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広井 多鶴子

人間社会研究科 人間社会専攻 教授、男女共同参画推進室長

広井 多鶴子(ひろい たづこ)

HIROI Tazuko

研究室
渋谷キャンパス 1203
専門分野・専攻
教育社会学、家族社会学
個人ホームページ
http://hiroitz.sakura.ne.jp/別ウィンドウ
教育研究情報
研究者情報データベースへのリンク別ウィンドウ

最近の研究テーマ等

現在の子どもには様々な「問題」があると自明のように語られている。その原因を親子関係や家族関係に求める言説も、また、その背後にある社会や国家に求める言説も、今日の子どもや親子関係が様々な「問題」をはらんでいると捉える点では変わらない。
このように、子どもの成長・発達にかかわる問題の原因と責任を、第一義的に親子関係に求める言説が、いつどのように形成されてきたのかについて、以下の点から研究を進めている。
(1)親には子どもを養育する「自然」の権利・義務があるとする法制度の形成過程 (2)家族は社会の自然的な基礎単位であるとする言説の成立過程 (3)核家族論の登場と核家族化批判の形成過程 (4)不登校や児童虐待、少年犯罪などをめぐる言説と政策

主な担当授業と概要

人間教育学概論

この授業では、主に家庭教育と親子関係について扱う。現在、家庭の教育力の低下や親子のコミュニケーションの減少、児童虐待の増加などが指摘されている。こうした問題について、はたしてそう言えるのか、データをもとに分析する。

家族社会学

家族はいつの時代もどんな社会にも存在する「社会の基礎単位」として考えられてきたが、この授業では、そのような家族観がいつどのように成立したのかについて考えていく。また、結婚、離婚、未婚化・晩婚化、少子化など、今日の家族のさまざまな課題や問題について考察する。

研究室・ゼミ紹介

ゼミのタイトルは「子どもと家族の社会学」。子ども、若者、親子、家族、学校、教育、女性労働などに関心のある学生が集まるが、関心はかなり様々。
3年の演習では、上記のテーマに関して、共通の文献を読んだり、ディスカッションをしたりする中で、それぞれ自分の研究テーマを見出すことと、研究の方法を身につけることが課題。4年の演習では、それぞれが卒業論文の完成を目指して研究を進めるとともに、それについてゼミで集団的に検討する。

卒業論文題目

「なぜ高齢女性は貧困なのか」「シングルマザーの貧困」「男女の賃金格差の現状と要因」「子どもの貧困率はなぜ上昇したのか」「男性の育児休業取得率はなぜ増えないのか」

趣味・特技

花木が好きです。ガーデニングに夢中になった時期があったのですが、今は華やかな園芸種より、山野草や雑木に惹かれます。

受験生へのメッセージ

迷ったら(迷う価値のあるものは)、やってみる。やってダメでも、「タダでは起きない」。
「忙しい人ほど、多くの時間を持つ」。自分で自分の手足を縮めず、色々なものにチャレンジしてください。