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降旗 芳彦

文学部 美学美術史学科 准教授

降旗 芳彦(ふりはた よしひこ)

FURIHATA Yoshihiko

研究室
渋谷キャンパス 1514
専門分野・専攻
哲学・倫理学を研究分野としていますが、特にヨーロッパの古代・中世の倫理思想に関連する問題の中から、現代の倫理学にも共通する問題を取り上げて研究しています。
教育研究情報
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最近の研究テーマ等

人間の何らかの行為の責任を問う際、その行為が自発的な意志によるものかどうかということが問題になりますが、そもそも人間の意志とは自律的なものなのか、何らかの因果関係によって必然的に決定するものなのかという問題が、倫理学上の大きなテーマの一つになっています。この課題との取り組みの一環として、近年はキリスト教の思想家アウグスティヌスの著作『自由意志論』にもとづき、意志の自由および意志の起源に関するアウグスティヌスの思想について研究しています。また意志は善と悪のいずれをも選択する可能性があるから自由であるというアウグスティヌスの主張との関連で、アリストテレスの著作『霊魂論』等にもとづき、意志の成立を可能性の実現と見なす理論についても研究しています。

主な担当授業と概要

哲学入門a

西洋の学問全体の土台とも言える古代ギリシアの自然哲学にまでさかのぼって、その発生と展開の過程をたどりながら、西洋思想の根底にどのような自然観や人間観が横たわっているかについて、予備知識がなくても理解できるよう、易しく解説しています。

倫理学入門a

ソクラテス以来の倫理思想の系譜をたどりながら、西洋の倫理観の柱となるようないくつかの典型的な倫理思想を紹介し、それらを具体的な状況に当てはめて、われわれにとって身近な倫理的問題とのかかわりで理解していくように努めています。