2016.03.29
Excel2016バージョン。大して変わっていないといえば変わっていないけど、いろいろと変わったといえば変わってしまって、まだよく分からないことだらけです。まずは、ツールバーのカスタマイズというのはできなくなってしまったのかな？今までとりあえずよく使うツールを登録しておいて、いちいちメニューから辿らなくても使えるようにしてましたが、コマンドをいちいち探さないといけないので、慣れるまでしばらくちょっと時間がかかりそう。あと、数式バーのフォントが明朝体になっていて、これをゴシック体に変えられないのかな。また、選択しているセルを変えると、いちいちアニメーションで軌跡を表示するのも、ちょっとだるい感じです。無駄に負荷をかけて処理を遅くしてそうで、もっとシンプルに動くようになるといいのに。- なんだかんだ明日からもう新年度のオリエンテーションが始まってしまうんですね。明日はまだ編入生だけなので出番はありませんが、明後日から2〜4年のオリエンテーションがあり、そして来週にはいよいよ入学式。それに続いて入門セミナーも始まってしまいます。あれ、春休みはどこへ？
- 今年は去年の反省を生かし、とりあえず建築学会大会に登録を済ませました。まだこの後で差し替えることを前提に、梗概も提出。いちおう大会へ参加するための手続きだけは完了しました。今年の建築学会は九州大陸の福岡大学での開催です。なんとしても行こう。
2016.03.28
出張で2〜3年ぶりに大分へ。前回はゼミ合宿でした。今回のメインは温泉の町・別府。NPO法人自立支援センターおおいたが町の中で取り組んでいるユニバーサルなまちづくり。住む場所としてユニバーサルマンション。そして集う場所としてユニバーサルスペース夢喰夢叶。別府はもともと障害者の人が多くいる町だということですが、それにしてもわずかな滞在時間のうちでも、ふつうに車イスを町の中で何人も見かけました。障害のある人に対して、町の人たちがふつうに受け入れているように思えます。そして、町の中でもっともっとふつうに住んで、働いて、遊んで、関わることができるように、自立支援センターおおいたは、障害者の目線でさまざまなことに取り組んでいます。研究会の後は、夢喰夢叶で懇親会。みなさん、食べて飲んで歌って楽しんでいました。- 日曜は一日フリー。レンタカーを借りて少し内陸のほうまでいくつか建築巡りをしてきました。まずは豊後大野にある朝倉文夫記念館。別府からだと車でだいたい1時間半。朝倉文夫の出身地であり、本人自ら土地を購入して公園をつくりたいと手がけていた敷地らしいです。記念館の設計は上から読んでも清家清。斜面の土地にさりげなくなじんだ建物で、室内からは外の公園を一望しながら、彫刻を堪能できます。ほかにお客さんもいなかったので、ゆっくりと贅沢に見て回りました。
- 次は藤森さんのラムネ温泉へ。車のナビを頼りに進むと、県道だけどものすごく細い道。車一台分の幅で、片側がけ、片側川、みたいな道がしばらく続きます。うっかり脱輪しても誰も助けに来てくれそうにないし、それよりも前から車が来てもすれ違える場所がほとんどない。2車線の道路に出たときは、すごく広々とした幹線道路に見えました。でもその道のおかげで30分ちょっとでラムネ温泉のある長湯温泉に到着。ここには象設計集団の温泉館もあり、外から見学。ラムネ温泉は何となくひなびたところにぽつんとあるのかと想像してましたが、温泉街から歩いてちょっと。和風のようなヨーロッパの田舎のような、でも存在感の強烈な無国籍建築です。南伸坊デザインの看板がほっこりとさせます。中はコンパクトで、狭い脱衣室からにじり口みたいな入り口を入ると、天井の高い浴室。シャワーもカランもなく、もちろん石けんもシャンプーもなく、桶で体にお湯をかけたら湯船に浸かるのみ。昔の江戸時代の銭湯ってこんな感じだったんでしょうか。でもけっこうお客さんは訪れていて、お風呂から出てみるとホールで順番を待たされている人もいたくらいです。
- そして最後は、湯布院に行って、原広司の末田美術館を訪れました。湯布院の町なかの狭い道を通って美術館へ。この時期あまり人が訪れないのか、外で写真を撮っていたら館長さんが気づいて入り口の鍵を開けてくれました。外観は黒の下見板張りで、昔の小学校みたいですが、室内は真っ白で、コンパクトな空間に原さんのモチーフがたっぷりと詰まった展示室でした。展示室の奥の増築部分は、中と外をつなぐ縁側のような空間がほしいといって、原さんに増築してもらったとのこと。庭は屋外展示で、下駄を履いて見て回ります。館長さんは末田氏の奥さんで、原さんに美術館を依頼した話とか、アトリエはここだと狭いからちょっと離れたところに伊東豊雄さんにお願いしたとか、いろいろと当時のおもしろいお話を聞かせてもらいました。もうちょっと暖かくなると、外国からもけっこうお客さんが見えるようです。
- それにしても最近はレンタカーは手続きが簡単になりました。予約しておいたら、現地では免許証をコピーするくらいで、すぐに車を渡してくれます。あまりにもあっけなかったので、ETCの場所を聞くのを忘れ、ダッシュボードの中に設置されてるのを見つけるのに苦労しました。返却は大分空港店。最後満タンにしていただけましたね。とくに傷もないようですね。それではこの車で空港までお送りします。ということで、あっという間の返却でした。そうした作業を簡略化することで、けっこう安くできるのかもしれません。
2016.03.25
昨日の夕方にふと思いたって、Macを再フォーマット、システムをインストールし直しました。AdobeCCがどうしてもインストールできないので、とにかくこの機に使えるようにしたほうがよかろうという判断でした。以前に作っておいたEl CapitanのインストールUSBを使おうとしたら、Appleの認証期限が切れているとか何とかで、も一回インストールファイルをダウンロードして作り直す必要があるとのこと。仕方がないのでApp Storeからダウンロード。なんだかんだ20分くらいかかってダウンロードがもうすぐ完了、というところでなぜだかエラー。やり直してもまた残り時間２分のところでエラー。そのうちに「ダウンロード済み」の表示になってダウンロードもできないようになったり。ほかのパソコンからダウンロードしたり、ばたばたしながら、2時間以上かかってようやくインストールファイルのダウンロードだけが終わりました。- それからえいやとHDを初期化、OSのインストールを行いました。AdobeCCも無事に動くようになりました。でもOSを入れ直すと、なんだかんだといろんな設定をやり直したり、ソフトを入れ直したり、けっこうな手間がかかります。移行アシスタントを使えばかなり手間が楽になるんですが、最初それでAdobeがインストールできなくなった可能性もあるので、なるべく新しい環境にするために、ゼロから新しく設定しようと。ここで最大の問題はegword。どうやら昔のインストールディスクは動かない模様。移行アシスタントで、アプリケーションだけ移行したらどうだろう。前に入っていた不必要なソフトとともに、egwordもコピーされてきました。でも、ユーザ登録情報がないためにソフトは起動せず。ユーザ登録情報ってどこにあるんだろう。いろいろ調べてみて、いろいろ試してみたけど、うまくいかず。結局、もう一度移行アシスタントで、システムの設定を移行してみました。昔の余計なプレファレンスだの何だのいろいろ入ってきてしまったと思いますが、仕方ない。そしてついに、egwordが動くようになりました。これで何とかまたしばらく生き延びることができます。
- でもまだatokの設定とか、プリンタの設定とか、ネットワーク関係の設定とか、いろいろ積み残しがあるようで、しばらく落ち着くまでちょっと時間がかかりそうな気がします。結局のところ、AdobeCCを追加しただけのことで、相当な時間を使うことになりました。やれやれ。でもこの春休み中に、研究室のパソコンも一度きれいにしておかないと。。。
- と思っていたら、AdobeCCの各アプリケーションがどこかへ紛失。CS5を別のフォルダにまとめておいたら、そちらのアプリケーションも紛失し、でもApplicationフォルダに別のフォルダができて、その中にCS5のアプリケーションが移動されており、でも起動しようとすると、また何か問題があるようなメッセージ。面倒なので、CS5をアンインストールしたら、今度はCC自体が起動しなくなる事態に。。。なんだか修復が難しそうなので、もういちど最初からやり直し。OSインストールしなおして、今度はアプリケーションの移行をせず、システム設定のみの移行。必要なアプリケーションは一つずつインストールすることに。これで一応なんとか。。。さて、明日から大分に出張です。
2016.03.23
ここのところ段々と暖かくなってきました。東京では開花宣言が出されたようですが、団地の桜もぼつぼつと咲き始めました。例年よりもちょっと早い気がします。少なくとも、東京で咲いてから、もうちょっとだけ後に咲き始めたような気がしますが、今年はほぼ同時。これからまたちょっと寒くなったりして、今年は桜が長く咲いているという予報が出ています。- 相変わらず花粉症の症状が続いています。週末にちょっと天気が良かったので散歩したりしてたら、その日の夜から症状が悪化しました。マスクをつけていたんですが。症状が酷くなると、クシャミのしすぎでノドも痛くなるし、頭も痛くなるし、背中が全体に凝った感じでだるくなってきます。
- さてぼちぼち3月も終わりが近づいてきてしまいました。新年度の準備をそろそろ始めないと。今年は入門セミナー主担当になってしまったので、全体の段取りを考えて、最初のオリエンテーションの準備をして、その他いろいろ。4月になると当然新年度のゼミも始まるので、その準備も必要です。ただ今年はあまり力をいれずに、ぼちぼちと、ま何とかなるというくらいの気持ちで、やることにします。今までのようなやり方は、どうやら誰も幸せにしないようですので。
2016.03.15
昨日は真冬、今日は春。明日から初夏並みに気温が上がるらしいです。3月に入り、昨秋の日韓セミナーの発表の報告を書いて送り、やはり昨秋のデイケア学会での発表を書いて送り、ゼミ要旨に講評を書いて印刷・製本が終わり、あとは研究費関連の報告と、それから建築学会大会梗概づくりが終われば、ようやく来年度の準備にかかれるような状態になってきました。あれ、いろいろ終わった気がしてたけど、まだけっこうやることありますね。- 最近のトップニュースは、AI囲碁ソフトと囲碁界トップの囲碁棋士との対決、5番勝負。最初は、人が5連勝して終わるだろうというのが大方の予想。というのも、囲碁はチェスや将棋に比べて圧倒的に局面が多く、また碁石ひとつひとつの役割が明確でなく、何となく形勢を読むような能力が必要だとのことで、囲碁ソフトが人間に追いつくのはまだ10年くらいはかかるだろうと言われていたようです。結果はAIが4勝1敗で完勝。その1敗も、何か途中でバグって暴走したためではないかとも言われていて、どうやら力の差は圧倒的だったのではないか、との意見も。途中まではAIが何をやっているのか解説者もよく分からず、圧倒的に人が優勢と思っていたら、人の側のミスも、AIの起死回生の一手ということもないまま、終盤には形勢がよく分からなくなってきて、気がつくとAIが勝っていた。どうやら一流のプロでも考えつかない手をAIが淡々と打っていて、これまでの理論では説明も理解もできないことが起きているらしい、とのこと。コンピュータの進化は予想をはるかに超えて速いようです。
2016.03.07
あっという間に3月。卒業研究はいちおう全員提出することができ、卒業できることとなりました。あとは卒業式を残すのみ。ということで、2月中のばたばた作業から一転して、研究室は静けさを取り戻しています。でも3月に入ってもう1週間経ってしまいました。やることが山積みで、少しずつ山を切り崩していますが、本当は一息付けるはずのこの時期に、やっぱりなんだかばたばたしています。- 3月5日に建築学会高齢者・障害者等居住小委員会主催の公開研究会に参加してきました。タイトルは「人と人がつながって新しいまちを創る 〜人口減少・超高齢化社会におけるコミュニティの役割〜」ということで、石川県の社会福祉法人佛子園の雄谷理事長と、愛知たいようの杜から長久手市長になった吉田市長が登壇。これは行かないわけにはいかないでしょう、ということで、午後の教授会をサボって建築学会に行ってきました。（すいません。）シェア金沢には夏のゼミ合宿で訪れたばかり。このときはあんまり時間がなかったのでゆっくり見られなかったのですが、日本版CCRCのモデルということで、注目を浴びています。今年の医療福祉建築賞にも選ばれてました。ここでも紹介されてましたが、その原型でもある小松市の「西園寺」のほうもぜひ一度訪れてみたいところです。長久手のゴジカラ村に見学に訪れたのは、もう10年以上も前でしょうか。雑木林の中に林と一体化した木造建築のケアハウスが強烈な印象に残っています。以前は制度をいかにかいくぐって面白いことをやるか、に邁進した人が、今度は市長となって制度を運用する側になったとき、どんな面白い展開が待っているのか、期待したいところです。
- 今年は花粉症の発症が早く、けっこう悲惨なことになっています。例年は、周りが花粉症が出始めた頃はまだ平気で、今年は花粉症は治ったかな？とか油断しているうちに、だんだん酷くなるパターンでした。今年はどうも、花粉が飛び始めた頃から発症し、薬で抑えたりしていますが、花は苦しい、目はかゆい、身体はだるいし、頭はボーッとなるし、という人間として役に立たない状態になっています。ひええ。