ゼミ合宿へ行こう!!
毎年学生に行きたいところを尋ね、日本の建築物を見に行くということをやっています。
H20年度は「青森・函館」でした。おいしいものいっぱい(笑)
尋ねたところの写真を交えてご紹介します。ではでは、青森・函館ツアーにいってらっしゃ〜い!
学生ということもあり、行きは東京から夜行バスで出発。青春です。
朝眠い目をこすりながら弘前へ到着。朝ご飯を済ませいざ出発です!
まずはこちらから。青森だけにりんごちゃんが乗っかっています。
かわいい!とみんな携帯で撮りまくり。
弘前の建築といえば前川國男氏です。彼は弘前へいくつもの建築物を作りあげました。
こちらは弘前市役所。土曜日でお休みだった為中には入れず外からパシャリ。上のりんごちゃんポストがこちらにもありました。弘前ではりんごが乗っかっているポストが一般的なのでしょうか?
こちらは弘前市民会館です。市役所と同じく前川氏の設計したものです。
この日は学校のショーのようなものが行われており、たくさんの来訪者がいました。
反対側の建物から中じろじろ、パシャパシャ。完全に怪しい団体でした(笑)
弘前公園を抜け、弘前城へ。春になると桜の名所だそう。
東北の桜見てみたかったな〜(ちなみに合宿は夏です)
天守閣前の撮影スポットで先生に撮影してもらっちゃいました。
弘前市立図書館、旧弘前市立図書館です。旧図書館裏にミニチュアサイズの建物がずらり。
大きくなった気分で学生たちは撮影していました。
こちらは弘前市斎場(葬儀場)です。
中には入れなかったので、外から撮影しました。
大きく伸びた庇が特徴的です。
三内丸山縄文遺跡にも寄ってきました。
縄文時代って真っ暗だったのね。
今の文明に慣きって気づいていませんでしたが、ここへ来て文明進歩のすばらしさを知りました。
青木淳さんが設計した青森県立美術館です。
奈良美智さん作「あおもりけん」。
みんなで同じポーズをとって撮影しています。
私は恥ずかしかったので、はたから眺めていたのでした。
エントランスを入るとムーディな待合いスペースがあります。
地下1階の中央ギャラリーでは四方の壁一面に大きな絵が飾ってありました。
絵の大きさと空間の使い方に圧巻です。
夕方になると青色のネオンがともります。これよく見ると木のマークなのですが、「木」という字が集まると「森」という字になりますよね?
そこで「青い森」→「青森」ということらしいです!
秘密のサイン?のようでこの仕掛けが分かったとき、童心に帰ったようにわくわくしました。
色々な仕掛けがあると中の展示だけはない楽しみが広がり、訪れる人も印象に残る美術館になっていると感じました。
ちなみに私たちも小さくネオンの下あたりに写っています(笑)
やっと青函トンネルを抜けて、函館へやってきました!
函館の坂道を上って振り返ると…
こんな風景が!!!(この日はあいにくの天気で空がどんより…残念!)
この坂を登り切ったところへ北島三郎さんが通っていた高校があるのですが、毎日この坂を上っていたと思うと大変だったろうな、と普通の感想しか言えません。
自分なら通う前に違う高校を探したかも…。
坂を下りたところに「夫婦電柱」なるものがあるというので、立ち寄ってみました。
すでに夫婦のうちどちらかが市道改良工事の為撤去されており1本だけ残っていましたが、現存するコンクリート電柱では日本最古のものだそうです。
近づいたものの背が高くて上手く撮影できない〜
さてお待ちかねの食事!
近くのお土産屋さんで聞いた、おいしいという居酒屋風のお店へ。
旅の醍醐味はやはり地元のおいしい料理とお酒ですね♪
その後ぶらぶらと倉庫街のイルミネーションを見ながらホテルへと向かったのでした。
公立はこだて未来大学に…キター!!
こちら山本理顕氏の設計です。外観は何だが病院か研究施設っぽい?
中はというとこんな構造です。
段々畑のように、床で階のすべてが覆われず、すべて同じ空間の中にフロアが存在しているのです!
一番下には、プレゼンをおこなったりするのに使用するらしい丸いスペースが。
どこからでも見られる場所にあるため、プレゼンにも力が入りそうです。
わたしが学生なら緊張して上手く出来そうもありません。
研究室まわりはこんな感じです。うちの研究室とはまるでちがう!
パーティションだけで区切られているのであまり大きな声でみんな話したりはしないのでしょうね。
女子大では休み時間におしゃべり出来ないなんて考えられないです。
左:研究室入口 中央:階段 右:講師室
大学を後にした私たちはラーメンを食べて、五稜郭へ。
学生達は初めてだったので展望台へ上りましたが、
「何度かきたことあるから行かない」と先生は下の休憩スペースでお休み。
私はというと、上の展望室には五稜郭の戦いなど歴史についてのパネルがあったので
真面目に見ていたのですが、
気づくと誰もおらず慌てて下へ降りたのでした。
(学生達はアイスを食べていたようです。一口分けてくれました)
その後学生達と別れ、先生お薦めのケーキ屋さんへ。
おいしいひとときでした(笑)
帰るまで時間があったので、再度函館の高台をぶらぶら。
あっという間の2泊3日でした。
帰りは飛行機で楽ちん!疲れていたので羽田までぐっすり。すぐ着いてしまいました。
さて来年はどこへ行くのでしょう…
新3年生たち、先生の意見も尊重してあげて下さいね!