実践女子大学アート・コミュニケーション研究所 公開レクチャー・シリーズ(3)《「関係性の美学」とは何だったのか? 20年後の『関係性の美学』》を開催します(2/24)
実践女子大学アート・コミュニケーション研究所は、公開レクチャー・シリーズ3≪「関係性の美学」とは何だったのか? 20年後の『関係性の美学』≫を開催します。
フランス出身の理論家・キュレーターであるニコラ・ブリオー(1965-)が刊行した『関係性の美学』という本は、作品や作者を「関係」の創出という観点から論じたものであり、その新しい視点が話題になりました。その後、本書に対する様々な論争が起こることで、現在に至るまで影響を与えています。
本年は、その刊行から20周年であり、ブリオー関連で多くの発言をしてきた星野太氏を迎え、この本の内容を再確認すると共に、その影響について考えることにします。また、群馬で活動する現代美術作家の白川昌生氏と、アートと社会の関係性について発言してきた神野真吾 本研究所所員を加え、日本のアートシーンの諸問題からの討論も行います。
【日 時】2018年2月24日(土) 14:00~17:30
【会 場】渋谷キャンパス 創立120周年記念館
6階602教室
【スケジュール】
<第1部>14:00~15:30 公開レクチャー
「20年後の『関係性の美学』」
講師 星野 太(ほしの ふとし)氏
1983年生まれ。美学/表象文化論。東京大学 大学院総合文化研究科博士課程修了。
博士(学術)。現在、金沢美術工芸大学専任講師。
著書に 『崇高の修辞学』(月曜社、2017年刊)、
編著に The Sublime and the Uncanny.(UTCP、2016年刊)、
共著に 『コンテンポラリー・アート・セオリー』(イオスアートブックス、2013年刊)、
『キュレーションの現在』(フィルムアート社、2015年刊)、
訳書にカンタン・メイヤスー『有限性の後で』(共訳、人文書院、2016年刊)などがある。
<第2部>15:40~17:30 第1部を受けて討論会
■司 会
椎原伸博 本研究所所長 実践女子大学実践女子大学文学部教授
■ゲストコメンテーター
白川昌生 現代美術作家
■コメンテーター
神野真吾 本研究所所員 千葉大学教育学部准教授
【定 員】130名 先着順
【参加費】無料
≪お問い合わせ≫
実践女子大学アート・コミュニケーション研究所
jissenaci@gmail.com