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国文学研究資料館と覚書調印 ~新日本古典籍総合データベースに協力~  大学所蔵の資料群をカラー・デジタルで国内外に公開

2018年07月23日

実践女子大学(日野市、城島栄一郎学長)は、7月5日(木)、国文学研究資料館(立川市、ロバート キャンベル館長)と同館が構築する新日本古典籍総合データベース構築協力に関する覚書を同大渋谷キャンパスにおいて締結いたしました。

 国文学研究資料館は、平成26年度から開始された「日本語の歴史的典籍の国際共同研究ネットワーク構築計画(歴史的典籍NW事業)」において、新日本古典籍総合データベースを構築しており、主として世界各国の日本古典籍研究者の研究・利用に貢献しています。

 本学は、「歴史的典籍NW事業」に参画する関東の私立女子大学として最初の画像公開となります。

 実践女子大学・実践女子大学短期大学部図書館には、源氏物語の古注釈書、漢籍、日本漢詩文の研究書において貴重な資料を多数所蔵した元本学学長・山岸徳平博士の旧蔵書である山岸徳平文庫、江戸時代の国学者黒川春村、真顔、真道の三代にわたって収集した書籍のうち、源氏物語や徒然草・枕草子などの物語、随筆関係の写本・刊本を所蔵する黒川文庫や、本学が収集した和歌、物語、国語学、香道、料理本など、幅広い分野の写本・版木を所蔵する常磐松文庫があります。

 当事業に協力することにより、本学所蔵の貴重な資料群をカラー・デジタル資料にて公開し、国内外の研究者・教育者に幅広く利用いただけるようになります。

 また本学においては美術的な価値を有する奈良絵本等のカラー・デジタル化に加えて、検索機能や資料の拡大・縮小などの操作機能を備え、より閲覧しやすい形でコンテンツを提供できるため、学生へのサービス向上と教育分野における研究の発展に寄与することが可能となります。

 国文学研究資料館のロバート キャンベル館長は調印にあたり、「歴史的典籍NW事業は、本年で5年目を迎え、さまざまな大学と連携してまいりましたが、今回実践女子大学の近世・江戸時代の貴重な資料がデータベースに搭載されることは、日本文学の研究の推進に大きく寄与するものであります」と述べ、城島栄一郎実践女子大学・実践女子大学短期大学部学長は「来年創立120周年を迎える本学の創立者、下田歌子は日本文学、国文学に力を注いでおりました。120年の歴史で培われた資料が、世界に公開され、研究に利用されることは、本学にとって喜ばしく名誉なことであります」と述べました。

画像イメージ

ロバート キャンベル館長(左)、城島栄一郎学長(右)