2010.07.30
昨日は、夕方から卒業研究企画発表会。3年生も全員参加。木曜にハウジング論の非常勤講師を頼んでいる永峰さんがたまたま挨拶に見えたので、発表会になかば無理矢理参加してもらいました。やはり身内だけではいつも通りで面白くないので、他の視点からの質問や意見は貴重です。長時間にわたり感謝です。後半から高田先生も参加。高田先生の現れた瞬間の学生たちの顔色の変化が面白かったです。まだこの時点では、研究の目標やイメージが明確になっているわけではなく、曖昧模糊としている研究も少なくありませんが、それぞれに努力している成果を発表し、伝わった部分は伝わったかなと思います。- 3年の前期最終ゼミでも、グループワークの発表会。今年はゼミ生9人なので、3人ずつの3チームで作業。直前まで、発表できるような形になっている気配がなく、やきもきしていましたが、結果的にはそれなりに形を整えてきました。何だかんだと現地をいくつも見学に行ったり、前日からではありますが、提案模型を作り上げてみたり、実行力と底力を感じさせてくれました。もっとガシガシと鍛えることで、ぐいぐいと伸びていくのかもしれません。
- 今日でテストが終わり。学生たちは明日から夏休みです。こちらは今日一日、ばたばたと採点三昧でした。来週の準備がちっとも捗らず、このままではいよいよまずいことに。。。
2010.07.27
7月も今週を残すのみとなりました。来週からは大学も夏休みに入ります。休めるのは学生だけですが。8月に入ると、2年ぶりに奈良女子大での非常勤を行います。3日間で半期15コマ行うという、やる方も聞く方も過酷な授業に突入です。その3日間もたいへんですが、それよりも事前に半期分の準備を完全に行っておかなければいけない、ということが重要です。そして問題は、今のところその準備がちっとも進んでいないことにあります。今週のうちにおよそ採点も済ませなければならず、木曜に卒研企画発表会もあり、準備の時間が十分にとれる気がしません。実はけっこうピンチを迎えているような気がします。まずいなあ。- 今日は生活空間設計製図3と設計製図基礎の最終回。最後の課題のプレゼンテーションが行われました。前期の授業もだんだんと終わってきたんだなと、ちょっとしみじみしますが、でも実はそれどころではない状況です。ああ、書かなきゃいけない原稿もあった。
- 昨日の夕方は、雷がびかびか光っていました。恐い恐いといいながら、写真でも撮ってみようとカメラを構えてみます。あんなに頻繁に光っているのに、実際撮影するのは難しいですね。ちっともタイミングが合わない。三脚立ててバルブで開けていればいいのかもしれませんが。手持ちでばしゃばしゃ撮って、1枚だけ写りました。今日は自転車なので、また雷になると恐いから、早めに帰ろう。
2010.07.21
いやはや、ここのところめっきり更新が滞っています。まずは、暑いせいで仕事がはかどらない、ということがありますが、やはり何だかんだとばたばたし続けている今日この頃です。先週一週間は、研究室紹介週間でした。自分の研究室の紹介をしたのは1日だけですが、いちおう主催者としては毎回冒頭だけでも顔を出していました。効果のほどについては分かりませんが、学年全体のイベントもなく、中だるみしやすいと言われている2年生にとって、ちょっとした刺激になっていれば良いと思います。- 15日には、1年生の入門セミナーの最後のイベントとして、舞台公演会の開催。10人前後のチームに分かれて、それぞれ趣向を凝らした出し物をするというもの。最初はあまり乗り気でなさそうだった学生も、最後の最後にはけっこう頑張っていて、思いのほか身のある発表会になったような気がします。途中まではどうなることかと気が気でない日々もありましたが、前日のリハーサルで何とか形になり、当日の本番まで何とかこぎつけました。短期間ですが、皆で協力して企画を考え、コミュニケーションしながら練習を重ね、度胸を据えてプレゼンテーションを行う機会であったと思うと、けっこういろんな要素が詰まっています。
- そういうばたばたした合間を縫いながら、この2週間で幼稚園・保育園を4カ所巡ってきました。それぞれに個性があり、方針があり、特有の環境があり、それぞれの課題への取り組みがあることが分かってきました。やはり環境の重要性については、何とか強調していけるような研究を進めていきたいと思います。
2010.07.11
昨日今日と、インテリア設計士の試験でした。ここ1ヶ月の努力の成果が試されるときです。真面目に一生懸命取り組んだ人にとっては、なかなかきつい数週間だったと思います。こちらもかなりの労力を費やして一緒に取り組んできたつもりなので、できれば頑張った人全員に合格してほしいと思います。学科の結果はいかんともしがたいですが。何はともあれ結果がでるのは8月あたま。とりあえずこれで、大きなイベントを乗り越えて一段落、という気分です。- と思う間もなく、明日から研究室紹介週間となります。2年生担当としては、今年初めての取り組み、学生にとっても教員側にとっても、身のあるイベントになるといいなあと思っているのですが、果たしてどうなることでしょうか。
2010.07.08
7月になりました。気が付くと七夕も終わっていました。目下、インテリア設計士資格試験に向けて、講習会の真っ最中です。いよいよ今週末が試験本番になるので、みな実技の練習が佳境に入っているところです。実技対策講習会は昨日で最終回を迎えました。今日は学科の試験対策に向けて、5限の時間に出題範囲のおさらい会を開催。出席率が今ひとつ良くなかったけれど、大丈夫なのか？とにかく、明日が試験前の最終日。こちらとしては試験前にできるだけのことはしますが、後は本人次第となります。- 来週は、2年生向けの研究室紹介週間となります。それぞれの研究室でいったいどんな研究が行われているのか、主に卒業研究を題材にして、一週間かけて紹介していきます。ゼミ決めを前に、なるべくいろんな情報を発信していこうと、今年から始めてみるイベントです。蓋を開けてみたいとどうなるか全く分かりませんが、こちらも過去の卒業研究をふり返ってみるいい機会となりそうです。
- 昨日の午前中、横浜市の認定こども園の見学に行ってきました。仙田満設計ということで、建物全体が遊具になっているような、楽しそうな園舎のなかで子供達がこれでもかというくらい走りまわって遊んでいました。見学に行った日がちょうど七夕ということで、保護者たちが特別イベントを開催しているところでした。園長先生に言わせると、ある意味でかなり扱いづらい園舎でもあり、死角だらけ危険だらけの環境のなかで、管理的にならずに子供自身が遊びながら成長していくことを目指して、かなり苦労しながら取り組んでいるようです。認定こども園ということで、保育園児と幼稚園児が混在しており、それだからこそのやりづらい点を抱えながらも、そのメリットをうまく活かしながら運営しているように思いました。よい事例に行ってみると、巷ではさまざまな問題点が言われていながらも、それを軽々と（実際には軽々とではないでしょうが）乗り越えながら、よりよい保育に向かって実践・邁進しているように見えます。