2010.06.28
更新が滞りがちになっていますが、サッカーのせいばかりではありません。でもちょっとは関係しているかも。- 19日の体育祭の日、研究室で打ち上げを行いました。その日はワールドカップのオランダ戦。勝てないだろうけど、試合は見たい、でも研究室にテレビはない、という状況。研究室にアンテナは来てるので、テレビさえあれば映るはず。数年前までは小さなテレビも研究室にありました。でもほとんど見ることもないし、模様替えするときに邪魔だから捨てちゃったのでした。パソコンにつなぐようなハイビジョンチューナーはけっこう高いし、そこまでの性能は必要なさそう。そこで、地デジチューナーだけ買ってプロジェクタに繋いでみたら、おお映る映る。サッカー観戦しながら打ち上げ。でもこの時の日本は負けちゃいましたけど。
- 金曜に、いつもは長い卒論ゼミを早めに切り上げて、こども環境学会主催の保育園環境についての研究会に参加。卒論生2名とともに行ってきました。参加者が全然おらずに我々だけだったどうしよう、などと心配しながら行きましたが、30人くらいは集まっていて、小さな教室がけっこういっぱいになっていました。東京都認証保育園の人の話が面白い。制度上の一人当たり面積は守れていないけれど、果たしてそれが問題なのかどうか。保育園は何よりも教育のための環境であるという視点から、ありとあらゆる空間が子供達のために活用され、実際にそこで子供達が実にいろんな行為を行っている。職員がこうしなさいと言わなくても、子供達が自らやりたいことを見出し、その中で子供達同士の関係も形成されていく。その様子は、民家活用型の宅老所の保育園版のようでした。それは確かに面積の問題ではなく、環境の質の問題であるように思えます。それとともに、豊かな環境を作り出し、使いこなしていくだけの、環境に対する感覚が抜群なんじゃないか、という気もします。それこそマニュアル対応ではできないことなので、たとえいいなと思っても、誰にでもすぐに真似できるというものではないかもしれません。
2010.06.16
金・土にかけて、大阪に行ってきました。現地の気温32度と、すっかり真夏でした。それにしても、宿泊出張はずいぶん久しぶりな気がします。泊まりがけで出掛けたのって、ひょっとして今年になってから初めてかもしれません。2010年初お泊まり。見てきたのは、幼稚園・保育園2カ所、障害者施設1カ所、小規模多機能施設1カ所、高齢者向けマンション1カ所。充実した2日間となりました。帰り際に大阪の住まいミュージアムも見てきました。路地や長屋の再現、昔の住まいのジオラマなど、なかなか良くできています。江戸東京博物館とか、久しぶりに行ってみてもいいかもしれません。- いよいよインテリア設計士の講習会が始まってしまいました。昨日今日が第1回目。まだ最初なので、課題の説明から基本的な描き方まで。次回から個別のチェックを行っていくので、だんだんと時間が遅くなっていきそうです。出題傾向が例年とちょっと変わって、描く分量はやっぱりちょっと増えたかな、という感じです。
- TimeMachineのボリュームがいっぱいになったとの警告。ふるいほうのデータを消されたくなければ、新しいボリュームを設定してください、とのこと。1年前くらいのデータが消されていくようです。300GBのハードディスクが1年弱でいっぱいになりました。TimeMachineの使い方としては、1年前のデータを復旧するような使い方はあまりしないかな。
2010.06.10
明日から1泊2日で大阪の福祉施設を視察してきます。1・2限の授業は休講。午後の卒論ゼミも休講です。10時に新大阪駅に集合ということで、6時半には電車に乗っていないといけません。早起きするために、今日は早く帰ろう。と思っていたら、なんと外は雨が降り出しています。えっ今日は雨なんて予報はなかったはず。自転車で来ているので、雨がすぐに止んでくれないと、なかなか家に帰れません。- 来週からいよいよこの季節の風物詩、インテリア設計士の講習会が始まってしまいます。今年は今までと出題の方針がちょっと変わった模様。ということで、今までの資料だけでは対応できず、講習会向けの新しい資料を作成しなくてはいけません。ただでさえ嵐のように日々がすぎていく今日この頃、講習会が始まると、あっという間に7月になってしまい、前期が終了しそうな勢いです。
- じわじわとiPadをもっている人を見かけるようになってきました。もう少し安定してから購入を検討しようと思っていましたが、今買うと、みんなに見せびらかせる！という大きな利点があったんですね。WWDCでMacBookAirがバージョンアップされないかと期待してましたが、iPhoneの新型だけでした。重いノートはそろそろ持ち運びが辛いので、軽いのがほしいと思っています。でもAirはあまり売れてないみたいだから、ぼやぼやしているとなくなっちゃうのかな？
2010.06.04
おっと気が付くと6月です。今年も半分ということですね。早いものです。今日は午後から、工学院大学にJIA卒業設計コンクールの搬入に行ってきました。明日と明後日が設計コンクールです。審査の過程で審査員のいろんな話が聞けて面白いので、学生にはなるべく見に行ってほしいのですが、果たして行くかどうか。こちらも見に行けるかどうか、実は微妙な感じです。明日は昼から別の用事があり、明後日はオープンキャンパスです。- 鳩山首相の突如の辞任で大ニュースとなっています。新聞の見出しは「政権また投げだし」。無責任極まる、という怒りの声が新聞を埋め尽くしていました。が、でも今回は徹底して皆で袋だたきにして辞めさせたのではないのでしょうか。辞任の前日に続投の意志を示したときには、この状態で辞めないなんて信じられない、と言わんばかりの記事が盛りだくさんだったのに。辞めた時には、この多難な時期に政治的空白が懸念される、といい、すぐに後継が決まると、議論も尽くさずに性急に後継を決めるのは内輪だけの茶番だ選挙対策だ、といい。たぶん書いている記者が違うんだろうけども、とにたく叩けばいい、嗤えばいい、吊し上げればいい、と思っているのではないだろうか。沖縄の人が怒っている、という記事が出る。確かに政権は不甲斐なかったし、裏切られたという怒りは正当なものだろう。でもその記事を書いた本人は、沖縄の人の希望を叶えたいなどとはこれっぽっちも思っていない。辺野古をめぐっての迷走というが、マスコミはほぼ例外なく、沖縄の希望を潰す方向で全力を傾けてきた。そうしたマスコミが、あたかも沖縄の人の側に立って怒りを共有するかのような報道を行うというのは、詐欺的行為であり欺瞞であり茶番である、と思う。