出版社:彰国社
出版年:2003年9月
著者:高橋鷹志+チームEBS編
渡辺秀俊・橋本都子・橘弘志・海上亜耶・黒野弘靖・永峰麻衣子・岩佐明彦・篠崎正彦・渡辺朗子・野島耕平 ほか
本書では、身の回りから拡大するさまざまな空間スケールにおいてさらには時間、情報の次元をも含んで、環境と行動との相互作用から生成される空間デザインに光を当てる一つの試みである。後述するように、こうした問題を研究する分野として「環境行動研究EBS−Environment-Behavior Studies」が登場してきた。この研究は、環境と行動とから形成され、場面を臨床例として蓄積することを主な方法としている。本書のスケール別に集められている各トピックスは臨床カルテの一例であり、空間デザインへの示唆となることはもとより、読者の自己カルテ作成、建物・まちの探訪、探索、解説、評価への手引き書となることを意図したものである。(「0mからはじめよう」より抜粋)
目次
2003-2005, Space Design Laboratory, JISSEN Univ.