CLEIP GUIDEBOOK2025
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6CLEIP GUIDEBOOK 2025INTERVIEW将来、東南アジアで働きたいという夢があり、ビジネスを学ぶために人間社会学部に進学しました。海外でのビジネスに欠かせないツールである英語は、授業や自習でスキルアップを目指すことに。全学副専攻の「Global Studies」を履修するなど、積極的に学習に励みました。また、実際に海外に出る経験も積みたいと考え、コロナ収束後の2年次以降はさまざまなことにチャレンジしました。たとえば、「ディズニー・イマジネーションキャンパス」では、アメリカ・カリフォルニアのウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートを訪れ、世界最高峰のエンターテイメント企業の理念や信念に触れ大いに刺激を受けました。「実践教養講座c」の授業の一環で渡仏した際には、ヨーロッパの芸術や文化を肌で感じたりする中で新たな価値観を獲得しました。また、3年次にはカンボジアでのインターンシップ「キミタビ」に参加しました。これは、カンボジアの歴史や文化を学びながら現地の大学生と一緒に課題解決につながるプロジェクトを実施するプログラムで、私が所属したグループでは貧困地域の学校でイベントを開催しました。英語を母語としない者同士で協力してプロジェクトを遂行する過程で、分からないことをあいまいにせず辛抱強く話し合うことの大切さを学ぶと同時に、実践的な英会話力を身につける重要性を痛感しました。また、あらためて東南アジアが好きだと実感し、海外、特に東南アジアで働きたいという思いが膨らみました。いずれの経験も語学力向上の助けになりましたが、それ以上に、自分の強みや弱みを認識して将来の進路を考える機会となり、自身の価値観が広がったことが大きな収穫でした。就職先にグローバル展開する総合小売企業を選んだのも、その企業がカンボジアで現地の人々から愛されていること知ったからです。大学入学当初はまだぼんやりしていた将来の夢が明確になったのは、間違いなく海外経験のおかげだと思います。就職活動の際は、これが最大の“ガクチカ”になったのはもちろん、日々の生活でより自分らしい選択ができるようになったのも海外経験の影響だと確信しています。大学時代は、さまざまなことにチャレンジできる有益な期間です。ここ数年、本学では留学や海外研修のプログラム数が急増し、2024年度には学生が主体となってグローバルな活動を実践する「J-グローバルコミュニティ」も発足しました。この恵まれた環境を最大限に生かし、後輩の皆さんにはぜひ勇気ある一歩を踏み出してもらいたいです。人間社会学部現代社会学科卒/イオンモール株式会社安倍 楓葵さん海外経験のおかげで明確になった夢を実現!

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