画像イメージ

ここからページの本文です

池田 三枝子

池田 三枝子

文学研究科 国文学専攻 教授、文学部長、学園理事

池田 三枝子(いけだ みえこ)

IKEDA Mieko

研究室
渋谷キャンパス 1310
専門分野・専攻
わが国最古の歌集である『万葉集』を中心に、上代文学(奈良時代以前の文学)を研究しています。上代文学のおもしろさは、日本古来の呪術的な要素と、当時最高の先進国であった中国や朝鮮半島諸国から受けた影響とが複雑に混じり合っているところにあります。
教育研究情報
研究者情報データベースへのリンク別ウィンドウ

最近の研究テーマ等

一般に、『万葉集』の歌表現を研究する場合、特定の歌人(柿本人麻呂とか大伴家持とか)を考察の対象とする論と、特定の時代(初期万葉とか後期万葉とか)を考察の対象とする論と、二つに大別されます。しかし、そのどちらでもなく「文学圏」(歌人同士のネットワーク)という単位で歌表現が継承され、発展して行く様相を研究することが有効だと考えています。
その際、歌表現に見られる〈景〉(=風景)と〈情〉(=心情)との関係性を中心に、作品の特異性や相互の関係性を考察しています。

主な担当授業と概要

上代中古文学史a —日本神話を読む—

 『古事記』の神話を読むことにより、古代の人々の生活・習俗・信仰・思想などを理解して、上代文学に親しみ、上代文学を出発点とする日本文学全体に対する理解を深めて行きます。

上代中古文学演習a1 —柿本人麻呂の歌を読む—

後世の人々から「歌聖」と讃えられた万葉歌人・柿本人麻呂の歌を読み進めていくことにより、上代文学に親しみ、上代文学についての理解を深めて行きます。

研究室・ゼミ紹介

日本の神話や伝承、古代の呪術的な信仰や習俗を勉強したい学生が半分。
大学に入ってから学んだ『万葉集』に関心を持った学生が半分。
毎週のゼミでは、各自の卒論テーマに関する研究発表を行います。神話と和歌——分野が異なるようでいても、同じ時代に生まれた作品には同一の発想の基盤があるので、討論を行うなかで、発表者だけでなく全員の知識と理解が深まって行きます。
季節ごとの懇親会の他に、夏休みには上代文学ゆかりの地を訪れる合宿を行ってゼミ生同士の親睦を深めて行くので、ゼミの中で「生涯の友」を見つける学生も少なくありません。

卒業論文題目

・黄泉国神話研究
・ヤマタノヲロチ神話研究 —蛇神信仰を中心に—
・万葉歌にみる古代信仰 —霊魂信仰を中心として—
・額田王考
・大伴坂上郎女の恋愛 —男を魅了する歌—

趣味・特技

【好きなスポーツ】 テニス(球技は球が大きくなればなるほど苦手です)
【得意なスポーツ】 スキー(SAJ1級持ってます)
【大好きな生き物】 ペンギン(国文学科のゆるキャラもペンギンです)

受験生へのメッセージ

学問に限らず、どんな知識でも「幅」が必要です。
狭い知識しか持たずに社会に出るのは、平均台の上をおっかなびっくり歩くようなもの。
広くて深い知識を持って社会に出れば、広い道を堂々と進むことができます。
国文学科の「学び」を通して、日本の文化や日本語に対する広い知識を身につけて、社会にはばたいてもらいたいと願っています。