Professor

教授紹介

教授 : 高部 啓子 (たかぶ ひろこ)

【専門分野】

被服体型学、衣服設計論、被服行動論

【最近の研究テーマ】

・三次元計測による人体形状の把握とパターン設計
・高齢者の体型と衣服設計
・女子大生のからだつきに対する意識
・学校制服に対する意識の日米比較
・若者が求める美しい体型
・成長期の体型から見た学校制服の設計
・体幹部三次元モデル作成の試み  など

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授業(学部生)

【衣環境デザイン論】
人間の至近環境としての衣服、わたしたちが誕生してから生を終えるまでひとときもはなさず身につけている衣服は、日々の生活を快適に過ごす上で重要な役割を果たしている。本授業では、衣服の設計、制作、着用に関わる基礎的事項を取り上げ、衣服に関する総合的な知識を講述するとともに、快適な衣服の設計条件を考える。

【人体形態論】
着衣基体として、また生活空間や生活機器設計の基本となる人体について、その構造や運動機構を、生体学的及び衣服設計の観点からとらえる。さまざまな人体形態把握法で得られた人体の大きさや形について、男女差や年齢差、子どもの体型の特徴、地域差や人種差、衣服パターンや衣料サイズとの関連などを講述する。

【人体形態論演習】

人体の大きさや形を数量化することは、衣服や生活空間の設計において必要不可欠である。特にほとんどの人々が既製服を利用する今日、既製服生産の場においては衣服を着用する人々の体型に関する数量データを必要としている。本授業ではさまざまな手法を用いた計測を実際に行って、基準線のひき方、計測点の付け方、計測の方法、データの処理法を体験的に学修する。

【アパレル設計論】

アパレル生産の企画・設計における基礎的事項を扱う。すなわち、着用目的に合った衣服の設計のための近接環境、人間因子、衣服の構成要素の条件を考える。特に人体を重視したアパレルのデザインの在り方を追究する。


【卒業論文】(指導)


授業(大学院生)

【衣環境設計学特論A】

衣環境設計の立場から、着衣基体としての人体と衣環境との関連を形態学的視点から追及する。体型類型化と適合性の高い既製衣料サイズの設定、三次元立体像の二次元平面への展開と着心地よい衣服パターンの設計、三次元形状データと人台やマネキンの作成など、人体形態と衣服設計との関連について、従来の研究、基本的な考え方、様々な研究手法を講述する。さらにアパレルの企画設計への応用についても考察する。


【衣環境設計学演習A】

衣環境設計に関する内外の文献を輪読し、最近の研究動向について議論する。次いで特定の衣服を選択し、具体的な企画設計のデザインプロセスを経験する。


【特別研究】(修士論文指導)

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