2020.02.29
今年はどうやら閏年（うるうどし）。ということで、2月はいつもより一日多く29日まであります。本学の卒業研究提出の〆切は「2月末日」ですので、今年は例年よりも一日遅く、本日29日ということになります。今年は学科主任ということで、学科全員の卒業研究（論文本体、制作ポートフォリオ）を受理する側なので、また別の緊張感があります。何だかんだいって、ほとんどは昨日（28日）のうちに提出されましたが、残り2名。いずれもここのゼミ。ということで、最後の最後までギリギリを攻める研究室となっています。〆切は午後の5時。果たして提出は間に合うのか？それとも？- 世の中はコロナ一色。首相が思いつきで打ち出した小中高の3月2日からの一斉休校要請で、日本中が混乱しているようです。いろんなイベントに対して、一斉に自粛を求めるものではない、といった翌日に、やっぱり自粛要請（でも東京マラソンは別）。こんどは学校の一斉休校要請の翌日に、地域ごとに柔軟に対応してね、と方針転換。どこかの新聞社が「コロコロコロナ対策」と一面で打ってましたが、やっぱりたぶん、やってる振りだけで、本当に何も考えていないのでしょう。いまだに検査も遅々として進まないようなので、「この1〜2週間が大流行するかどうかの分かれ道」と言いながら、実態はよく分からないまま。3月半ばくらいに検査が進むようになると、日本中で感染者の数が激増するのではないかと心配しています。
- あと、世の中トイレットペーパーが売り切れてるらしい。本当？と思ったけど、スーパーで本当に売り切れてた。中国でマスクを大増産しているので、トイレットペーパーなどの紙製品が不足する！というデマ。メーカーでもテレビでも、それはデマだと散々言ってるけど、もうみんな買わないと不安になる心理状態。デマそのものよりも、売り切れてるという事実を見て、慌てて買いまくる人が増えているような気がします。何だろう、この、一斉に流される感じ。かつてに比べて今は情報は圧倒的に増えているはずなのに、オイルショックの頃と行動・心理はほとんど変わっていないよう。
2020.02.22
今日は2020年2月22日という2だらけの日。だから何だということはありませんが。世の中ではどうやら今日から3連休。今日は会議三昧の日でしたが、明日明後日と、校内害虫駆除を行うということで、校舎内立ち入り禁止。ということで、久々の連休に突入ということになります。世の中、不要不急の外出を控えるように、という何となく圧力が加わっている感じもするし、わざわざ人混みに出かけるのも何だかな。花粉の嵐も吹き荒れそうで、さてどうしたものか。いろいろ読む本が山積みになっていますが。。。- 本日は、専攻科会議で修士論文の判定。久々の久々に修論の主査、ということで、間に合うように頑張って講評を書きました。今までもそうでしたが、講評を書こうとするとき、けっこう時間も労力もかかり、神経すり減らすような感じというかで書いています。判定会議の場で、ときどき、ただ内容を紹介しただけのような講評文を読むこともあるけれど、そんなつまらない講評を書いてもつまらないわけで。。。論文の背景を示しつつ、他の研究の中に位置づけつつ、その論文のオリジナリティをどのように表現するか、というところを攻めようとすると、やはりどうしても時間がかかります。なかなか納得のいく講評にはならないのですが、それでも他の人では絶対に書けないものになっているんではないかな、と勝手に思っています。まあ、それだけ手間をかけても、ちゃちゃっとそれらしくまとめても、論文の判定はふつうに通るだろうし、どこにも影響を与えるわけでもないので、時間と労力のかけ方がひょっとしたら正しくないのかもしれません。それでもね。。。
- 大学から、いまのところ卒業式も変わりなく開催の予定、というアナウンス。ただこの先コロナの感染がどうなるかで、急に方針転換もあり得るように思います。なんと言っても、中でウイルスを培養してしまったようなクルーズ船から、乗客をどんどん降ろしているので、そこから急激に感染が広がる恐れもなきにしもあらず。船内は清潔ゾーンと不潔ゾーンが明確に区別されていなくて、どこからどのように感染してもおかしくない、という告発があったばかり。船内で作業にあたった厚労省の職員も感染したり。アメリカとかオーストラリアとか、船内の検査で陰性だったということで船から下りた乗客が、再度検査したら陽性だった、という事態も出てきており。下船した日本人の乗客にも、確率的に当然似たようなことが起こるだろう。でもまあ、それがあってもなくても、3月くらいに急に感染者が増えるんじゃないか、とヨーロッパの方では予想されているらしいし、卒業式の頃はかなり危険かな？とも。こればかりは様子を見てみないとわかりません。
2020.02.17
2月も早くも半ばを過ぎました。先週のうちに卒論本体絶対提出する！と息巻いていた4年生ですが、今のところまだ誰も提出できず。卒業制作も、模型の直しを入れていたりして、なかなか最後までまとまりません。この調子だと、何だかんだ〆切ギリギリになるのでは？という予感。まあ、みんな提出してしまうと、研究室も急に寂しくなりますが、例によって直前で慌ててバタバタするのも、ちょっとほどほどにしておきたい今日この頃です。- 世の中は新型コロナウィルスの話題で持ちきり。毎日のように感染者が増えていきます。震源地である中国を除くと、感染者数が最も多い国になっています。単に感染者が増えているというだけでなく、クルーズ船の対応など含めてすべて後手後手で無策無能である、といろんな国々で報道され、すっかり国際的に信用を失いつつあることから、これから海外に行こうとしても入国拒否されるような事態にならないとも限らないと思います。政府は今頃になってようやく、コロナウィルス対策の専門委員会を立ち上げ、感染が広がらないための対策を先手先手でこれから考える、みたいなことを言っているようです。人混みはなるべく避けるように、というアナウンスをしながら、3月1日の東京マラソンは決行するらしい。どうやら一般参加は中止にして、オリンピック選考レースに特化するらしいけど、支払った参加料は返却されないとも？
- さて、入試の2期も終わり、いよいよ年度末が近づいてきたような気がしたりしなかったり。いろいろ今のうちにやるべきことと、やっておきたいことと、山積みになっている読みたい本と、今年度のいろいろ〆の仕事と、どこから手をつけていけばいいのか、まあ気持ちの上でばたばたしています。
2020.02.10
今年度の卒業研究発表会、卒業制作講評会が怒濤のように終わりました。年が明けてからばたばたの1ヶ月。なにが何だか嵐のように過ぎていき、翻弄されるばかりの日々。いちおう何とか最大のピークは過ぎた模様。やれやれ。今年はとくに制作の遅れが目立ち目立ち、講評会10時半からスタート、というのに前日中にパネルを印刷できず。8時前からスタンバイしてても印刷にかかれるものが少なく、講評会が始まってから裏でパネル化の作業をしていたり、ほんとうに準備不足バタバタの講評会突入となりました。講評会そのものは、今年は初の午前スタート、17題の講評を終えたのは20時半となり、なんと10時間に及ぶ！昼休みなど考えても、1題30分程度はかけたことになります。どうりでかなり疲れたわけだ。講評会とその後の打ち上げでいろいろ刺激を受けて、模型修正します！パネルも作り直します！と言っていたけど、その意志は果たして継続するでしょうか。月曜からさっそく作業に取りかかる勢いでしたが、午前中はまだ誰も現れず。。。- 卒研発表会、早くも記憶が曖昧になりつつありますが、いちおうまあ何とか全員発表に漕ぎ着けることはできました。発表の内容やパワポについて、互いに気づいたことを指摘し合っていたこともあり、ただ実験結果をとにかくずらずらと並び立てるものと比べると、話の筋が分かりやすい発表になったのではないかと思います。ただ、18時半に発表会が終わった段階で、卒制組の講評会に向けての目途がまったく立っておらず、とりあえずこの日は打ち上げもせず、すぐに作業にとりかかる状況でした。終わったー！感が今ひとつ。講評会も終わってとにかく一段落はしたので、あらためて打ち上げを行いましょう。