゃんじゃん始まるわけではありませんが、それでもさっそく来年度から始まる科目もいくつかあります。その準備も考えないといけないので、こちらもばたばた。ここのところ何だか、そんなことばかりに時間を取られている今日この頃です。カレンダーをみると、来週いっぱいで9月も終わるんですね。ううむ10月か。これから授業に加えて、ゼミ活動も佳境に入り、卒業研究もがんがん進めていく必要があって、これからいよいよ忙しくなるはずです。体を壊さないように気をつけないと。
- 火曜に、何年か前の卒業生2人と会って食事する機会がありました。5年くらい前の卒業だったかな。常磐祭のときとか、時々遊びに来てくれることもあったので、めちゃめちゃ久しぶりというわけでもありませんが、一緒にご飯食べるのは久しぶり。というより、こんなにこじんまりとじっくりと話をしながら過ごす機会は初めてだったかも。大勢でも楽しいですが、テーブル一つを囲むくらいの規模のほうが、ゆっくりといろんな話ができます。なんだかんだ4時間くらい時間が経ってました。最近はなかなかこういう機会も少なかったので、久しぶりに楽しい時間が過ごせたような気がします。卒業後もこういう関係が築けることは大事にしたいなと思います。年によって本当に雰囲気に差がありますが。
2023.09.01
9月に入りましたが、相変わらず暑い日が続いています。今日も猛暑日だったんじゃないかなあ。東京は、この7月8月は観測史上最も暑い夏だったようです。7月6日から8月いっぱい、すべて30度以上の真夏日だったようで、9月になってもしばらくこの暑さが続くようです。今年はさすがにエアコン頼りの夏になりました。食欲が落ちたりとかはしていませんが、昼とかあんまり大したものは食べていないので、体力はすっかり落ちて、なんだかバテバテというか、へろへろしています。いろんなことも重なり、気持ちの上でもなかなか元気がでません。- 福島第一原発の汚染処理水の海洋放出、さまざまな反対を押し切って実行されてしまっています。実は、かなりまずい事態を引き起こしたことになるのではないでしょうか。こういうことを許している状況で、SDGsなどと言っても、まったく信用できないというか、本質的に環境問題には興味・関心がないと思わざるを得ません。ある人が、問題点というか、政府による判断ミス・ウソ・プロパガンダの羅列をまとめていました。
1）公海に汚染処理水を放出したことで、国内問題だった汚染問題を国際問題化したことになる。実際に中国が水産物の輸入をストップし、国際問題になりつつある。
2）汚染は国内で陸上処理するのが原則だが、それを破ったことになる。陸上処理していれば、国内問題で収まっていた。
3）いったん閉じ込めたはずの放射性物質をばらまくことは、放射線防護の原則に反している。
4）海洋放出以外の方法がないというのはウソ。自然乾燥やモルタル化など様々な方法がある。
5）ALPS処理水にはトリチウムしか残っていないというのはウソ。あらゆる種類の放射性物質が残留している。
6）トリチウム水は世界中の原発で放出しているので問題ない、というのはウソ。原発事故を起こして燃料棒によって直接汚染された水を放出されたことは、今まで一度もない。
7）残留濃度の基準を守っているから環境に放出しても害はない、というのは非科学的。生物濃縮などの可能性がまったく考慮されておらず、長期にわたる影響が分からないものを環境に放出することは、予防原則に反している。
8）処理水を海洋放出すると、貯蔵タンク問題が解決されるというのはウソ。全体の1/3だけが放出されるだけで、残りは汚染濃度が高く、廃棄できず、タンクは残り続ける。
9）タンクを増設するスペースがない、というのはウソ。原発周辺に広大な汚染土埋め立て地が確保されており、いくらでもタンク増設は可能。
10）福島の復興のために処理水を放出する必要がある、というのはウソ。原発敷地の貯蔵タンクの数が少し減ったところで、復興とは何ら関係はない。
11）福島原発の廃炉作業のために処理水を放出する必要がある、というのはウソ。廃炉のためには溶け落ちた燃料棒を回収する必要があり、処理水の放出とはまったく関係がない。
12）処理水を放出することで風評被害をなくす、というのはウソ。現在ほとんど風評被害は発生していないが、この後福島産の農作物・漁獲物が買い控えされるとすれば、まさに処理水の海洋放出が引き起こした結果に他ならない。 - 地元の理解ぬきに海洋放出を進めることはありえない、と言っていながら、地元の意見には聞く耳もたずに強行したことも大きな問題です。また中国や韓国だけがいちゃもんをつけているような報道（プロパガンダ？）がされていますが、実際は多くの国々や国際的な機関からも疑義があると言われているようです。国際的にも聞く耳を持たずに強行することは、国際的な信用の低下にも大きく関わる問題になります。