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「山岸徳平文庫目録 —日本漢詩文・儒学—」を刊行しました

2017年04月25日

実践女子大学は、2017年3月1日に「実践女子大学図書館蔵 山岸徳平文庫目録 —日本漢詩文・儒学—」を刊行しました。この目録は、本学の元学長・山岸徳平博士の旧蔵書7,070点により構成される「山岸徳平文庫」のうち日本漢詩文と儒学をテーマに編纂されています。

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山岸博士は、1893年11月新潟県西蒲原郡西川町生まれ。1924年3月東京帝国大学文学部卒業、同大学院を修了して教育・研究者の道に進み、東京文理科大学(現筑波大学)教授、実践女子大学文家政学部教授を経て、本学学長を二度にわたり務めました。1987年5月没、93歳。研究分野は、源氏物語をはじめとする中古・中世物語文学、中国思想・文学、日本漢詩文、儒学等非常に多岐にわたり、その収書も国文学全般から漢籍に及ぶ幅広い構成になっています。

実践女子大学図書館は、1977年に本学に寄贈された「山岸徳平文庫」の目録編纂に多年にわたり取り組んできました。先ず、漢籍の部860点について、1990年から1993年にかけて本学文芸資料研究所の「文芸資料研究所年報」に目録を連載しました。そしてこの度、その続編として、日本漢詩文(江戸時代までの日本の漢詩人や学者が作った詩文集)1,607点、儒学92点、合計1,699点の目録が完成しました。

特に、山岸先生の日本漢詩文コレクションは、我が国中世・近世文学研究、明治期近代文学研究の第一級資料として著名であり、この目録刊行が研究の進展に大いに裨益するものと確信しています。なお、引き続き2018年3月に仏書・儒学補遺(783点)の部を刊行し、さらに国書3,728点の目録刊行をめざしています。

「実践女子大学図書館蔵 山岸徳平文庫目録 —日本漢詩文・儒学—」は、実践女子大学・実践女子大学短期大学部図書館で閲覧できるほか、実践女子大学学術機関リポジトリに掲載予定です。