2025年11月28日(金)
皆さんは「金融リテラシー」という言葉をご存じでしょうか。
「金融」というと自分とは縁遠い話と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、実は誰にとっても重要な「お金に関する知識・判断力」のこと。
お金に関してしっかりとした知識を持つことは、現在の生活を守るだけでなく、自身の未来を切り拓くことにもつながります。
「金融リテラシー=生きる力」という視点に立ち、その重要性を若い世代を中心とした多くの方々に伝えたいという思いから、今回の企画が生まれました。
第一部では、本学園の木島葉子理事長による特別講演「まずは知ろう!暮らしを豊かにする金融リテラシー」を基調に、所長・髙橋桂子教授による「金融リテラシー×昇進意欲」と兼務研究員・角本伸晃教授による「資産形成と不動産」など、自身の暮らしに関係する「金融」について学ぶことの重要性を発信する報告が行われました。
第二部では、「経験から語り合う お金との向き合い方」と題したパネルディスカッションを開催。多様な業界で活躍する卒業生をパネリストに迎え、兼務研究員・深澤晶久教授がコーディネーターを務めました。一方向ではなく、パネリスト達の体験談を聞いた学生達が、直接質問するという双方向の形をとることで、「お金との向き合い方」を自分自身の事としてとらえることのできる、実践的な学びの場になったのではないかと思います。
下田歌子記念女性総合研究所では、今後も「金融リテラシー」の重要性について発信を続けてまいります。
シンポジウムの詳細については、3月発行予定の「下田歌子記念女性総合研究所 ニューズレターNo25」にも掲載予定ですので、どうぞお楽しみに!