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児島 薫

文学研究科 美術史学専攻 教授

児島 薫(こじま かおる)

KOJIMA Kaoru

研究室
渋谷キャンパス 1505
専門分野・専攻
日本近代美術史。特に官展(明治末から戦前まで政府が主導した展覧会)を中心に美術展覧会、美術館といった制度についても研究しています。授業や卒論指導では日本の現代美術、博物館学も担当しています。
教育研究情報
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最近の研究テーマ等

明治以後の日本美術史。中でも(1)明治期にヨーロッパに留学した画家たちについて。留学体験とその後の日本での取り組み。(2)大正期、昭和戦前期に東アジアを旅した日本の画家たちの作品について。(3)女性の画家たちの活動。特に香雪記念資料館で所蔵する近代の女性画家について。

主な担当授業と概要

「日本近代美術史特講a、b、c、d」

半期の授業として、隔年でa、b、c、dの4つを開講しています。日本の近現代美術史は新しい研究成果が日々更新されています。この授業では、明治から昭和までの日本の美術を概観しつつ、毎年最新の研究成果を取り込んでアップデートしています。また開催中の展覧会をみなさんに見に行ってもらうよう、解説して紹介しています。

「日本近代美術史演習a、b」

実際に作品を見て作品の表現をどのように言葉で表して伝えるかを学びます。授業の最初にはキャンパスメンバーズを利用した東京国立近代美術館見学や、近隣の美術館の展覧会見学をおこないます。レポートを々添削して、適切な言葉遣い、文章表現を磨きます。またディスカッション、発表を通じて互いに異なる見方があることを知り、作品理解を深めていき、卒業論文執筆へとつなげていきます。

研究室・ゼミ紹介

日本の明治から昭和の絵画、彫刻、工芸、建築、デザイン、現代アート、博物館学に関わることなど、多様なゼミ生を受け入れています。そのため、卒業論文の指導では個別の面談形式でおこなう時間を多くとります。そのため学期の始めと終わりには全体での発表会など集まる機会を設けて、お互いに交流を深めていけるようにしています。日本近代美術を知るには幅広い美術の知識が必要なので、積極的に美術館に行き、日本、西洋問わず展覧会を見る学生さんを歓迎します。

卒業論文題目

挿絵画家の描いた女性像−竹久夢二・高畠華宵・中原淳一・高橋真琴を中心に−
東山魁夷と海景作品ー《朝明けの潮》と《濤声》を中心に
萬鉄五郎の自画像の分析
三岸好太郎の作品における蝶と貝殻のモチーフについて
藤田嗣治が描いた戦争画の比較ー戦争画とプロパガンダ・ポスターの相違についてー
草間彌生の軌跡ー作風の変化と広がり

趣味・特技

研究対象としてでなく、時間と体力のゆるす範囲で、日本西洋を問わず、現代美術まで、あらゆる分野の作品を見るために美術館、ギャラリーなどをまわっています。

受験生へのメッセージ

私自身も大学で美術史を学び、美術館学芸員がキャリアのスタートでした。美術館が好き、絵を見るのが好き、歴史が好き、という人には、美学美術史学科はとても楽しいところです。そして西洋美術も好き、日本美術も好き、どれかに決められない、という人には日本近代、現代美術について勉強することをおすすめします。作品について言葉で説明することや資料を集めることを学ぶことは卒業後の社会経験に役立ちます。作品を見に行く行動力も卒業後の力になります。