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生活環境ギャラリー

生活空間設計製図 2 2016

課題1「6×6×6」

第一種低層住居専用地域内にある閑静な住宅地。幅6mの道路に接した12m×20mの縦長の敷地の北側に2階建ての住宅が建っている(東西北の隣地境界線からそれぞれ1mずつ離れた位置)。そこにはあなたとあなたの両親が暮らしていたが、この敷地の南側の空いた部分を利用して、6m×6m(36m2)の小さな離れを設計することにした。室内空間の高さは周囲の環境も考え、最大で6mまでとする。

以上のような設定で、6m×6m×6mの立方体におさまる空間を利用して、自分だけの自由に過ごせる空間を考え、立体的に設計するとともにインテリアをデザインする。空間の用途等は自由に設定する(全体を個人空間にしても良いし、趣味に用いても仕事場にしても良い。店やギャラリーなど、外に開いた機能を持たせることも可能)。室内には、「静」の空間と「動」の空間という二種類(以上)の空間を創り出すこと。

課題2「まちなかの小さな美術館」

実践女子大学隣のテニスコートの土地に、小規模な美術館を設計する。住宅地の中にある美術館であり、近所の人たちも気軽に訪れて美術と出会うことのできる空間を目指す。美術館には、展示だけでなく、資料収集・保管、教育普及、調査研究などの事業を行うところが多い。
近年ではさらに、情報発信、制作、娯楽等々、さまざまな形で利用者が参加できる美術館も登場している。この地域にふさわしい、そして地域の環境の質を向上させるような、豊かで個性的な美術館を提案してほしい。

75m×45mのほぼ長方形(4隅は45度で切り欠いてある)の敷地に、500 - 1000㎡程度の美術館を設計する。用途地域は第一種低層住居専用地域。建ぺい率50%、容積率100%、高さ制限12mとする。

課題3「地域に根付く保育園」

 旧実践女子短期大学の跡地の一部(2000m2)を子育て支援施設用地として日野市に提供し、ここに100人規模の認可保育所を建設する予定である。その保育所の設計を請け負う課題である。保育所としての基準・機能を適切に満たすことに加え、こどもたちの生活の場、発達の場として特色ある保育所を目指す。

 地域と連携したさまざまな取り組みや、地域の子育て支援などへも対応した保育所としたい。