生活環境ギャラリー

生活空間設計製図 I　2007

2007年度より、通年科目であった「生活空間論演習」が半期科目の「生活空間設計製図1・2」に分割され、学生が自らデザインを行いプレゼンテーションする「設計製図」の色合いの強い演習科目となりました。
本「生活空間設計製図1」は、主に3年生の前期に履修される科目であり、本格的な製図を行う最初の演習に位置づけられます。授業の進め方としては前半では主に建物の構造を学びながら製図の基本的技術を習得することに主眼を置き、後半では4週間をかけて小規模な設計課題に取り組みました。自分のデザインした作品を模型や図面という形で表現し、講評会においてプレゼンテーションを行います。ここでは、それら作品の中から、比較的優秀と思われるものや特色のあるものを選択して紹介します。
本年はカリキュラム上の過渡期ということもあり、製図の基礎的演習から設計・制作までを半期のうちに行うという、タイトなスケジュールとなりました。学生にとっては初めての設計課題ということもあり、その出来にはかなりのバラツキが見られますが、やはり真面目に熱意を持って取り組まれた作品には、見るべきものがあるように思います。（空間デザイン研究室／橘弘志）　