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2018年2月(その3)

現代生活学科「プロジェクト演習a(環境・エネルギー)」紹介(その3)
「木質バイオマスエネルギー導入による地域経済の向上」

現代生活学科の2年生後期設置の「プロジェクト演習a(環境・エネルギー)」(菅野 元行 准教授担当)の続編です。
引き続き、2017年度履修生の内容の一部を紹介します。

画像イメージ今回は鷹居瑞希さんのプレゼン資料です

鷹居さんは「プロジェクト演習a(環境・エネルギー)」で「木質バイオマスエネルギー導入による地域経済の向上」について調査・検討を行いました。

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まず、バイオマス発電や、木質バイオマスをエネルギー利用することのメリットについて検討しました。

Carbon Neutral(カーボン ニュートラル)という言葉をご存知でしょうか。
バイオマスは石油、石炭、天然ガスといった化石燃料と同様に有機化合物から成っていますので、燃焼させると二酸化炭素が発生してしまいます。

しかし、外部からエネルギーを投入せずにバイオマスをエネルギー利用すると、その際に発生する二酸化炭素はもともと植物等のバイオマスが光合成により大気中から取り入れた二酸化炭素となりますので、実質的には大気中の二酸化炭素を増加させません。
(バイオマスのエネルギー転換の際に化石燃料等による外部エネルギーの導入や、急激な大量利用を避け、緑化・植林を促進することが必要です)

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再エネ先進国であるドイツはバイオマスの地域利用も盛んです。

バイオマスの地域利用は主に、木質バイオマスとバイオガスが挙げられますが、
その内、村全体で木質バイオマス利用に取り組んでいるドイツのユーンデ村の事例を検討しました。

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「木質バイオマスエネルギー導入による地域経済の向上」について鷹居さんが検討した結果です。

現代生活学科のプロジェクト型演習の取り組みは今後の社会の理想形を検討しますので満点の正解が存在しないことを前報で書きましたが、
同時に継続して情勢の変化を見極めたり、多くの事例を検討して研究を深めていける醍醐味があります。

我が国のエネルギー(電力、燃料、熱)はまだ9割近くを化石燃料に依存している状況ですが、パリ協定に代表されるように、海外の諸国では再エネへのシフトが急激に進んでいます。

今後の日本の・世界のエネルギーはどうあるべきか、一緒に考えていきませんか。
意欲ある学生さんのご入学をお待ちしております!